モノは試し。
- 2018.09.08 Saturday
- 19:31
春巻きの皮、いろんな野菜、とろけるチーズ(私にとっては贅沢な一品だよ)、豚バラ肉……
何をするかというと、これらを春巻きの皮で包んで、冷凍しておこうという……ビンボー人の食生活を少しでも楽にするというか(笑)というよりも、最近は、ようやく、包丁を手にしても大丈夫かな?というところまで、握力が戻ってきたので、リハビリを兼ねての料理をしてみようと思ったのだ。
お給料が少し入ったその日に、買い物へ行って、あれこれ、考えながら買ってみる。
もともと、春巻きの皮のレシピは、実家の母もよくやっていたのだが、料理研究家の「ツレヅレハナコ」さんのレシピなども参考にさせてもらっている。
ツレヅレハナコさんのことは、マンガ「ワカコ酒」作者・新久千映さんのエッセイマンガで知った。
千映さんも、
「ツレハナさんの春巻きの皮レシピは、何を巻いてもおいしい」
と描いていらっしゃったこともあるし、冷凍しておけば、好きな時に使えるという……まぁ、準備は大変だけれど、それでも、時短できるということもある。手軽にできそうだと思ったので……はい。
おっきな春巻きの皮を真ん中からスパッと切って、室温に戻しておく。
わけぎを刻み、タケノコの水にも細く切る。大葉を水洗いして、豚バラ肉を1枚ずつバラして軽く塩コショウをふっておく。とろけるチーズは細かく縦に切っておいて、インゲンやアスパラガスは5センチ幅くらい。
春巻きの皮を丁寧に1枚ずつ剥いで、さて、好きな組み合わせで包んでいこう。
これが意外と手間取った。
もとから不器用な私、なかなか……うまくいかないんだよね。それでも、なんとか、苦心しながら……不格好だけれど、ま、誰かに食べてもらうわけではないから、いいや(笑)
黙々とやっていたら、窓の外が暗くなってきた。夢中になっていたらしい。20包みくらいはできたかな。
破れてしまったものが3包みくらい…いいや、これ、今日の夕食にしてしまえ。
出来上がった分をわけて、フリーザーバックに入れて、形を整えて、冷凍庫へ。これで少しは保存が効く。
フライパンにごま油を少し引いてから、中火くらいでチリチリ……その後、思い立って、少しお水を入れて、蓋をして蒸し焼き。
その間に、こむすびにしておいたご飯をひとつ、チンしてお茶碗に入れる。きゃべつがあったから、少し刻んでおいた。
「お?」
フライパンの蓋を取ってみると、いい香り…大葉の香りだね。
それをキャベツの上に並べて、はい、夕飯の出来上がり。
調味料に悩んだが、お醤油と、最近、愛用しているカロリーカットのマヨネーズを少し、用意。
あ、破れたところからチーズがとろけてる(笑)
「では……いただきます」
チーズと、アスバラと大葉……おお、これ、けっこういける。
豚肉とわけぎと大葉も、ボリュームがあって、軽く豚肉に塩コショウしておいたのが正解。お醤油をほんの少しつけただけで、あっさり食べられる。
最後はタケノコと大葉と豚肉だが、タケノコの歯ごたえと大葉の香りが、またいいんだわ。
うんうん、我ながら、これはうまくできたと思うぞ(笑)
ほかにも、いろんな組み合わせで包んであるから、後日、楽しみにしておこう。
これ、ほかにもいろんな野菜とかお肉とか……おさかなもいいかな……下茹でしないといけないかもしれないけれど……それくらいの手間は惜しんではいかんね。
リハビリも兼ねて、少しずつやっていくの、いいんじゃないかなぁ。楽しいし。
だが、手足の痺れや痛みは、完全にとれたわけじゃない。
ひと通り、片付けなどが終わってから、しばらくしたら、包丁を握っていた利き手が、痛い……痺れる。
ま、出来るときに、少しずつでもやってみるっていうの、大事だもんね。一気にやろうとしなくてもいいんだよな