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うれしかった。
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    「おお、本当に体形が違うな」

    夕方の世田谷区の某駅で待ち合わせしたTさんが、私の姿を見て言った。

    入院前に私の姿を見ていたので、彼はよく知ってくれているし、今も時々、チャットなんかでやりとりさせてもらっている。ちょっと愚痴っぽくなっても、オトナの男性であるTさんは、それを聞いてくれる……おにいちゃんみたいな人だ(本人は「おじさん」と言っているが)。

    私がどうしても行きたいお店があって、Tさんがそれにお付き合いしてくれるというカタチになった。

    「待ってー、ゆっくり歩いてくれぇ」

    「ああ、ごめん。ついつい……」

    私も、いつものスピードで歩こうとしてしまうんだけれど、やはりしんどいんだよね。

    目的のお店は土曜日の夕方ということもあって、やはり賑やかだったけれど、回転が速いので、すぐに通してもらえた。

    「ホントにひとまわり、小さくなった気がする」

    と、改めてTさんが言う。私は笑って、

    「うん。ひとまわりなんて話しじゃないかもしれないけれどさ」

    「あー……こういう言い方するのもなんだけれど、前の体形って、どう考えてもふつうじゃなかったもん。それに、今は、胸のほうがちゃんと出てる(笑)」

    「あ、ひどーい(笑)そんなに胸があるニンゲンじゃないのにー!」

    大笑いしてしまった。

    オーダーしたものを食べながら、いろんな話をさせてもらった。

    Tさんも、実は先月に、ちょっとしたことで入院・手術したので、その時の話しとか、私の治療の話しとか…私よりずっと、世の中を知っている人だから、自分の同僚さんの話を例に引き出してくれたりして、わかりやすく話しをしてくれる。

    私がちょいと……ある言葉に振り回されていることを愚痴ったら、

    「相変わらず気にしすぎの性格だな、まったく(笑)」

    と、笑い飛ばしてくれた。

    「その立場にならんとわからんさ……ほっとけ。そのうちに、報いはくる。どんな形でもね」

    「……うん」

     

    「そういえば、例の人には会ったのか?」

    「んー、まだ。Tさんも知っているかと思うけれど」

    「ああ、そうかもな。ま、気長に待つのがいいさ。急いでもいいこと、ないよ」

    「そうだねぇ」

     

    私がTさんの前でニット帽を一度だけ、はずして被りなおしたのだが、はたと気づいたらしい。

    「あ、そうか。髪……も、そろそろか」

    「そうなんだよ〜。もともと、髪もそれほど濃いほうではないんだけれどさ(笑)」

    「いいじゃん、この際だからウィッグとかで遊んでしまえ。僕の同僚の女性も、けっこう遊んでいたよ。今はコスプレ用のウィッグとかあるから、仕事用とプライベート用で分けていたみたいだし」

    「出来はいいけれど、医療用はさすがに高いよー」

    「だろうな。あんたはとにかく、ネガティブに物事を捉えすぎるよ(笑)いいんだよ、なんでも前向きに考えれば。ちょっと言い方は悪いかもしれないけれど、今の立場を逆手にとって…人には経験できないことを経験しているって思えばいい。まぁ、僕もできれば避けたいことだけど、でも、いつ、自分にも降りかかってくるかわからないことだからね」

    「うん」

    「あんたはね、すごいんだよ。こうやって、自分の病気のことを隠さず、話しをしているんだから。それだけでも、すごいことなんだよ。大丈夫だって、まだまだこれからなんだからさ」

    「うん、ありがとう」

     

    御礼を言って、駅でわかれる。

     

    帰りの電車の中、窓ガラスに映った自分を見る。

    しっかり、完全防備をしているので、かなりアヤしいニンゲンにしか見えないのだが(笑)、でも、今の自分がそこには映っていた。

    まだまだ……先は長いのよね……

     

    Tさん、一緒してくれて、本当にありがとう。

    すごいうれしかったです。

    また遊んでくださいませね。

    posted by: sasayan | にちじょう。 | 09:36 | comments(0) | - | - | - |