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ぼちぼち…
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    勤務先へ顔を出してきた。

    この日は体調も気分も、すごくラクだったので、実際に自宅から行くことが出来るのか?ということもあり……

    いつもであれば特急で行くのだが、快速急行に乗り、山手線に乗り換え、会社の最寄駅で降りる。

    駅からは少し歩く。久しぶりにビルの間を歩いて、勤務先へ向かった。

    会社の前で立ち止まる。

    カバンの中にはIDカード、入っている。少し考えたが、IDカードを取り出して、職員専用口から中へ。エレベータでロッカールームへ行ってみたが、時間も時間だったので、誰もいない。ちょっとホッとした。

    自分のロッカーを確認して、中を軽く整理して、ふたたび扉を閉じる。

    「どうしようかな……」

    と、また少し考える。階段を上がり、勤務している部屋のドアの前で、再び考えた。

    「あ…」

    ドアが開いて、事務担当のSさんが出てきた。

    「どちら様でしょう?」

    と、訝しげ。

    うわ、私だとわからないんだ(笑)慌ててマスクを外して、

    「私です!ささき(仮名)です!」

    と言うと、

    「うわ!?びっくりした!マジか〜っ?!」

    「お久しぶりです……」

    「話し、聞いてるよ。大丈夫なのか?歩き回っても」

    「はい。おかげさまで今日は……」

    少し話しをすると、Sさんはドアを開けてくれて、中へ入れてもらった。

    (あ、久しぶりだ)

    中へ入ると、いつもの雰囲気がわかる。でも、今日はだいぶ落ち着いているかしら。

    そっと、フロアへ……誰も私だとわからないみたい、やっぱり(苦笑)

    入口近くのデスクにいたSVのUさんに、小さく声をかけてみる。

    「Uさーん、Uさーん……」

    ふっと気づいてくれて、顔を上げてくれたUさん、私の姿を見ると、細い目が見開かれた。

    「おお!ささきさんか?」

    「はい、お疲れ様です……お久しぶりです」

    すると、次々と私に気付いてくれた人たちが来てくれた。通りかかった同僚の中でも、最初は私だとわからず、しばらく顔を見て、私だとわかると、顔が驚きに変わる。やはり、それだけ体形が変わったということなんだなぁ。改めて痛感。

    やっぱり、まずは体格を見てびっくりする。一体何があったの?と……一部の人たちには、長期休養の件は話してある(派遣元の担当が、とてもしっかりしている方なので、私も報告を欠かさず、勤務先への報告はお任せしている)のだが、ほとんどの人は知らないはずだ。

    「いや、実はね……」

    と、正直に話をすると、次は絶句。

    「だーいじょうぶですよ。おかげさまで。生命、繋いでもらったし、今日は痛みも少ないし、気分もいいんです」

    「でもさぁ…」

    「まさかそんなことになっていたなんて!」

    なんか、嬉しかった。

    そこへやってきたのは、フロアの受付長、Nさん。私の姿を見て、びっくりしたと同時に、喜んでくださいまして……少し、お時間をとって、お話しまでしてくれたのでした。

    またこちらの部署に戻りたいということを、派遣元を通じて話しをしてあるはず。Nさんは言ってくれました。

    「今は仕事や契約のこと、気になっているかもしれないけれど、全然心配しなくていいから。とにかく、今は治療に専念して、しっかり身体を休めて欲しい。僕たちは待っているから、大丈夫」

    と……

    「今回の病気だって、タイミングでこうなっただけだしね。早めに病院に行って正解だよ。仕事のことは気にしないで。派遣元の担当さんもそう言ってくれているはずだよ」

    ホント……ありがたかった。

    丁寧に頭を下げて、お礼を言う。

    「抗がん剤の治療、しんどいんだってね」

    「はい、実はすごくしんどいです」

    「僕は話しでしか聞いたことがないけれど……今はカラダを大事にしてください」

    ホントに嬉しかった。

    少しフロアの人たちに会っていくといいよと言ってくださったので、ちらっとフロアに戻る。邪魔にならないように、片隅に立ってフロアを見渡した。先ほどとはまた違った人たちが私に気付いてくれて、声をかけてくれたりも。

    「戻ってくるの?」

    「いや、まだわからないんだよ。ドクターストップがかかっているんだよね。私は戻りたいって、派遣元の担当と、あと、今、受付長にもお話しさせてもらった」

    「そうかそうか」

    「大丈夫、Oさんも同じ病気から復活して、今は昼間の仕事に移動して、短時間から始めているから」

    「え?Oさんもそうだったの?」

    「そうだよ。うちの部署、意外とそういう人、多いぜ」

    ほかの人たちとも少し話をする。みんな、体形が変わりすぎた私を見て、びっくりして絶句していたかなりけれど……

    「戻ってきてよ。あなたは即戦力なんだからさ」

    というありがたい声もかけてもらえた。

    本当に嬉しかった。

     

    リフレッシュルームの自販機で缶コーヒーを買おうと行くと、フロアのオバ様軍団が私を見つけて、なにやらひそひそ話し。

    相変わらずだね、あの集団は。

    とりあえずは、軽く頭をさげて、その場を後にした。

     

    この日はかなりの距離を歩いていたはずなのに、足取りが軽かった。

    うれしかったな……本当に。

     

    まずは、今の体調を、なんとか戻すようにしないと。

    また来週、2回目の抗がん剤投与がある。なんとか……乗り越えなきゃ。

    posted by: sasayan | にちじょう。 | 01:31 | comments(0) | - | - | - |