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風の音色。
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    神奈川県内に住んでいながら、県内を歩いていない気がする。
    療養中の今は、時間だけはあるので……少し考えたが、必要なものを持って、着替えて外へ出た。
    向かう先は、鎌倉市。
    それほど離れていない街なのに、なかなか行く気にならなかったけれど、子供たちの夏休み前に行っておこうかな…という気持ちになったので、重い腰を上げたという感じだ。

    最寄り駅の券売機で、江ノ島・鎌倉フリーパスを購入。こういうタイプのフリーパス、実は初めて使うんだよね。

    時間はたっぷりある。のんびり……とはいえ、今の体調ではあまり無理はできない。
    考えながら動かないと、体力の限界をすぐに迎えてしまうからだ。
    行きたい場所はたくさんあったけれど、行く場所を絞り込んだ。無理しない程度にして、どうしてもだめだと思ったら、本当に無理になる前に帰宅する。これ、今の私には大事なこと。

    平日の昼間にもかかわらず、江ノ電は賑やかだった。
    今までは見ていただけの江ノ電に乗ったのは初めてだったりする。
    ことことと揺られて、民家の間や海に面した線路を走る。
    素朴だよなぁ。
    観光電車としての顔と、沿線住民の方のための生活路線としての顔、両方を持っている江ノ電。嫌いではない。

    いくつかの場所を巡り、最後にやってきたのは、長谷寺。
    石段を上がるのがちょっと大変だったけれど、8か月前の体格とはまったく違うので、それほど苦にならない。鮮やかな緑のトンネルを抜けて、頂上へ行くと立派な本堂。
    長谷観音様にお参りをして、再び外へ出ると、
    「おお……」
    見晴らしのいい場所へ出てきた。
    休憩できるところがあったので、水分補給も兼ねて、少し休むことに。
    民家の屋根が少し続き、その向こうに海が見える……ちょっと曇り空だけれど、かえって風があって、心地よい。
    しばらく海を見ていたら、どこかからかなにかの音色がする。
    振り向くと、大きな桜の木があって、枝にはウインドベルがいくつかぶら下がっていて、それが風に揺られて、これまた心地よい音色を奏でていたのだ。
    「……」
    何かに惹かれるようにして、私はその樹木のそばへ。
    木の下には、長谷寺で祈願された札(散華)があり、そこに願い事を書いて、奉納する。
    少し考えたけれど、ウインドベルの音に惹かれ、散華を一枚、いただいて、願い事を書いた。
    書いている間にも、心地よい音が包み込んでくれて……じわりと涙が出てきた。
    なんというのか、心に直接、響いてきた気がするんだ。
    優しくて、雅な音色……風雅っていうのかな。
    「ああ、これ、風の音色なのかな」
    そう思った瞬間、涙が止まらなくなったので、慌てて人の目を避けた。
    散華を納め、しばらくその枝の下に佇む。
    じわりじわりと、心に染み入る音色。いつまでも聞いていたいくらいに、とても心地よかった。

    あとで長谷寺のサイトを読んでみたら、これは「かんのんね」というもので、夏の限定ものらしい。
    「天から差し込む光」を表現すると言われる、雅楽の楽器「笙」の音からインスピレーションを得たものだとか。
    なるほど、それで……あんなに優しい音がするのか。

    風雅な音……とっても優しい音色。

    優しい音色を風に乗せて……観音様のいらっしゃる空の向こうへ、祈りと願い事を届けてもらえたらいいな……

    あの音色は、私にとって、今日のいちばんの「癒し」。

    また折りを見て、お伺いできたらな……と、素直に思った。

    ふたたび、江ノ電に乗る。
    さすがにちょっと疲れてきた。
    手足の痺れがきつくなってきたので、これ以上は無理できないなと判断して、帰宅することに。

    電車の中で、少しうたたね……あの風の音色が聞こえてくる。
    本当に心地よかった。
    posted by: sasayan | つぶやき。 | 22:55 | comments(0) | - | - | - |