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異世界居酒屋「のぶ」 (7) (角川コミックス・エース)
異世界居酒屋「のぶ」 (7) (角川コミックス・エース) (JUGEMレビュー »)
ヴァージニア二等兵
コミカライズ版の最新刊です。
この巻で主要登場人物がほぼ、揃ったことになるのかな?
「のぶ」最大の敵(笑)ダミアンが、またまた店に襲来。まぁ、最後は白狐様の怒りを買って「神罰」が下されますが、自業自得ですね〜。
「魔女」こと、イングリドさんを捜していた、「大司教」=ロドリーゴさんもようやく、姿を見せてくれましたし、アルヌはついに家督を継ぐと宣言、その御披露目式も「のぶ」で行われ、錚々たる顔ぶれが店に揃います。
人が人を呼び、身分関係なくおいしいものをおいしいと言って食べて、楽しめる、あたたかい店、それが「のぶ」。みんな、この店が大好きなのです。
信之さんとしのぶちゃんは、改めて、古都に店が繋がったことにしみじみ、しているようです。
キャラ原案・くるりさんのイラストを基にした、ヴァージニア二等兵さんの描くキャラクターたちが、本当に素敵で、何度呼んでも面白い♪
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カイト V3(KAITO V3)
カイト V3(KAITO V3) (JUGEMレビュー »)

ついに意を決してインストールしました。さて、この先、どうするつもりなんでしょうね、私…
でも、やってみないとわからないから…うん。とにかく、動かしてみようと思います。
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本当に良かった(号泣)
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    実家の父、手術。

    少し前から聞いていたので、その日、仕事を終えてから駅のコインロッカーに預けてあった荷物を抱え(ノートPCも含む)、新幹線に飛び乗って地元へ戻った。

    幸い、手術は無事に終わり、一晩のICUを経て一般病棟(スタッフステーションの隣の部屋だけどね)へ移動できた。

    話しをすることが出来て、ホッとして、その日は実家に戻ったのだが……

     

    その日の深夜…午前2時ちょっと過ぎだと思う。

    実家の電話が鳴り響いた。相変わらず眠れず、うとうとしていた私、電話の音で飛び起きて、茶の間に走る。

    電話に出ると、父が入院している病院の担当看護師さんから。

    日ごろの疲れで爆睡していた母を起こして、電話を渡す。

    「血圧が急激に下がって、震えがきているので、今からICUに移動します」

    とのこと。

     

    夜明けを待ち、朝ごはんもろくにとらず、母と私は病院へ直行した。

     

    ICUに行くと、酸素マスクが取り付けられ、苦しそうな父がいた。血圧もかなり低いし、酸素量も多く入れてもらっているみたい。

    自分も経験があるから……わかるのだが……これ、薬を使って血圧をあげているなと思ったら、まったくその通りだった。

    「とーちゃん?わかる?」

    と、声をかけると、苦しいながらもうっすらと目を開けて、こっちを見た父、その目で、ホッとしたのがわかるくらいだ。

    一瞬、涙が出てきたが、でも、ここで泣いてはいかんと自分に言い聞かせ、そこへやってきた主治医のM先生と別室でお話しさせてもらう。レントゲン写真を見せてもらって……今の段階で、正直、どうなるかというのが……ひとつの山場だと言われた。要するに、覚悟してほしいということだ。

    「でも、お父さんも頑張っているのが、僕にはわかります。だから、できる限りのことはさせてもらいます。それが、お約束ですから」

    と、M先生。

    ふっと……私の主治医・A先生を思い出した。同じだ、と思ったから。

    ドクターとしての常套文句なんだろうが、でも、それに気持ちがこもっているか、こもっていないかは……仕事柄、声の響きでなんとなく読み取れる。

    その場で、母がM先生に、

    「この子、娘なんですけれどね……この子も、卵巣がんの手術をして、全摘したんですよ」

    というと、M先生、私を見て、きゅっと表情を変えた。その場にいた若手の男性研修医と、メモを取っていた看護師さんが息をのむのもわかる。

    「そうだったんですか…どちらの病院ですか?」

    「神奈川県なんですけれど、国立S病院です」

    「ああ、有名ですよね。いい病院と伺ってます。ステージは…お伺いしてもいいですか?今は体調はどうなんですか?」

    「ステージはaでした。去年の今頃、抗がん剤治療が終わりまして…今は月に一度の経過観察になってます。まだ後遺症はありますけれど……だから…なんか……」

    と、私が言葉を詰まらせると、看護師さんがそっと、背中を撫でてくれた。

    「お父さん、頑張っていらっしゃるの、わかるんですよね。箇所は違っても、同じ病気ですものね」

    「はい……」

    そのあと、M先生たちに頭を下げて、改めてお願いをしたあとに、もう一度、父のところへ行った。

     

    父がずっと、ベッドの上で言っていたのは、大阪に住む長男のことだった。

    会いたいというのが、痛いほど、わかった。

    しかし、あの西日本の集中豪雨の影響で、弟も身動きが取れず、どうしようもない状態が続いていたのは事実だった。

     

    翌日の昼少し前、長男は家族全員で、病院まで来てくれた。

    片道6時間近くかけて、クルマで飛ばしてきてくれたのだ。

    嫁さん、娘ふたり…そう、私には姪っ子であり、父母には孫……も一緒だ。

    本当はICUには小学生は入ることが出来ないのだが、特別にお許しをもらって一緒に入ることが出来た。

    「親父、来たぞ。悪かったな、遅くなって」

    と、長男……弟が声をかけると、ぱっと目が開かれて、長男の顔を見て……涙がこぼれたのをはっきりと見た。

    この時点で、薬を使わずとも血圧も安定し、酸素マスクもチューブに切り替わり、顔色も随分とよくなっていたが、手術した箇所が箇所だけに、痛く、呼吸も若干、苦しいながらも長男と嫁さんにお礼を言う父。

    「おじいちゃん、来たよー」

    と、姪っ子たちが声をかけたら、いきなり血圧が跳ね上がってアラームが鳴りだした(笑)

    担当していた看護師さん(男性。この病院では男性看護師が大活躍しているのだ)が、少し笑って、アラームを切ってくれた。

    本当にうれしそうな父。

    だけど、ベッドの上にいる父を見て、びっくりしているのは嫁さんと姪っ子ふたり。特に下の子は、びっくりして声も出ないようで……わかるわ、それ。

    それほど長くICUにいることはできないので、一旦、全員で病院内にあるコーヒーショップへ移動して、少し話した。

    現状を見て、弟夫妻は言葉が少なかった。

    母がM先生から書いてもらった、今の状況の用紙を見せると、絶句しているのもわかった。

     

    翌日の午前中、もう一度、病院へ行く。もちろん、弟家族も一緒だ。

    この日は、酸素マスクも完全にはずされていて、血圧もほぼ通常に戻り、顔色が本当に良くなっていて、表情もしっかりしていることに気づいた。看護師さんも、それを教えてくれて、油断はならないけれど、まずは大きな山場を越えたということを教えてくれた。

    「よかった……」

    姪っ子ふたりは、おじいちゃんに…と、御守りを買ってきてくれた。

    「よくなってね、またお話ししてね」

    掠れた声だが、孫からもらったものは大事にしている父、それをしっかり手にして頷いている。その後、少し話しをして。

     

    その後、弟たちは再び、大阪へ戻っていった。

     

    帰りの車の中で。

    「かーちゃん、ホントにごめん」

    「え?なにが?」

    「私、子ども……孫、見せてあげられなくて……まぁ、年齢考えたら、もう難しいというのはわかっていたけれどね…」

    というと、母、一瞬、黙って、でも、すぐにこう言ってくれた。

    「いいんだよ。あんたは。あんたは自分の命を優先したんだ。それだけで、お父さんもお母さんも充分。バカだねぇ」

    と、アタマを撫でてくれた。

    涙が止まらなかった。

     

    もうしばらく、実家にいる予定だったけれど、日に日に、父の様子が少しずつ回復へ向かっているということもあり、また、M先生からの進言もあったし、私自身も再診が待っているので、一旦、かながわに戻ってきた。

    なにがあったら、絶対に連絡してくれと、家を守ってくれている末弟と、母には言ってある。

    戻ってきた翌日、母からの連絡。

    なんと、ICUから一般病棟へ移動することができたんだそうだ。びっくりした、これには……

    もちろん、油断はしていないが、病院嫌いの父も、さすがに今回ばかりはきちんとM先生と看護師さんたちの言うことを守り、少しずつ、前向きになっていっているらしい。いいことだ。手術した日から固形物を取っていない父だったが(点滴で補っていた)、ようやく、おかゆを少し、口にすることが出来たそうだ。

    うん。少しずつでいい。

     

    また、父と話しがしたい。

    今度、帰ったら一緒に写真、撮ろうと思っている。

     

    とりあえず、大きな山場を越えてくれたことに、感謝。

    posted by: sasayan | にちじょう。 | 21:57 | comments(0) | - | - | - |