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年始早々なのだが。
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    このブログで、自分の病気のことを書くことが増えたけれど……何度も何度も書いているけれどね…

    実は、とある人のブログというか、読み物を読んだり、テレビで拝見したりして、ちょっと考えたことがある。

     

    人間、生まれてきたからには、いつかは死ぬ。

    遅かれ早かれ、それ不慮の事故だろうが、病気だろうが……純粋に老衰というのもあると思う。

    まぁ、いつ死ぬかは、その人の「運命」「寿命」というものがあるわけで、それらは、生まれてきた時から決まっている……なんて話しもあるくらいだ。

    一昨年、がんが発覚した時、なんとなくだが、自分の寿命や死ぬということについて、ちょっと考えた。

    入院したその日の夜、個室のベッドの上で、痛みと戦いながら……うつらうつらしながらだけれどね。

    ……今だから言えるが、過去には自ら死を選んだことだってあるが、結局はそれらは実行に移されないまま、今に至っている。

    あと、「死」を物理的に意識したのは、「がん」で2度目。

    最初は、若い時にやった自損事故。あれは3日間くらい、意識が吹っ飛んでいて、今もあまり思い出せない部分だ。

    まー、家族や親せき、祖父母などにはホント、迷惑というか心配ばかりかけているという……非常に心苦しい部分ではあるんだが……

    「……」

    手術前日だというのに、まだ覚悟が出来ていなくて、どうしても怖くなって、泣き出してしまい、巡回にきてくれた看護師さんが慌ててカーテンをくぐって顔を出してくれた。

    私がぽつぽつと話すことを、その看護師さんは聞いてくれた。それから、こういってくれたのを、今もはっきり、覚えている。

    「うん。そういうこと(死ぬということ)と、真正面から向き合うのって、ほとんど、ふだんはないでしょ?ささなおさんの場合は、今回の病気は、しっかり根本的なところから治療していけば、ゆっくりだけれど、寛解していくものだと思うけれど、でも、不安な気持ちになるのは、すっごくわかるんです。がんっていう言葉は、それだけの破壊力がある。怖さがあるっていうのは、私たちは毎日、感じています……いいんですよ、いい機会だと思って。これを機に、人の生死というものにちょっとでも、興味を持ってくれる、考えてくれることがあれば、看護師として、すっごく嬉しいです」

    私より若い看護師さんだったけれど、毎日毎日「生と死」に向き合っているお仕事……今、思うと、看護師さんって、お医者様って、すごい仕事だと思うんだよな。医療関係者って、本当にすごいと思う。

     

    自分が死ぬことくらい、死に方くらいは自分で選びたい。

    そうはいかない時もあるってのは理解している。

    だけど、ここには倫理の問題も絡んできて、非常にデリケートな問題でもある。

     

    手術当日。

    歩いて個室から手術室まで行くのだが(点滴ひきずってる)、その間、ずっと下を見ていた。

    同じ階にある手術室のドアの前で、ようやく、顔をあげて、振り向いて、母と叔父夫婦の顔を見た。

    「行ってくるね」

    「うん」

    「頑張ってこい」

    「待ってるからね」

    ここで、やっと……自分の身体と……心と、向き合う決心がついたと思う、今、考えると。

     

    目が覚めた時、口の中に入っていたであろう、色々な機械が取り出されている途中だった。

    自分の名前を呼ばれ、ゆるゆると目をあけると、手術用のライトと、主治医のA先生の顔が見えた。

    「終わったよー。よく頑張った!ここまでよく頑張ったね!もうラクになるよ。あとは、ゆっくり一緒に治療していきましょう」

    「……」

    まだ意識がぼんやりしていたけれど、A先生の言葉でようやく、自分が置かれている場所を思い出した。看護師さんたちが手際よく、色々手助けをしてくださり、術衣を着せてくれて、ようやく……

    「おなか、触ってみる?」

    と、看護師さんのひとりが、私の手をおなかの上に置いてくれた。あれだけぱっつんぱっつんに張っていた「張り」が一切なくなり、むしろくぼみができちゃっているくらいだった。ずっと咳き込んでいたけれど、それもなくなっている。呼吸がすごい楽になっている(酸素マスクはつけていたけれどね)ことにも気づいた。

    「おお、すごい、ぺったんこだ……」

    小さく呟いた言葉に、看護師さんたちが笑ってくれる。すうっと深呼吸して……ぶわっと涙が出てきた。声を上げて泣き出してしまったのだ。

    「A先生、ありがとうございます、ありがとうございます……」

     

    命を繋いでもらったんだと、この瞬間、理解した。

     

    こればかりは……実際に経験してみないとわからない感覚だろうと思う。

    あの時の気持ちは、文章にはできない。

     

    死ぬこと、生きること。

     

    人によって、生活スタイルは様々だし、考え方も色々ある。

    でも、せっかく生きているのであれば……こうして、命を繋いでもらったのであれば、少しは……前向きに考えてもいいのかなと思ったりもするのだ。

    私は、そういった機会を与えてもらったことが、ラッキーなのだろうと思っている。

     

    今も通院は続いている。

    正直、再発する可能性がないわけじゃない。

     

    病気を公表することによって、さまざまな言葉を投げかけられたけれど、でも、後悔はしてないよ、こうやっていることを。

    私と同じ病気を持った人はたくさん、いるだろうし、みんな、黙々と治療したり、経過観察を続けている人もいるだろう。

    その中で、ひとりくらい、毛色の変わったヤツがいても……いいかなって。

    まぁ、その分、風当たりはかなり強いけれどな(笑)

     

    なんか、散文になっちゃったけれど。

     

    ま、要するに、生きるか死ぬかという選択肢は、最終的には、患者自身……自分自身が判断することだということを伝えたい。

    家族や親せきの間で喧々諤々になるという話しもよく聞く話しだが、最終的には患者本人の意思を尊重してほしいと思うのだ。

     

    色々、凹んだりするけれど、まずは……こうしていられることに、私自身は……感謝している。

    命を繋いでもらったことは、本当に……ありがたいことなのだ。

    posted by: sasayan | にちじょう。 | 23:14 | comments(0) | - | - | - |