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【読書感想】優しい気持ちが起こした奇跡…かな。
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    今回、ご紹介するのは、メディアワークス文学賞・大賞を受賞した、『ふしぎ荘で夕食を〜幽霊、ときどき、カレーライス〜』です。

     

    とある街にある小さなアパート「深山荘」は、同じ大学に通う、2年生の七瀬、新入生の沙羅、大学に8年も通う児玉さんと猫のポテトが住んでいる。近くには、深山荘の大家さんの孫娘・夏乃子さんも祖母・祖父と一緒に暮らしており、夏乃子さんは毎日、夕食を作ってくれるという「まかないつき」のシェアハウスだ。

    至って「ふつう」の学生たちの日常生活だが、ある日、七瀬が遭遇した「とある出来事」から、話しは動き出す。

    それぞれが抱えている事情や背景などが少しずつ描かれ、やがて、それらが「ひとつの物事」へとつながっていく……

    優しさと思いやりが溢れ、ちょっとだけ「ふしぎなこと」がミックスされる、癒しの物語。

     

     

    最初は、どうかなぁって思いながら手に取って、ぱらっと立ち読みしてみると……あら、面白そうじゃないか、と思って、そのまま購入した1冊です。購入して正解。すっごく面白かったし、優しい気持ちになれました。

    私は大学生活はしたことがありませんし、シェアハウスというものも、あまり興味はありませんが、七瀬たちの暮らしを読んでいると、共同生活だから大変なこともあるでしょうが、なんだか楽しそうなことも多いかな……なんて思ったり。

    登場人物の中で、一番好きなのは、沙羅ちゃん。

    彼女は地方出身で、実家はお寺さん。ちんまりした小柄な子で、いつもボーイッシュなかっこをしていて、人見知りなところもありますが、根は素直で、育ちもあるのか言葉遣いも丁寧。だけど、ズバッと鋭いことを言う子でもあります。実は、沙羅ちゃんの特技は「幽体離脱」……これがまた、今回の物語のカギを握る部分。少し霊感も強いのか、ふつうの人には見えないものが見えることもあるようです。

    物語の進行役であり、中心人物の七瀬くんは、少し怖がりですが、遭遇した「幽霊」の正体が沙羅ちゃんだと理解すると、妙に安心したりするというのも面白いです。ひとつ年上の、夏乃子さんのことが大好き。深山荘に来た時から、七瀬くんは彼女に惚れてしまったようで、彼女のためなら……と、戸惑いながらも行動するのが、また「優しい」ところなんですよね。

    大学8年生の児玉さんは、生粋の「M」気質(笑)だけど、どこか飄々としていて、掴みどころのない先輩として描かれていますが、彼も謎の人。ですが、根は優しい先輩で、深山荘に暮らす七瀬や沙羅ちゃん、そして夏乃子さんにとっては「優しいにいさん」でもあります。まとめ役はやはり、この人です。

    深山荘に暮らすポテトは、メインクーンという種類の猫で、とにかくデカい。そして、児玉さんには懐いていますが、七瀬くんには愛想がない(笑)

    そして、夏乃子さん。彼女は、事情があって小さい時に両親と離れ、母方の祖父宅へ引き取られてきました。その時の影響で「味覚異常」があり、今もそれは完全には治っていませんが、夏乃子さんが作る料理は「絶品」。味覚異常の彼女に料理は作れるのか?と心配もありましょうが、祖母が書いてくれた分厚いレシピノートやインターネット、料理本などで調べて作ってくれます。自分の「味覚異常」のことはきちんと把握しているんですね。そして、彼女らしい「心配り」もあって…七瀬くんは、これで「惚れた」みたいです。

     

    物語の中盤から、もうひとり、七瀬くんと同い年の常盤くんという青年が登場します。

    彼も彼で、事情を抱え、深山荘にやってきますが……それは、実際に読んでみてのお楽しみ。

     

    新刊を購入すると「書下ろし短編」が別についてきますが、これは本編を読んでから読むと、すごーくわかります。

     

    ああ、それにしてもカレーライスって、なんであんなに食欲をそそるんでしょうね(笑)物語の中でも、七瀬くんや夏乃子さんも言っていますが、あの香りは本当に不思議です。

    posted by: sasayan | まんが・しょうせつ。 | 23:59 | comments(0) | - | - | - |