その週末に、毎月恒例の婦人科&心療内科再診。
実はずっと……みぞおちと下腹部に鈍い痛みがあって……
でも、お通じは大丈夫だし、食べる気力はあるし、熱もない、吐き気もない。
婦人科のA先生は、診察室に入ってきた私の顔が曇っていたことにすぐに気づいてくれた。
7年近く、毎月診てもらっていることもあるし、私自身も、
「なにかあれば、A先生のところで相談できる」
ということがある。
で、触診してくれたあと、すぐに、
「念のため、CT、撮りましょう」
と、中央採血室と放射線科に連絡を取ってくれたのだ。
この判断の速さには、本当に感謝。
その後、あっという間に準備が整って、中央採血室で通常の検査とともに腫瘍マーカー検査として、そこそこの分量を採血された。それから、実に数年ぶりに放射線科の病棟へ移動。造影剤も入れてもらっての撮影だ。
結果からいうと、内臓的には特に問題なし。
「よかった……」
A先生からCT画像を見せてもらって、ボロボロ、涙が出てきた。
7年前の大病があるから、かなり過敏になっているんだな……と思う。
「ささなおさん、真面目だから……でも、あまり悩まないことも大事なんですよ」
と、A先生。うん、それも痛いほど、わかっているつもり。でも……でも……
「気持ち、ゆったり持ってください。大丈夫。それに、何か(体調的に異変が)あれば僕のところへ来てくれればいい。その気持ちも大事です。年齢的にも精神面で難しい……アンバランスな時期なのかもしれませんね」
いつもの、ニコニコ、笑顔でA先生は諭してくださった。
私は……この笑顔で、どれだけ救われているだろう……本当にいいドクターに会ったんだなぁ……本当に。
心療内科のカウンセラー、Kさんにもこの話をすると、
「仕事に行くと痛みを感じて、家に戻ると痛みが軽くなる、もしくは痛みを感じないっていうのは、内科的なものよりも、精神的なものが作用していることもありますからねぇ……」
とのこと。
相変わらず、気持ち的には……不安定なのかもしれないなぁ……
まぁ、ぼちぼち、やっていくしかない。
乗り切っていくしかないからね……
]]>で、ここしばらく、減塩やら食事制限やらで、少し神経質になっていたようで……今月に入ってから、どうも胃の調子が悪い……
でも、それ以外は特に大丈夫だし、食べる気力はあるし……
「もしかして……」
と、思いついて、ちょっと気になっていたことを調べてみて、思いつくことを実践してみた。
「あ、なるほど」
なんとなく、原因が分かった気がする。
いずれにしても、また婦人科の再診に行く予定なので、その時に主治医に話しをしてみようと思っている。
血圧については、呼吸器内科の先生からも、
「ちょっと塩分高かったなー。極端ではないんだけれど、ちょっと、心がけてみようか」
というひとことが、よほど私の中では「こうしなければいけないんだ」という強い思いになっちゃっていたらしい。
もともと、神経質になるくらいに悩むタイプなので……これもよくないんだろうな。
「気をつけなきゃ、塩分控えなきゃ」
という思いだけにとらわれて、この2か月、過ごしている気がする。
何事も、ほどほどに。
塩分も適度に摂らないと、身体によくないのだ。
急に食べるものを変えて、体調を崩すなんて、本末転倒なこともんね。
]]>
昨年、精神的にも体力的にもボロボロになっていたのは事実。
10年くらい前にも、似たようなことがあったんだけれど、あの時の状況にちょっとだけ、似ているかもしれないが……10年前のほうが、精神的に酷かった。
年齢を感じることも増えたな……
老眼の進み具合が半端なくて(苦笑)
血圧も少〜し、高めの感じ。とうとう、血圧計を購入した。
まだ、高血圧症というわけではないので、これ以上、高くならないようにという予防策もある。
色々あるわ……ホント。
……ねぇ……
]]>実は今、2023年1月中旬の新規開店をめざして、とあるテナントで改装工事をしていることに気づいたのは、つい最近のこと。
居酒屋さんで顔を会わせることが多い、YさんにLINEで質問してみたら、
「そうそう、あのテナントね。オレも週末に手伝いに行くんだわ」
との返事がやってきた。Yさんは、内装工事関連の仕事に就いているので、この手の仕事は本業でもある。
で、そのテナントは、私がほぼ、毎日通る場所にあるのだ。
たまたま、通りかかったら。
「あれ?大将?」
「およ?ささなおちゃん」
大将が店の前にいたのだ。シャッターが開いていて、改装中の中を見ることができた。職人さんたちが色々と手をくわえているのがわかる。私も実家の仕事が仕事だから、こういうところを見るのが大好きだ。久しぶりだな、こういうの。
大将も厨房の掃除をしていたみたいだ。
「久しぶりだな」
「こんにちわ。ここだったんですねー」
「うん」
と、店の奥にいたMちゃん(女将さん=大将の愛妻でもある)も出てきてくれた。
「ささなおちゃん、ひさしぶりー」
大将のお店が入る前は喫茶店、その前が整骨院だったこのテナント。そこそこの広さと奥行きがある。
喫茶店だった時に、前面がガラス張りになったのだが、これをどうやって和風に変えていくんだろう?と、思っていたのだが、Mちゃんが色々と教えてくれた。
ガラスはそのままで、店内には和風のブラインドを使う。開店時は店の前には大きな暖簾を下げて日差しと外からの目線をカット。
店内の壁ぎわを利用して、日本酒の一升瓶や焼酎などを「見せる」ように並べたり、もとのお店にあったものを飾ったり、静岡でうやっていたお店から持ってきたものをインテリアとして設置。
カウンターメインの座席で、L字型のカウンターは最大9席。分厚い一枚板だ。椅子も一新。とてもおしゃれな和風の背もたれになっている。それから、4人掛けのテーブル席が2つ。これも広々している。
カウンターの一部は出入りできるように開閉式。で、そのカウンターの中も広くとられていて、日本酒用の冷蔵庫もあるし、たくさんある食器を仕舞えるようになっている(お客様からは見えない位置に棚がある)。最大人数は、今までのお店とはあまり変わらない。
そして、一番の変化は厨房だ。店のいちばん奥にあった喫茶店の厨房は一新されていて、壁や棚も新しく設置されている。ビールサーバーもあるし、良く見れば、小さな水槽もあった。日本酒と肴を売りにしている大将のお店ならでわのものだ。
「広いね〜!」
「うん、大将の身長に完全に合わせた厨房システムになったし、カウンターもその高さに合わせたのよ」
食洗器も新型を設置したそうだ。今まで倉庫にしまっていて、季節に合わせて入れ替えをしていた食器も、店内に仕舞えるようになっているとか。広さもあるし、動く時も周囲を気にせず動けるし、店内を見渡すこともできる。
天井は基本、剥き出し状態。冷暖房も新品になっている。
かなり贅沢な造りをしているな、とも思ったけれど、こぢんまりとしたお店を続けたいと思っているおふたりなので、むしろいいのかも。
「あー、これは随分、ラクになるね。広さだけでも、前のお店よりずっと、ラクでしょ?」
「おかげさまで。大将の負担もかなり減ると思うの」
「Mちゃんも、日本酒や焼酎の保管、楽になるんじゃない?」
「そうそう。嬉しいわ〜」
それでも、静岡でやっていた時よりも、お店は小さいという(当時は、大将のお弟子さんも数人、いたくらいだから)。
「ささなおちゃん、予約、入れておこうか?一応、1月中旬開店なんだけれどさ」
「え?いいの?」
「もちろん」
とてもありがたい、嬉しい申し出に、あまえさせていただいた。
ちょうど、自分も年末年始の繁忙期が終わったころの開店になる。
この先の楽しみが増えたなぁ。
プレオープンしながら様子を見ていくとも言っていた。
常連さんたちが首を長くして待っているので(笑)、そういった人たちを少しずつ呼んで、店内を見てもらうという。
お伺いする時は、お祝いの花束でも持って行こうか。
大したことはできないけれど……でも、やっぱり、新規開店はめでたいものだからね。
大将、Mちゃん、新しいお店、楽しみにしています。
年末年始の繁忙期、がんばって乗り切ろう。
]]>で、あっという間に気温は急降下。それほど寒いとは思わなかったけれど……朝夕は冷え込むようになった。
去年は、暖房器具やらなにやらを買い換えしたんだけれど、今年は加湿器を買い換えないとならん……ということで、あちこち、探しまくったが、これ!というものが、なかなか、ない。
で、散々探して、ようやく購入。お値段も大きさもいいかな、と。お値段については、少しプライスダウンされていて、リモコン付き、機能とかを見てもお買い得。そのお店での在庫もあとひとつということで、即決(笑)
今のリモコンって小さくて薄いよね。なくなさないようにしないとな。
加湿器か……
がん治療で在宅していた時のことを思い出すなぁ……
冬場の室内温度は18〜22℃前後、湿度は40〜60%がいいとのこと。
仕事柄、喉の乾燥は大敵。
カゼをひくことはできれば避けたいからね。
年末年始の繁忙期も始まるからなぁ……
体調管理には気をつけねば。
]]>実家の母に言わせると、
「そういうものなんだよ」
なんだそうだが……それを、痛いほど、しみじみ、感じている。
たぶん、あの時からかな……と。
少し前のことなんだけれど、自分の気持ちと、考えと、カラダが一致しない……ということがあった。
これがものすごい違和感があって、仕事をしていても落ち着かなくて。
幸い、その週末が、いつもの婦人科と心療内科の再診があったので、まずは主治医である、婦人科のA先生に違和感を話すと、ニコッと笑って、
「それが年齢を喰うってことなんですよ」
と、答えてくれた。
これが、ものすごい、自分の中で「腑に落ちた」。その後に、心療カウンセラーのKさんも、私の話しを聞いてくれたあと、
「ああ、A先生がお話ししてくれた通りですねぇ」
と、微笑んでくれた。
この時からかな……と、今になれば思う。
「無理をせず、ひとつずつ階段を昇っていくような感じでいいんですよ。そういう年齢になったということです。誰でも通る道ですし、個人差もあります」
なるほど、そういうものか……
……とは、最初は思いたくなかったのも事実。
だけど、なんとなくだけれど、少しずつ、受け入れることが出来ているのかもしれない、今は。
泣きたくなるけれど。
]]>
こうやって、歳を重ねていくんだろうな。
なんだか、急に自分が歳をとった気がして、ちょっと凹みもするけれど、まぁ、事実なんだから仕方ないわ。
]]>と、勤務先の上席・Sさんに心配されてしまった……
これ、いつもの心療カウンセラーのKさんからも言われていることのひとつだったりする。
Sさんとの面談は、まるでKさんと話しをしているような感じだった。
たぶん、Sさんも、ちょっとした心理面のことを勉強されているのではないだろうか。お話しさせてもらっていると、目からうろこというか、私自身がまったく思ってもいなかった着眼点というか……そういうところを感じる。
「今思っていることをまず、聞いて、どうすれば、その問題を解決できるのか?どうすれば、前向きに考える(進む)ことができるのか?」
という、私にとっては、一番苦手としている考え方を優先していると思われる。
これね……本当に私、苦手なのだ。
でも、SさんやKさんと話しをさせてもらうと、それらが、
「ああ、そういうことなのか」
と、思えるようになっていることにも気づくのだ。
私自身の年齢もあるのかもしれない……頑なだった自分の考えが、ここ数年、ほんの少しだけれど……ちょっとだけど……どこか、違った考え方ができるようになっているのかもしれない。
今だったら、あの人と話せれば、また、あの頃とは違う返事ができるかもしれないなぁ……(遠い目)
今日は、あえて、お休みをいただいた。
Sさんが、
「あなたは、仕事に出てくれば、仕事をこなしてくれているのは私たちもわかっているから大丈夫ですよ(笑)それに、体調のこともわかっているし……だから、今は自分自身の気持ちを優先して考えてみてください」
と言ってくださったことが、非常に救われたから……
朝、起きてから、洗濯も掃除もしないで、ゴロゴロする。
あえて、ネットを遮断して、日中を過ごしてみた。
抗がん剤治療の療養中と同じ環境をあえて、作ってみたのだ。
Kさんから教えてもらった、マインドフルネス呼吸法もやってみたり(これ、難しい……けど、なんとかやってみている)。
涙がボロボロ、こぼれてくる時間もあったけれど……
なんにもしない日、なんにも考えない日。
現代人には、これが非常に難しいとも痛感する。
でも、今日はお休みをもらって正解だ。
シフト休みと組み合わせているから、もう数日、お休みは続く。
……。
気づくのは遅かったけれど……でも、気づいたことが大事なんだよね、きっと。
]]>実は、サガミスタ……SC相模原サポーターさんから随分と前からお誘いをいただいていたのだが、コロナ禍の状況で、また、私の体調関係もあって、なかなか実現しなかったのが事実で、お誘いいただいてから3年経ち、ようやく実現したというのが真相だ。
SC相模原vs.AC長野パルセイロ。
相模原ギオンスタジアム(ギオンス。県立陸上競技場)は、ロードバイク乗りだったころは、良く周辺を走っていたから、覚えている。女子美術大学と大きなガラス温室がある公園と隣接している場所。
この日は天気も良かった。
試合を観戦するほかにも、複数のキッチンカー(スタジアムグルメ。スタグル)がやってきて、飲食物を提供。
サガミスタさんたちいわく、ギオンスのスタグルはどれもおいしいということも有名だそうで、実際、アウェイのサポーターさんたちからも非常に評判が高いらしい。
この日、来ていたキッチンカーのうちのひとつが、顔見知りだったことも幸いした。
「あれっ?なぜここに?」
と、パパさんもママさんもびっくりしていたっけ(笑)
久しぶりのスポーツ観戦……何年ぶりだろうっていうくらいに久しぶりだった。
初のJリーグ観戦。
招待してくださったサガミスタさんが用意してくれた座席は、バックスタンドのど真ん中。とても見やすい場所だった。
緑色メインのSC相模原、オレンジ色の長野パルセイロ。
パルサポさんたちはツアーバスで、長野市から相模原へ応援に来てくれた人たちもいる。
正直、サポーターという人たちに対し、ちょっと……恐怖心があったのは事実なのだが(詳細は割愛させてもらうけれどね)、実際に観ていて、サポーターという言葉、そしてサポーターのみなさんに対して、それまで抱いていた「偏見」みたいなものに気づく。
そう……なるほどなぁ……と、思ったことも多いのだ。
まずは、実際に現場に触れてみる。
百聞は一見に如かず。
面白かったんだよな、実際。
もう一度、試合を観てみたいなぁと思った私。
半月後の試合は、自分でチケットを購入して、試合観戦に行くことにした。
ギオンスへ足を運び、最初にお誘いいただいたサガミスタさんに再会。
「えーっ?マジで来てくれたんだ!すごい嬉しいんだけど!」
と、大歓迎の言葉をいただいた。
この方のおかげで、多数のサガミスタさん繋がりができることになる。この方、とても落ち着いた方であり、アタマのキレる方でもあるので、サポーターとはいっても、怖さ、みたいなものは感じられない。
立場的に、第三者の目線で試合を観ることができるし、この先もそのつもりだ。
ライトなサポーターでいたいのだ。
過去に色々あったし……(遠い目)、それらの反省点も踏まえ、また、自分自身の体調とか精神面なんかもある。
気軽に、気楽にスタジアムに足を運び、試合を観戦したい。
そういう楽しみ方を求めるような年齢になってきたのかなとも思う。
その後、サガミスタさんたちからオススメされた映画『ホペイロの憂鬱』を観ることもできた。
原作は同名小説。ホペイロ(ポルトガル語で「用具係」)の青年が、崖っぷちチームに次々に起こる出来事を、チームメイトでもある広報の女性とともに奔走し、解決していくというお話し。
この崖っぷちチームの名前が「ビッグカイト相模原」。地元の人間だったら、ピンとくる由来の名前だ。
SC相模原も全面協力、相模原市あげての応援で、ロケ地も、ギオンスを始めとする、相模原市内で敢行。
チームのロゴも、チームカラーも見覚えのあるものがモチーフになっていて、チャント(試合中に流れる応援歌)も、SC相模原のものを使っているという(まだ私は実際に聞いたことはない。未だ、声出し応援はできないからね)。
原作小説は、なかなか見つからないが(版元にも在庫がないらしい)、そのうちになんとか、手に入れようと考えている。
今年のJ3の試合も後半戦。
スケジュールもあるんだけれど、それさえあえば、ギオンスに行きたいと思っている。
……少しは、外へ出ないとね……
]]>
朝、起きて、身体を見ると、発疹が出てる。
「あー、蕁麻疹!」
全身、真っ赤!
やられた……急性蕁麻疹だ、これ。
抗がん剤治療中にも、ガッツリ、やられたことがあるので、すぐにわかった。
みるみるうちに拡がっていく。痒い!耐えられない!
その日、仕事に行ったけれど、とてもじゃないが仕事にならず、早退して、皮膚科の開業医の先生のところへ。
「あー、もう、見事に急性蕁麻疹ですね、これは」
「だいぶ前にも同じことがあったので……経験済なんですけれどね、私」
「なるほど。ならば、だいたいのことは理解できていらっしゃると」
「はい」
持って行った「おくすり手帳」をみせると、先生、納得してくれた様子。
今回は比較的、新しく出たくすりを試してみることになった。
蕁麻疹って、実は原因不明のことがほとんどなんだとか。
でも、今回は……なんとなーく……前回もそうだったように……なんとなーく、原因らしきものに思い当たる。
そう、精神面のでストレス。
そろそろ限界だな……と、自分の中で思っていた時の発症だ。
6月半ばに連休を取得していたんだけれど……それに間に合わなかったことになる。
仕方ない……
さて、新しく処方してもらったくすり、これが見事にハマってくれたようで、3日ほど経つと、だいぶラクになった。
くすりで副作用を起こしたことは、今まで経験したことがないので(抗がん剤は別ね)、まぁ、今回も大丈夫だろうと思っていたけれど、実際にきちんと効いてくれると、本当にホッとするし、ありがたい。
いただいた一週間分をきちんと、飲み切って、無事に治まった。
この年齢になって……
自分の身体の変調に戸惑いつつ……でも、まぁ、仕方ないよねぇ、生きているんだもの。
]]>今度の婦人科再診の日までは、わからんけれど、もしかしたら、ひと区切りの話しも出てくるかもしれない。
おかげさまで、転移もなさそうだし……ようやく、本当に、本当の意味で、ホッとできるかな……などと思っている。
だけど、やっぱり後遺症として残っているのが、手足の痺れ。両手の握力は、どうしても戻らない。疲れてくると、足の裏も痺れてくるし、疲れやすい。感染症に注意することには越したことはない(これはもう、本当の意味で死ぬまで気を付けないとならんのだ)。
まぁ、ふつうに生活するには、ほぼ、支障はないといっていいのだろうけれどね。
両手の痺れや握力でちょっと困るのは、食事の用意をするとき、かなぁ。包丁を握っていられる時間が限られるのだ。気を付けて扱わないとケガをする=ケガをすると、治りづらいというリスクもある。ちなみに、昨年の10月初旬にやってしまった、左足の大捻挫は、ある程度、ラクになるまで数ヶ月かかった。
主治医のA先生からも、しっかり、言われているのは相変わらずだ。
先日、ご飯を炊いて、せっせと作っていたのは、おにぎり。
作り置きで冷凍しておいて、仕事へ持って行ったり、自宅でのランチにしたりなんだり……
でも、握力がないので、握れない。
それではどうするか?
いやー、最近は、ホント、便利なものが売られているんだよな。100均ショップなどで販売している、おにぎり用の型抜き。これが非常に助かるのだ。使うには、ちょっとコツがいるなぁとは思ったけれど、今はだいぶ慣れてきた。
冷蔵庫の中や、食材箱を覗いて、具材になりそうなのをチョイス。
すし飯の素、しば漬け、梅漬け、たくあん、おかか、ツナ缶、マヨネーズ、塩こんぶ、ふりかけ各種。
作り始めたら楽しくなってしまった。
料理は嫌いじゃないからね。
「あら、鮭がないな」
鮭フレークの買い置きはなかったな〜。意外と高いしな〜。でも、おにぎりには鮭も定番だよね。
またそのうちに、気が向いたら買ってくるか。
おにぎりの具材は、色々、ありそうだし、それを考えるのも楽しい。
カタチをなんとかととのえて、型からはずして、粗熱をとって……
粗熱をとりながら、実家の母のことを思い出す。
ちょっと、母も……疲れているんだろう、先日の電話で、珍しいことに軽くケンカになってしまった。
私以上に、母は気持ち的に余裕がない状態だな、と直感で思った。
「……」
よく、母が作ってくれたおにぎりは、全部、楕円形の丸いカタチだったっけ……ラップじゃなくて、アルミホイルで包んでくれた。
メインの具材は、母自慢の梅漬けだ。それに、かなり大きかったっけ。
「……」
ぼろぼろに涙がこぼれてくる。
自分も歳を喰うのだ。
当然、母だって歳を喰う。
この半年ほど、ちょっと色々……重なって、母も気持ち的に余裕がないんだろう。
年齢を考えれば無理もないことだし……
本当は、6月中旬にとれた連休に、実家に顔を出しに行こうと思っていたのだが、とある案件があって、留守にするという。
おまけに、今の状態では、私が行ってもケンカになるだけだというのも簡単に想像できる。
「しばらく、そっとしておいたほうがいいか……」
次回、実家に顔を出しに行くのは、8月下旬以降になりそうだ。
さて、6月中旬の連休、どうしたものか。
何をしようかなあ……梅雨入りしているだろうから、あまり遠くへは行けないな。
行きたいところはいっぱいあるけれど、まぁ、欲張っても仕方ないし、ガチガチにスケジュールたてることもないし(というか、主治医と心療カウンセラーのKさんからは、スケジュールは最初からたてないほうがいいよーと言われた)。
今回の連休は、自分自身の気持ちのリセットの意味合いもあるので、のんびり、したいな〜とは思っている。
粗熱をとったおにぎりは、ラップに包んで冷凍庫へ。
]]>
「……疲れた……」
思わず、口をついて出た言葉がこれだった。
その日は、毎月恒例の婦人科と心療内科の再診日。
婦人科のA先生にも、心療カウンセラーのKさんにも、まず、言われたのが、
「マスク越しでも、疲れがわかる」
ということだ。
「なんか……すっごい、しんどい……」
Kさんのところでは、素直に言葉が出てくる。それらを聞き取りしながら、色々と話しをしてくれる。聞き取りのプロであるKさんは、私の様子を見てくれている。
「カナデさん、プロからの助言です。休み、とりましょう。1日とか2日じゃなくて、数日間、まとめて、どどーん!と」
Kさんが、きっぱり、はっきり言ってくれるのは、とても珍しいことだ。
「周りの目が気になるかもしれない、でも、休みを取るのは必要なことなんですよ。遠慮しちゃダメです」
「……」
ため息。
でも、Kさんの言葉が、とても響いてきた。
決めた。
6月中旬、シフトを考慮しつつ、連続して5日間の連休を申請した。有休も新たに出たので、これも利用させてもらう。
「あんまり、計画を練っちゃだめですよ。何もスケジュールを練らないほうがいいです」
とは、Kさんの助言のひとつ。
うん、そうします。あんまりスケジュール、つくらないことにします。
帰省しようか、どうか……母のスケジュール次第。
これは6月に入ったら聞いてみようと思っている。
サービス業従事者にも、連休は必要だよ。
むしろ、サービス業だからこそ、連休はとらないとね。
]]>とはいっても、飲める分量もそれほどではないし、月に1〜2度の「いつもの居酒屋さん」で飲むのを楽しみにしているという、ささやかな楽しみ方をしている。
自宅では、ほとんど、飲まないなぁ……特に最近は。
日本酒にせよ、ビールにせよ……アルコールの類との「付き合い方」って、ほどほどに楽しく飲める量がいいわけで。
随分と若い頃(もちろん成人済よ)に、ウイスキーでえっらいめに遭って以来、自分が飲める量と飲めるアルコールの種類、度数というのを知るに至り、それ以来、無茶な飲み方はしていない。まぁ、あれからかなり年月が経っているけれど(笑)
寝たいがために、お酒を飲むということはしていない。
というか、服用している薬とのバランスもあって、まず、寝る時にはお酒は飲まないし、いつもの居酒屋さんで飲んだ日は、服用している薬は飲まないという、自己管理もしている(これは主治医や薬剤師の方とも相談済)。これ、大事ね、本当に。
がんを患って、内臓の一部を摘出したこともあって、酔いやすくなっているというのもある。
主治医の先生からも、
「ほどほどに楽しむのが一番ですよ」
と、やんわりと言われているのが、とてもありがたい。
いつもの居酒屋さんは、ひとりで飲みに行くことがほとんど。
ま、付き合っている人がいるわけでもなし……ひとりで行くのも気楽だし。
連れて行ってあげたいなっていう人はいるけれど、細かいところで色々難しいところもあるので、特に焦ってはいない。
ひとりで飲みに行っても、常連のおっちゃん、おねーさん、おにいさんたちがいてくれるので、誰か誰か、かまってくれるというのもあるかもね。
大将のつくるおいしい料理、見事なほどに分厚く切られたお刺身をいただいたり、唎酒師でもある女将さんからおいしいお酒とか教えてもらうのもとても楽しい。
この年齢になって、ようやく、居酒屋でお酒を飲む、楽しむというのを覚えたんだろう、きっと。
人との付き合いは、やっぱりド下手。
でも、そんな私でも、話し相手になってくれる人がいるというのは、ありがたい……そんなお店。
本当はね、誰にも教えたくないんだよね……(笑)
そういうお店なのです。
]]>
コロナ関係の規制が一切ない状態での連休は3年ぶり。
連休が始まる前は、どうなることやらと思っていたのだけれど……
それ以上に、とんでもないことが勤務先で起こってしまった。
4月の最終木曜日。つまり、連休が始まる前日。
勤務先で使っているシステムで不具合発生。
これがまた、本当に大変なことになってしまって、すぐに復旧するだろうと思っていたのに……徐々に酷くなっていく。
困ったことに、全国にある勤務先の支部・基地・指令室へ瞬く間に広がり、なんとほぼ、一週間に渡ってイレギュラー対応をする羽目になってしまったのだ。
繁忙期を狙ったような不具合発生に、本部のシステム管理部、外部のベンダーさんも休日返上で原因究明と復旧作業をしてくれるのだが、なかなか元に戻らない。24時間265日、莫大なデータ量、常に動いているシステムなので、一時停止させるということは不可能。連休中は休みの職員さんたちも、休日返上で出勤して私たち受付の仕事のフォローに廻ってくれたり、本部からも応援がきてくれたり……私たちオペレータも次々にチャットで飛ばされてくる指示を見ながら、受付の仕事を進めていく。
いつものように順調に受付できないことが、こんなにストレスになるとは思わなかった……
結局、復旧宣言が出たのは、5月6日。
一週間だぜぇ……
テレオペの仕事に就いて長いけれど、こんな不具合は初めて遭遇した。
エッセンシャルワーカー、サービス業という職種故、人が遊んでいる時が繁忙期。
私たちには、祝日も祭日も、連休もへったくれもない。盆暮れ正月が仕事のかきいれ時。
7月まで祝日がないとネット上が騒いでいても、まったく関係ない。
まぁ、それがわかってやっている仕事なのだが……それでも、理不尽というか不公平を感じることもしばしばだ。
サービス業従事者にも、連休を。
誰かが休んでいれば、誰かが働いている。
それが、世の中なのだ。
やっと終わった……とにかく、長い連休が終わってくれてホッとしているし、不具合も解消してくれた様子。
8月の繁忙期までに、連休、取ろうかなあ。
様子を伺いながらだけれど、実家に顔を出しに帰りたいからねぇ。
]]>
言う相手を間違ってはいけない。
……というのが、過去の教訓。
とは言うけれどな……むずかしいんだよな……
]]>