その週末に、毎月恒例の婦人科&心療内科再診。
実はずっと……みぞおちと下腹部に鈍い痛みがあって……
でも、お通じは大丈夫だし、食べる気力はあるし、熱もない、吐き気もない。
婦人科のA先生は、診察室に入ってきた私の顔が曇っていたことにすぐに気づいてくれた。
7年近く、毎月診てもらっていることもあるし、私自身も、
「なにかあれば、A先生のところで相談できる」
ということがある。
で、触診してくれたあと、すぐに、
「念のため、CT、撮りましょう」
と、中央採血室と放射線科に連絡を取ってくれたのだ。
この判断の速さには、本当に感謝。
その後、あっという間に準備が整って、中央採血室で通常の検査とともに腫瘍マーカー検査として、そこそこの分量を採血された。それから、実に数年ぶりに放射線科の病棟へ移動。造影剤も入れてもらっての撮影だ。
結果からいうと、内臓的には特に問題なし。
「よかった……」
A先生からCT画像を見せてもらって、ボロボロ、涙が出てきた。
7年前の大病があるから、かなり過敏になっているんだな……と思う。
「ささなおさん、真面目だから……でも、あまり悩まないことも大事なんですよ」
と、A先生。うん、それも痛いほど、わかっているつもり。でも……でも……
「気持ち、ゆったり持ってください。大丈夫。それに、何か(体調的に異変が)あれば僕のところへ来てくれればいい。その気持ちも大事です。年齢的にも精神面で難しい……アンバランスな時期なのかもしれませんね」
いつもの、ニコニコ、笑顔でA先生は諭してくださった。
私は……この笑顔で、どれだけ救われているだろう……本当にいいドクターに会ったんだなぁ……本当に。
心療内科のカウンセラー、Kさんにもこの話をすると、
「仕事に行くと痛みを感じて、家に戻ると痛みが軽くなる、もしくは痛みを感じないっていうのは、内科的なものよりも、精神的なものが作用していることもありますからねぇ……」
とのこと。
相変わらず、気持ち的には……不安定なのかもしれないなぁ……
まぁ、ぼちぼち、やっていくしかない。
乗り切っていくしかないからね……
]]>で、ここしばらく、減塩やら食事制限やらで、少し神経質になっていたようで……今月に入ってから、どうも胃の調子が悪い……
でも、それ以外は特に大丈夫だし、食べる気力はあるし……
「もしかして……」
と、思いついて、ちょっと気になっていたことを調べてみて、思いつくことを実践してみた。
「あ、なるほど」
なんとなく、原因が分かった気がする。
いずれにしても、また婦人科の再診に行く予定なので、その時に主治医に話しをしてみようと思っている。
血圧については、呼吸器内科の先生からも、
「ちょっと塩分高かったなー。極端ではないんだけれど、ちょっと、心がけてみようか」
というひとことが、よほど私の中では「こうしなければいけないんだ」という強い思いになっちゃっていたらしい。
もともと、神経質になるくらいに悩むタイプなので……これもよくないんだろうな。
「気をつけなきゃ、塩分控えなきゃ」
という思いだけにとらわれて、この2か月、過ごしている気がする。
何事も、ほどほどに。
塩分も適度に摂らないと、身体によくないのだ。
急に食べるものを変えて、体調を崩すなんて、本末転倒なこともんね。
]]>
昨年、精神的にも体力的にもボロボロになっていたのは事実。
10年くらい前にも、似たようなことがあったんだけれど、あの時の状況にちょっとだけ、似ているかもしれないが……10年前のほうが、精神的に酷かった。
年齢を感じることも増えたな……
老眼の進み具合が半端なくて(苦笑)
血圧も少〜し、高めの感じ。とうとう、血圧計を購入した。
まだ、高血圧症というわけではないので、これ以上、高くならないようにという予防策もある。
色々あるわ……ホント。
……ねぇ……
]]>実は今、2023年1月中旬の新規開店をめざして、とあるテナントで改装工事をしていることに気づいたのは、つい最近のこと。
居酒屋さんで顔を会わせることが多い、YさんにLINEで質問してみたら、
「そうそう、あのテナントね。オレも週末に手伝いに行くんだわ」
との返事がやってきた。Yさんは、内装工事関連の仕事に就いているので、この手の仕事は本業でもある。
で、そのテナントは、私がほぼ、毎日通る場所にあるのだ。
たまたま、通りかかったら。
「あれ?大将?」
「およ?ささなおちゃん」
大将が店の前にいたのだ。シャッターが開いていて、改装中の中を見ることができた。職人さんたちが色々と手をくわえているのがわかる。私も実家の仕事が仕事だから、こういうところを見るのが大好きだ。久しぶりだな、こういうの。
大将も厨房の掃除をしていたみたいだ。
「久しぶりだな」
「こんにちわ。ここだったんですねー」
「うん」
と、店の奥にいたMちゃん(女将さん=大将の愛妻でもある)も出てきてくれた。
「ささなおちゃん、ひさしぶりー」
大将のお店が入る前は喫茶店、その前が整骨院だったこのテナント。そこそこの広さと奥行きがある。
喫茶店だった時に、前面がガラス張りになったのだが、これをどうやって和風に変えていくんだろう?と、思っていたのだが、Mちゃんが色々と教えてくれた。
ガラスはそのままで、店内には和風のブラインドを使う。開店時は店の前には大きな暖簾を下げて日差しと外からの目線をカット。
店内の壁ぎわを利用して、日本酒の一升瓶や焼酎などを「見せる」ように並べたり、もとのお店にあったものを飾ったり、静岡でうやっていたお店から持ってきたものをインテリアとして設置。
カウンターメインの座席で、L字型のカウンターは最大9席。分厚い一枚板だ。椅子も一新。とてもおしゃれな和風の背もたれになっている。それから、4人掛けのテーブル席が2つ。これも広々している。
カウンターの一部は出入りできるように開閉式。で、そのカウンターの中も広くとられていて、日本酒用の冷蔵庫もあるし、たくさんある食器を仕舞えるようになっている(お客様からは見えない位置に棚がある)。最大人数は、今までのお店とはあまり変わらない。
そして、一番の変化は厨房だ。店のいちばん奥にあった喫茶店の厨房は一新されていて、壁や棚も新しく設置されている。ビールサーバーもあるし、良く見れば、小さな水槽もあった。日本酒と肴を売りにしている大将のお店ならでわのものだ。
「広いね〜!」
「うん、大将の身長に完全に合わせた厨房システムになったし、カウンターもその高さに合わせたのよ」
食洗器も新型を設置したそうだ。今まで倉庫にしまっていて、季節に合わせて入れ替えをしていた食器も、店内に仕舞えるようになっているとか。広さもあるし、動く時も周囲を気にせず動けるし、店内を見渡すこともできる。
天井は基本、剥き出し状態。冷暖房も新品になっている。
かなり贅沢な造りをしているな、とも思ったけれど、こぢんまりとしたお店を続けたいと思っているおふたりなので、むしろいいのかも。
「あー、これは随分、ラクになるね。広さだけでも、前のお店よりずっと、ラクでしょ?」
「おかげさまで。大将の負担もかなり減ると思うの」
「Mちゃんも、日本酒や焼酎の保管、楽になるんじゃない?」
「そうそう。嬉しいわ〜」
それでも、静岡でやっていた時よりも、お店は小さいという(当時は、大将のお弟子さんも数人、いたくらいだから)。
「ささなおちゃん、予約、入れておこうか?一応、1月中旬開店なんだけれどさ」
「え?いいの?」
「もちろん」
とてもありがたい、嬉しい申し出に、あまえさせていただいた。
ちょうど、自分も年末年始の繁忙期が終わったころの開店になる。
この先の楽しみが増えたなぁ。
プレオープンしながら様子を見ていくとも言っていた。
常連さんたちが首を長くして待っているので(笑)、そういった人たちを少しずつ呼んで、店内を見てもらうという。
お伺いする時は、お祝いの花束でも持って行こうか。
大したことはできないけれど……でも、やっぱり、新規開店はめでたいものだからね。
大将、Mちゃん、新しいお店、楽しみにしています。
年末年始の繁忙期、がんばって乗り切ろう。
]]>で、あっという間に気温は急降下。それほど寒いとは思わなかったけれど……朝夕は冷え込むようになった。
去年は、暖房器具やらなにやらを買い換えしたんだけれど、今年は加湿器を買い換えないとならん……ということで、あちこち、探しまくったが、これ!というものが、なかなか、ない。
で、散々探して、ようやく購入。お値段も大きさもいいかな、と。お値段については、少しプライスダウンされていて、リモコン付き、機能とかを見てもお買い得。そのお店での在庫もあとひとつということで、即決(笑)
今のリモコンって小さくて薄いよね。なくなさないようにしないとな。
加湿器か……
がん治療で在宅していた時のことを思い出すなぁ……
冬場の室内温度は18〜22℃前後、湿度は40〜60%がいいとのこと。
仕事柄、喉の乾燥は大敵。
カゼをひくことはできれば避けたいからね。
年末年始の繁忙期も始まるからなぁ……
体調管理には気をつけねば。
]]>実家の母に言わせると、
「そういうものなんだよ」
なんだそうだが……それを、痛いほど、しみじみ、感じている。
たぶん、あの時からかな……と。
少し前のことなんだけれど、自分の気持ちと、考えと、カラダが一致しない……ということがあった。
これがものすごい違和感があって、仕事をしていても落ち着かなくて。
幸い、その週末が、いつもの婦人科と心療内科の再診があったので、まずは主治医である、婦人科のA先生に違和感を話すと、ニコッと笑って、
「それが年齢を喰うってことなんですよ」
と、答えてくれた。
これが、ものすごい、自分の中で「腑に落ちた」。その後に、心療カウンセラーのKさんも、私の話しを聞いてくれたあと、
「ああ、A先生がお話ししてくれた通りですねぇ」
と、微笑んでくれた。
この時からかな……と、今になれば思う。
「無理をせず、ひとつずつ階段を昇っていくような感じでいいんですよ。そういう年齢になったということです。誰でも通る道ですし、個人差もあります」
なるほど、そういうものか……
……とは、最初は思いたくなかったのも事実。
だけど、なんとなくだけれど、少しずつ、受け入れることが出来ているのかもしれない、今は。
泣きたくなるけれど。
]]>
こうやって、歳を重ねていくんだろうな。
なんだか、急に自分が歳をとった気がして、ちょっと凹みもするけれど、まぁ、事実なんだから仕方ないわ。
]]>と、勤務先の上席・Sさんに心配されてしまった……
これ、いつもの心療カウンセラーのKさんからも言われていることのひとつだったりする。
Sさんとの面談は、まるでKさんと話しをしているような感じだった。
たぶん、Sさんも、ちょっとした心理面のことを勉強されているのではないだろうか。お話しさせてもらっていると、目からうろこというか、私自身がまったく思ってもいなかった着眼点というか……そういうところを感じる。
「今思っていることをまず、聞いて、どうすれば、その問題を解決できるのか?どうすれば、前向きに考える(進む)ことができるのか?」
という、私にとっては、一番苦手としている考え方を優先していると思われる。
これね……本当に私、苦手なのだ。
でも、SさんやKさんと話しをさせてもらうと、それらが、
「ああ、そういうことなのか」
と、思えるようになっていることにも気づくのだ。
私自身の年齢もあるのかもしれない……頑なだった自分の考えが、ここ数年、ほんの少しだけれど……ちょっとだけど……どこか、違った考え方ができるようになっているのかもしれない。
今だったら、あの人と話せれば、また、あの頃とは違う返事ができるかもしれないなぁ……(遠い目)
今日は、あえて、お休みをいただいた。
Sさんが、
「あなたは、仕事に出てくれば、仕事をこなしてくれているのは私たちもわかっているから大丈夫ですよ(笑)それに、体調のこともわかっているし……だから、今は自分自身の気持ちを優先して考えてみてください」
と言ってくださったことが、非常に救われたから……
朝、起きてから、洗濯も掃除もしないで、ゴロゴロする。
あえて、ネットを遮断して、日中を過ごしてみた。
抗がん剤治療の療養中と同じ環境をあえて、作ってみたのだ。
Kさんから教えてもらった、マインドフルネス呼吸法もやってみたり(これ、難しい……けど、なんとかやってみている)。
涙がボロボロ、こぼれてくる時間もあったけれど……
なんにもしない日、なんにも考えない日。
現代人には、これが非常に難しいとも痛感する。
でも、今日はお休みをもらって正解だ。
シフト休みと組み合わせているから、もう数日、お休みは続く。
……。
気づくのは遅かったけれど……でも、気づいたことが大事なんだよね、きっと。
]]>実は、サガミスタ……SC相模原サポーターさんから随分と前からお誘いをいただいていたのだが、コロナ禍の状況で、また、私の体調関係もあって、なかなか実現しなかったのが事実で、お誘いいただいてから3年経ち、ようやく実現したというのが真相だ。
SC相模原vs.AC長野パルセイロ。
相模原ギオンスタジアム(ギオンス。県立陸上競技場)は、ロードバイク乗りだったころは、良く周辺を走っていたから、覚えている。女子美術大学と大きなガラス温室がある公園と隣接している場所。
この日は天気も良かった。
試合を観戦するほかにも、複数のキッチンカー(スタジアムグルメ。スタグル)がやってきて、飲食物を提供。
サガミスタさんたちいわく、ギオンスのスタグルはどれもおいしいということも有名だそうで、実際、アウェイのサポーターさんたちからも非常に評判が高いらしい。
この日、来ていたキッチンカーのうちのひとつが、顔見知りだったことも幸いした。
「あれっ?なぜここに?」
と、パパさんもママさんもびっくりしていたっけ(笑)
久しぶりのスポーツ観戦……何年ぶりだろうっていうくらいに久しぶりだった。
初のJリーグ観戦。
招待してくださったサガミスタさんが用意してくれた座席は、バックスタンドのど真ん中。とても見やすい場所だった。
緑色メインのSC相模原、オレンジ色の長野パルセイロ。
パルサポさんたちはツアーバスで、長野市から相模原へ応援に来てくれた人たちもいる。
正直、サポーターという人たちに対し、ちょっと……恐怖心があったのは事実なのだが(詳細は割愛させてもらうけれどね)、実際に観ていて、サポーターという言葉、そしてサポーターのみなさんに対して、それまで抱いていた「偏見」みたいなものに気づく。
そう……なるほどなぁ……と、思ったことも多いのだ。
まずは、実際に現場に触れてみる。
百聞は一見に如かず。
面白かったんだよな、実際。
もう一度、試合を観てみたいなぁと思った私。
半月後の試合は、自分でチケットを購入して、試合観戦に行くことにした。
ギオンスへ足を運び、最初にお誘いいただいたサガミスタさんに再会。
「えーっ?マジで来てくれたんだ!すごい嬉しいんだけど!」
と、大歓迎の言葉をいただいた。
この方のおかげで、多数のサガミスタさん繋がりができることになる。この方、とても落ち着いた方であり、アタマのキレる方でもあるので、サポーターとはいっても、怖さ、みたいなものは感じられない。
立場的に、第三者の目線で試合を観ることができるし、この先もそのつもりだ。
ライトなサポーターでいたいのだ。
過去に色々あったし……(遠い目)、それらの反省点も踏まえ、また、自分自身の体調とか精神面なんかもある。
気軽に、気楽にスタジアムに足を運び、試合を観戦したい。
そういう楽しみ方を求めるような年齢になってきたのかなとも思う。
その後、サガミスタさんたちからオススメされた映画『ホペイロの憂鬱』を観ることもできた。
原作は同名小説。ホペイロ(ポルトガル語で「用具係」)の青年が、崖っぷちチームに次々に起こる出来事を、チームメイトでもある広報の女性とともに奔走し、解決していくというお話し。
この崖っぷちチームの名前が「ビッグカイト相模原」。地元の人間だったら、ピンとくる由来の名前だ。
SC相模原も全面協力、相模原市あげての応援で、ロケ地も、ギオンスを始めとする、相模原市内で敢行。
チームのロゴも、チームカラーも見覚えのあるものがモチーフになっていて、チャント(試合中に流れる応援歌)も、SC相模原のものを使っているという(まだ私は実際に聞いたことはない。未だ、声出し応援はできないからね)。
原作小説は、なかなか見つからないが(版元にも在庫がないらしい)、そのうちになんとか、手に入れようと考えている。
今年のJ3の試合も後半戦。
スケジュールもあるんだけれど、それさえあえば、ギオンスに行きたいと思っている。
……少しは、外へ出ないとね……
]]>
朝、起きて、身体を見ると、発疹が出てる。
「あー、蕁麻疹!」
全身、真っ赤!
やられた……急性蕁麻疹だ、これ。
抗がん剤治療中にも、ガッツリ、やられたことがあるので、すぐにわかった。
みるみるうちに拡がっていく。痒い!耐えられない!
その日、仕事に行ったけれど、とてもじゃないが仕事にならず、早退して、皮膚科の開業医の先生のところへ。
「あー、もう、見事に急性蕁麻疹ですね、これは」
「だいぶ前にも同じことがあったので……経験済なんですけれどね、私」
「なるほど。ならば、だいたいのことは理解できていらっしゃると」
「はい」
持って行った「おくすり手帳」をみせると、先生、納得してくれた様子。
今回は比較的、新しく出たくすりを試してみることになった。
蕁麻疹って、実は原因不明のことがほとんどなんだとか。
でも、今回は……なんとなーく……前回もそうだったように……なんとなーく、原因らしきものに思い当たる。
そう、精神面のでストレス。
そろそろ限界だな……と、自分の中で思っていた時の発症だ。
6月半ばに連休を取得していたんだけれど……それに間に合わなかったことになる。
仕方ない……
さて、新しく処方してもらったくすり、これが見事にハマってくれたようで、3日ほど経つと、だいぶラクになった。
くすりで副作用を起こしたことは、今まで経験したことがないので(抗がん剤は別ね)、まぁ、今回も大丈夫だろうと思っていたけれど、実際にきちんと効いてくれると、本当にホッとするし、ありがたい。
いただいた一週間分をきちんと、飲み切って、無事に治まった。
この年齢になって……
自分の身体の変調に戸惑いつつ……でも、まぁ、仕方ないよねぇ、生きているんだもの。
]]>今度の婦人科再診の日までは、わからんけれど、もしかしたら、ひと区切りの話しも出てくるかもしれない。
おかげさまで、転移もなさそうだし……ようやく、本当に、本当の意味で、ホッとできるかな……などと思っている。
だけど、やっぱり後遺症として残っているのが、手足の痺れ。両手の握力は、どうしても戻らない。疲れてくると、足の裏も痺れてくるし、疲れやすい。感染症に注意することには越したことはない(これはもう、本当の意味で死ぬまで気を付けないとならんのだ)。
まぁ、ふつうに生活するには、ほぼ、支障はないといっていいのだろうけれどね。
両手の痺れや握力でちょっと困るのは、食事の用意をするとき、かなぁ。包丁を握っていられる時間が限られるのだ。気を付けて扱わないとケガをする=ケガをすると、治りづらいというリスクもある。ちなみに、昨年の10月初旬にやってしまった、左足の大捻挫は、ある程度、ラクになるまで数ヶ月かかった。
主治医のA先生からも、しっかり、言われているのは相変わらずだ。
先日、ご飯を炊いて、せっせと作っていたのは、おにぎり。
作り置きで冷凍しておいて、仕事へ持って行ったり、自宅でのランチにしたりなんだり……
でも、握力がないので、握れない。
それではどうするか?
いやー、最近は、ホント、便利なものが売られているんだよな。100均ショップなどで販売している、おにぎり用の型抜き。これが非常に助かるのだ。使うには、ちょっとコツがいるなぁとは思ったけれど、今はだいぶ慣れてきた。
冷蔵庫の中や、食材箱を覗いて、具材になりそうなのをチョイス。
すし飯の素、しば漬け、梅漬け、たくあん、おかか、ツナ缶、マヨネーズ、塩こんぶ、ふりかけ各種。
作り始めたら楽しくなってしまった。
料理は嫌いじゃないからね。
「あら、鮭がないな」
鮭フレークの買い置きはなかったな〜。意外と高いしな〜。でも、おにぎりには鮭も定番だよね。
またそのうちに、気が向いたら買ってくるか。
おにぎりの具材は、色々、ありそうだし、それを考えるのも楽しい。
カタチをなんとかととのえて、型からはずして、粗熱をとって……
粗熱をとりながら、実家の母のことを思い出す。
ちょっと、母も……疲れているんだろう、先日の電話で、珍しいことに軽くケンカになってしまった。
私以上に、母は気持ち的に余裕がない状態だな、と直感で思った。
「……」
よく、母が作ってくれたおにぎりは、全部、楕円形の丸いカタチだったっけ……ラップじゃなくて、アルミホイルで包んでくれた。
メインの具材は、母自慢の梅漬けだ。それに、かなり大きかったっけ。
「……」
ぼろぼろに涙がこぼれてくる。
自分も歳を喰うのだ。
当然、母だって歳を喰う。
この半年ほど、ちょっと色々……重なって、母も気持ち的に余裕がないんだろう。
年齢を考えれば無理もないことだし……
本当は、6月中旬にとれた連休に、実家に顔を出しに行こうと思っていたのだが、とある案件があって、留守にするという。
おまけに、今の状態では、私が行ってもケンカになるだけだというのも簡単に想像できる。
「しばらく、そっとしておいたほうがいいか……」
次回、実家に顔を出しに行くのは、8月下旬以降になりそうだ。
さて、6月中旬の連休、どうしたものか。
何をしようかなあ……梅雨入りしているだろうから、あまり遠くへは行けないな。
行きたいところはいっぱいあるけれど、まぁ、欲張っても仕方ないし、ガチガチにスケジュールたてることもないし(というか、主治医と心療カウンセラーのKさんからは、スケジュールは最初からたてないほうがいいよーと言われた)。
今回の連休は、自分自身の気持ちのリセットの意味合いもあるので、のんびり、したいな〜とは思っている。
粗熱をとったおにぎりは、ラップに包んで冷凍庫へ。
]]>
「……疲れた……」
思わず、口をついて出た言葉がこれだった。
その日は、毎月恒例の婦人科と心療内科の再診日。
婦人科のA先生にも、心療カウンセラーのKさんにも、まず、言われたのが、
「マスク越しでも、疲れがわかる」
ということだ。
「なんか……すっごい、しんどい……」
Kさんのところでは、素直に言葉が出てくる。それらを聞き取りしながら、色々と話しをしてくれる。聞き取りのプロであるKさんは、私の様子を見てくれている。
「カナデさん、プロからの助言です。休み、とりましょう。1日とか2日じゃなくて、数日間、まとめて、どどーん!と」
Kさんが、きっぱり、はっきり言ってくれるのは、とても珍しいことだ。
「周りの目が気になるかもしれない、でも、休みを取るのは必要なことなんですよ。遠慮しちゃダメです」
「……」
ため息。
でも、Kさんの言葉が、とても響いてきた。
決めた。
6月中旬、シフトを考慮しつつ、連続して5日間の連休を申請した。有休も新たに出たので、これも利用させてもらう。
「あんまり、計画を練っちゃだめですよ。何もスケジュールを練らないほうがいいです」
とは、Kさんの助言のひとつ。
うん、そうします。あんまりスケジュール、つくらないことにします。
帰省しようか、どうか……母のスケジュール次第。
これは6月に入ったら聞いてみようと思っている。
サービス業従事者にも、連休は必要だよ。
むしろ、サービス業だからこそ、連休はとらないとね。
]]>とはいっても、飲める分量もそれほどではないし、月に1〜2度の「いつもの居酒屋さん」で飲むのを楽しみにしているという、ささやかな楽しみ方をしている。
自宅では、ほとんど、飲まないなぁ……特に最近は。
日本酒にせよ、ビールにせよ……アルコールの類との「付き合い方」って、ほどほどに楽しく飲める量がいいわけで。
随分と若い頃(もちろん成人済よ)に、ウイスキーでえっらいめに遭って以来、自分が飲める量と飲めるアルコールの種類、度数というのを知るに至り、それ以来、無茶な飲み方はしていない。まぁ、あれからかなり年月が経っているけれど(笑)
寝たいがために、お酒を飲むということはしていない。
というか、服用している薬とのバランスもあって、まず、寝る時にはお酒は飲まないし、いつもの居酒屋さんで飲んだ日は、服用している薬は飲まないという、自己管理もしている(これは主治医や薬剤師の方とも相談済)。これ、大事ね、本当に。
がんを患って、内臓の一部を摘出したこともあって、酔いやすくなっているというのもある。
主治医の先生からも、
「ほどほどに楽しむのが一番ですよ」
と、やんわりと言われているのが、とてもありがたい。
いつもの居酒屋さんは、ひとりで飲みに行くことがほとんど。
ま、付き合っている人がいるわけでもなし……ひとりで行くのも気楽だし。
連れて行ってあげたいなっていう人はいるけれど、細かいところで色々難しいところもあるので、特に焦ってはいない。
ひとりで飲みに行っても、常連のおっちゃん、おねーさん、おにいさんたちがいてくれるので、誰か誰か、かまってくれるというのもあるかもね。
大将のつくるおいしい料理、見事なほどに分厚く切られたお刺身をいただいたり、唎酒師でもある女将さんからおいしいお酒とか教えてもらうのもとても楽しい。
この年齢になって、ようやく、居酒屋でお酒を飲む、楽しむというのを覚えたんだろう、きっと。
人との付き合いは、やっぱりド下手。
でも、そんな私でも、話し相手になってくれる人がいるというのは、ありがたい……そんなお店。
本当はね、誰にも教えたくないんだよね……(笑)
そういうお店なのです。
]]>
コロナ関係の規制が一切ない状態での連休は3年ぶり。
連休が始まる前は、どうなることやらと思っていたのだけれど……
それ以上に、とんでもないことが勤務先で起こってしまった。
4月の最終木曜日。つまり、連休が始まる前日。
勤務先で使っているシステムで不具合発生。
これがまた、本当に大変なことになってしまって、すぐに復旧するだろうと思っていたのに……徐々に酷くなっていく。
困ったことに、全国にある勤務先の支部・基地・指令室へ瞬く間に広がり、なんとほぼ、一週間に渡ってイレギュラー対応をする羽目になってしまったのだ。
繁忙期を狙ったような不具合発生に、本部のシステム管理部、外部のベンダーさんも休日返上で原因究明と復旧作業をしてくれるのだが、なかなか元に戻らない。24時間265日、莫大なデータ量、常に動いているシステムなので、一時停止させるということは不可能。連休中は休みの職員さんたちも、休日返上で出勤して私たち受付の仕事のフォローに廻ってくれたり、本部からも応援がきてくれたり……私たちオペレータも次々にチャットで飛ばされてくる指示を見ながら、受付の仕事を進めていく。
いつものように順調に受付できないことが、こんなにストレスになるとは思わなかった……
結局、復旧宣言が出たのは、5月6日。
一週間だぜぇ……
テレオペの仕事に就いて長いけれど、こんな不具合は初めて遭遇した。
エッセンシャルワーカー、サービス業という職種故、人が遊んでいる時が繁忙期。
私たちには、祝日も祭日も、連休もへったくれもない。盆暮れ正月が仕事のかきいれ時。
7月まで祝日がないとネット上が騒いでいても、まったく関係ない。
まぁ、それがわかってやっている仕事なのだが……それでも、理不尽というか不公平を感じることもしばしばだ。
サービス業従事者にも、連休を。
誰かが休んでいれば、誰かが働いている。
それが、世の中なのだ。
やっと終わった……とにかく、長い連休が終わってくれてホッとしているし、不具合も解消してくれた様子。
8月の繁忙期までに、連休、取ろうかなあ。
様子を伺いながらだけれど、実家に顔を出しに帰りたいからねぇ。
]]>
言う相手を間違ってはいけない。
……というのが、過去の教訓。
とは言うけれどな……むずかしいんだよな……
]]>それも3枚も……今は、音楽もダウンロード販売がメインになっているけれど、3枚のうち、ダウンロードは1枚だけ。あとはCDを購入。さらに3枚とも、NHKの番組だったりする(笑)
もともと、フュージョン系の音楽が好きだから、BGM代わりによく買っていたんだけれど……ここ10年くらいは特に購入していなかったんだけれどね、なぜかどうしても、いきなり……久しぶりに。
機種変更したスマホに同期させて、通勤の時とかに聴いていることがほとんどだ。
今回の3番組は、まさかサウンドトラックが出ているとは思わず(^_^;)、たまたま、検索してみたら、
「あ!なんだ、あったのか!」
といった感じだ。
もう、速攻で購入決定。嬉しかったなぁ。
やっぱりね、音楽はいい。
……うたいたいな……
でも、まだまだ……だなぁ……
]]>
まぁ、毎年毎年、静かに過ぎていく日ではあるんだが(笑)
折り返し地点をすぎたあたりから、自分の年齢を感じることも多くなった気がする。
年齢相応のことも少しずつ出てきているけれど、まぁ、このあたりは対処していくしかない。
そもそも、年齢に抗おうとは思っていないし、大病を患った時から、そのあたりはなんとなく、覚悟はしていたから。
自分が選んだことを悔いている暇があるなら、少しでも前を向いていくしかないだろうし。
まぁ、色々……あるけれどさ。
心残りなことも色々ある。
でも、こればっかりはね……
ま、のんびり、行くしかないかねぇ。
]]>
そこそこ、このあたりでは老舗のとんかつ屋さん。
コロナ禍で、なにかと大変な飲食店界隈だけれど、それでも、このお店はなんとか営業してくれている。
んで……このお店、何度か行っているんだけれど、なぜかこの日に限って、非常に「気持ち悪い」対応をされてしまった。
ひとつめ。
初老の男性店員さんがマスクをしていない。
ふたつめ。
この男性店員さん、私の服装やバッグなどをものめずらしそうに見ている。
みっつめ。
話しかけるときに、わざわざ、顔を近づけてくるんだよなぁ……
まぁ、ふたつめに関しては、私自身もわかっている。
だけど、妙に馴れ馴れしく、わざとらしく褒めまくってくるので、本当に気持ち悪いったらありゃしない。
ものすごい、わざとらしく、腰を低くして近づいてきて話しかけてきたので……
「あのー……マスクしてください。飲食店ですよね?」
と、きっちりはっきり、言ってやった。
その謝り方も、すごいわざとらしくて……気持ち悪い。気分悪い。
さっさと食べて出ようと思ったんだが……このお店、料理人が変わったんだろうか?
出された料理も、なんだか貧相になっていて、肉ところもが離れ離れになっていて、肉の厚みもなかった。
前に来た時は、こんなに貧相じゃなかったのになぁ。厚みもしっかりあって、ころももおいしかった。
店員さんも、明るい笑顔の女性で、店の中も明るくて、とてもいい感じだったのに。
男性店員さんは、やっぱり最後まで、どこか「勘違いしているとしか思えない」対応だった。
女性ひとりで行くと、たまーに、稀にいるんだよね。妙に勘違いしたような対応をする男性(特に壮年)店員って。
もう一度行きたいとは……思えないくらいに、気分悪かった。
少なくとも、夕方の時間帯は避けておこうかなぁ。
しばらく様子を伺うことにする。
私が飲食店関連で、ここまで辛口に書くのは、ちょっとめずらしいと思ってほしい。
]]>ここまで、オールファイザーでございますが……副反応は出ます……
やっぱり、前回・前々回とほぼ、同じ副反応。
主治医のA先生から処方薬をいただいた分は、なんとか対処できました。
だけど、熱と節々の痛みだけはどうしようもない(-_-;)
ダルかった……
まぁ、マスク要らないとかなんとか、騒がれていますが……
決してマスクは、無駄ではないと思うんだよね……
コロナウイルスではなくて、元来のインフルエンザ予防でも、マスクって使うでしょ?
あれも、あくまでも「予防」だっていうの、忘れていませんかね?
なんか……なんでも、自分たちに都合よく捉える人が増えている気がする……
]]>
と、思うことが増えた気がする。
まぁ、年齢を考えれば仕方ないし、当然のことではあるんだけれどね。
気持ちだけは、それでも……と思っても、やっぱり、思考と体力が追い付かない。
ま、それに抗うこともないだろうけれどさ。
]]>
などと思ったのが、2021年12月中頃。
それまでは、ワンルームの今の部屋には、Wi-Fiはいらないかしら…と思っていたのだが、ちょっと考え方が変わったのが、実家に戻って療養していた頃のお話しだから…つまり5年前になる。
実家は、末弟がネット回線をひいてくれて、Wi-Fiルータを接続してある。帰省すると、スマホをWi-Fi接続するのだが、ふつうの回線だとキャリアの関係上(私だけ、家族とはキャリアが違うのだ)、繋がりづらくなることもあったのだが、Wi-Fiの場合はそのあたりはほぼ、解消される。
でも、その当時(療養中)は、そこまでアタマが廻らず、そのまますぎてしまってたというのが正直なところだ。
だけど、ここ数年、スマホケータイを使っていてちょっと不自由さを覚えることも増えてきた。
家電量販店なんかでWi-Fiルータを見ていたのだが、そこそこ、お値段がする。
で……今更ながらなのだが、ネットプロバイダーが、Wi-Fiルータを無償貸し出ししてくれるということを知った。
本当に「今更」なんだけれどね(笑)
プロバイダーに問い合わせをして、今の契約等を確認してもらって、Wi-Fiルータの貸し出しを手続き。
数日後、届いたので、説明書を読みつつ接続。
「あ、繋がった」
ノートPCも繋がった。実はその前に、ふつうのルータもちょっと故障気味で、それも交換してあったので、両方とも新しいものになった。うん、快適。スムーズに繋がる。これで、常時接続OKというカタチになったわけだ。
「もっと早く考えてもよかったかな〜」
などと思ったのは、ここだけの話し(笑)
]]>特に北海道札幌市とその周辺が、とーにかく忙しくて……まぁ、大雪ということもあるし、去年と違って、みなさん、クルマで動いているのは間違いないんですけれど、それにしても連日、前年比200%超えの入電数。黙っている暇がなくて…正社員さんも私たち派遣社員も、みんな、かなり参っている状態。でも、仕事柄、止めることができないものなのが…ねぇ…
で、札幌市とその周辺の異常な忙しさについて、やっと判明。
少し前から、札幌市の除雪に関する対応が変わったようなんですよね。
詳細は、札幌市公式サイト・除雪関連https://www.city.sapporo.jp/kensetsu/yuki/new/torikumi01.htmlを参照していただくとありがたいのですけれど……
「う〜む……」
行政関連のことなので、あまり深くツッコむのもどうかとは思いますが、それにしてもちょっと対応が……などと思ってしまいます。
それに加えて、この大雪。
で、新しい対応方法が重なり、えっらいことになっているようなのです。実際、札幌市にも相当なクレームが寄せられているとか。
地域柄、除雪関連については札幌市もかなり予算額を割いているようではありますが、なかなか難しい問題になっているのは間違いなく、役所勤務のみなさんも対応に追われていると思われます。
で……言葉は非常に悪いのですが……これらの「とばっちり」をモロに受けちゃっているのが、市内とその周辺のレッカー業者さんたちなのです。
救援依頼を受け付けても、状況によっては、その日のうちにお伺いできないということも発生。
そりゃ、依頼をしてくれる人もため息つきたくなりますわ……でも、スタックや落輪は、市役所や区役所に言ったところでどうにもならないし、コロナ禍でストレスもあるでしょうから、ほぼ、八つ当たり気味で怒鳴ってくる依頼者もいるのです。状況を説明しても、なかなか理解してもらえないことも多く、私たちオペレータもかなりしんどい思いをしている…同僚の中には、マジでメンタルやられ気味の人もいて、せっかく入ってくれた新人のみなさんも何人かは脱落しちゃっているというありさま。
これに加えて、都内で積雪があったあの日、勤務先は、ほぼ「戦場」と化しました……
都合上、ふだんは残業しない私も、自分の勤務時間を終えてから、少し、居残りしました。
いや、仕方ないと思うんです。
私たちもお仕事だからと割り切っているつもりなんです。
ですが、あまりにも……入電数が多く、捌ききれないんですよ!
稼動できる人や機械は限度がある。
依頼数はそれを大幅に上回っている状態。
アタマでは理解できていても、ニンゲン、追い詰められた状態、困った状態だと……ということでもありますよね……
非常にバランスの難しい話しだと思います。
ですが……少しでも、どこかで、行政とレッカー業者さんたちのバランスを取ることができればいいんだけれどなぁ。
かといって、今の情勢じゃ、顔を会わせて話し合いをするっていうのも難しいし。
雪解けの季節まで、しばらくはこの状況が続くと思います。
仕事だから……うん。
ぼちぼち、マイペースで受電していくしかないです。
自分自身のメンタルを守るためにも、マイペースを保たないと、自分もやっていられませんからね。
]]>
そもそも、クリスマスから年末年始って、仕事柄、繁忙期。
今年は特に、去年の反動もあって、忙しさもかなりのもの。
確実に……人の流れは去年より、あります。
12月から着台した新人のみなさん、必死に私たちと同じ仕事をしてくれています。
でも、いっちょまえにひとりで受電して、判断して、PC操作して……と、出来るようになるには、まだまだ時間がかかる、私たちの仕事。テレオペの中でも特殊な部類に入ると思います(実際、派遣元の担当と話した時、そんな話しが出たことがあって、派遣元が分類するテレオペシリーズの中でも、難しいもののひとつに分類されているそうな)。
私も、今の勤務先に入って、ひとりで着台したのが12月からだったので、気持ちは痛いほどわかるんだよなぁ。
気づいたら、私もこの職場に来て、7年目になりました(そのうちの1年は病気療養していたんですけれどね)。
某損保のロードサービス受付担当をやっていた当時から数えると10年になるの…かな?
今まで勤務していた中でも、一番、長く仕事させてもらっていることになります。
今のご時世、ホントにありがたいお話しです。
おかげさまで、この先も今の勤務先にいることができることになりました。
今年こそ…今年こそ、マスクをはずせるときがくるといいなと……思っているけれど、う〜ん……(-_-;)
確実に、第6波はくるだろうし……
まぁ、今年もぼちぼち、やっていこうと思います。
焦っても仕方ないし、年齢的にも無理は出来ない…ですからね〜。
]]>特に毛布は、実家の母が送ってきてくれた、昔ながらのものなのですが、これが本当に使い心地が良くて、顔に当たる部分にはタオルで補強してまで使っていたのですけれど……さすがに全体のヘタリは抑えきれないです。名残惜しいけれど、新しいものと取り換えることにしました。
12月22日、今日は、卵巣がんの全摘手術から5年目の12月22日です。
ええ、5年が経ちましたわ〜…とはいっても、抗がん剤治療を終えたのは次の年の6月でしたから、もう少し通院は続くのですけれどね。
ま、色々ありました、この5年間で。病気以外にも、色々……ありすぎて(笑)
未だに「宿題」になっていたり、進捗が全然はかどっていないものも多いし、心残りもあります。
いちばん、気になっていることが、未だに解決できていないのが、ね……でも、こればかりは……うん。
まぁ……ねぇ……
ホント、人と接することについては、学習能力がないな、私は……
クリスマスから年末年始は、いつも通り「仕事」です。
勤務先は繁忙期でございます。
]]>ま、昨年が異常事態なわけで……今年は、あれから一年経ち、なんだかまた新しい変種株が出てきているので、決して油断はなりませんけれど、それでも、街なかも昨年よりは賑やかかな、と。
勤務先も、何かと忙しくなってきて、年末年始の繁忙期の話しがあるのですけれど、なんと今年の繁忙期手当が、今までのものよりアップしている!(実働時間によりますが)。まぁ、慢性的な人手不足というのもあるのかもしれませんが、今年の年末年始は、間違いなく、去年よりは忙しいだろうなという、勤務先の先読みもあるのかもしれません。
新人さんたちも多数、入ってくれて、OJTを経て、実際に私たちと同じように業務を始めてくれましたけれど、やっぱり脱落者はいるそうで……なかなか定着してくれないという悩みもあるんだよねぇ……大丈夫かね、こんなことで。あと、ベテランさんの中にも、ご家庭の都合などで退職された方も数名、おりますし、長期・短期の介護休暇という方もおります。
みんな、それぞれの生活があっての日常ですからね。
先月の帰省時、私も少し考えたことがありましたが、末弟が、
「なにかあったら、姉貴にも兄貴にも連絡する。それは前にも話した通りだ。今は心配するな」
と、きっぱり、宣言してくれたこともあり、私は末弟にきちんとお願いをしてきました。
きょうだいだからこそ、このあたりはしっかり、話し合うことが必要なことですからね。亡くなった父が一番、大事にしていたことでもあります。
おかげさまで、母は元気です。気丈な人なので…体調さえ崩さなければ、大丈夫かなと思っていますし、本人もそのあたりはとても注意深くなっているようです。また、私も週に1〜2度、電話することは忘れていません。大したことではありませんが、話しをすること、そのものに意味があると思っていますので、はい(単に私がさみしいだけというのもあるかも)。
12月の半ばです。
今年も、結局、コロナウイルスに振り回された一年になっちゃいそう(もしくは…ごにょごにょ……)ですね……
今月で、アレから5年になるのか〜……(遠い目)
]]>父の葬式以来の帰省です。
色々書きたいことはあるんだけれど……でも、書き始めたら止まらなくなってしまいそうなので……
久しぶりの新幹線、久しぶりの実家。
母も末弟もおかげさまで元気です。
そして、ようやく、我が家の新しいお墓にお参りに行くことが出来ました。ずっとずっと、気になっていたこと……だったからです。
四十九日も、納骨も、新盆も一周忌も行けず、イライラしていたのは事実でしたから、今回はなにがなんでも!と。帰宅した夜には、まず、お仏壇にご報告とお詫びと、お土産のヨックモックのシガークッキーをお供え。
翌日、同じ町内にある、お寺さんへ母と一緒に行きました。
綺麗に、ピカピカになった我が家のお墓は、イマドキの横置きタイプのもの。これは、父が選んだ墓石でもありました(墓石の裏には父と母の名前が建立者として刻まれております)。シンプルに、我が家の家紋と苗字だけが刻まれております。
それまでは、険しい山際の急坂になったところに、先祖代々のお墓があったのですけれど、それらをすべて、新しい敷地に移動していただき、父はもちろん、ご先祖の皆様にも新しいお墓にお引越ししてもらったのです。小さな墓石も、同じ敷地内に綺麗に並べていただきました。
母は月命日には必ず、来るそうで、さらに今は、週に3度ほど、お寺さんのお掃除もさせていただいているので(先祖代々、ご縁のあるお寺さんなのです。過去にはお寺さんの田んぼも我が家で預かっておりました)、必ず声をかけていくそうです。
「ごめんよ、父ちゃん。遅くなっちゃって」
墓石を磨きながら、涙ボロボロ。
「お父さん、怒ってないって。こんなご時世だからさ。大丈夫。生きている人間のほうが大事って言ってくれるって」
と、母も言ってくれましたが、でも、色々と……親不孝者の娘としては、もうどうしようもなくて……
しばらく、父と話しをして、ふと周りを見ると、ド田舎の里山、紅葉しておりました……綺麗でした、ホントに。
お寺さんは、同じ町内のいちばん、奥の高台にあるので……町の中が見渡せます。
父が生まれ育ち、私もここで育ってきた、段々と静かになっていく町は、ちょっとさみしいですけれど、でも、自分が生まれ育った地域は、やはり「ふるさと」です。
その後、母方のご先祖さんのお寺にも立ち寄って、ばあちゃんたちにもごあいさつ。
母と一緒に買い物に行ったり、親戚のおばと一緒にご飯食べに行ったり、ほかの親戚筋にも顔を出しに行ったり(我が家は本家なので…はい)、地元の数少ない友人とランチしたり……あっという間に休日は過ぎちゃいました。
でも、帰省できたことは、本当に良かった。
やっとやっと……心の中につかえていたものが、ラクになった気がします。
色々ね……考えることもありましたし、あります。
だけど、すぐに答えが出せるものでもないな、とも……
末弟には、改めて、家のことと、母のことをお願いして、新幹線で都内へ戻ってきました。
今度、帰れるのは来年の3月の予定。
そのころ、日本の情勢はどうなっているんでしょうかねぇ……
やっぱり、実家はいいなぁ。
帰れる場所があるのは、大事なことだと思います。
それは……大病を患った、あの時からずっと、ずっと、思っていることでもあります。
自分が選択した人生、生き方。
今更、それを後悔しても仕方のないこと。
ならば、それなりに…前を見据えて行かないとならないわけで……
人生色々。十人十色。
来年の3月、無事に帰省、できますように。
]]>とある人からのお話し。
「だってさ、そのお店には常連さんたちがズラッと陣取っていて、店主とかもほかのお客様そっちのけっていう感じもあって、自分は二度と行かないって思ったんだよ」
とのこと。
これって、たまーに似たような話しを聞くな〜と思った。ネットでも、似たような話しがあったりするし。居酒屋に限らずのことではあると思う。私も、そういうことに、時々、遭遇するからなぁ、気持ちはわからんこともない。
でもね、個人経営の居酒屋って、地域密着型だからこその面白さ、楽しさっていうのがあるのよ。
私が懇意にしている、個人経営の海鮮居酒屋さん。
前にもちょいと書いたことがあるけれど、このお店に通い始めたのは、今から2年前。このお店も、まだ開店して2年半くらい経った頃だった気がする。
夜、お店の前を通ると、手書きのボードがあって、おいしそうな肴と一緒に日本酒の銘柄がずら〜っと書かれていて、とても気になっていた。いつも賑やかなんだよね。決して大きなお店ではなく、こぢんまりしていて、ドアの前で何度も立ち止まって……なかなか勇気が出なかったのも事実で、かなり悩んだんだよなぁ、確かに。でも、私の大好きなマンガのひとつ、ドラマ化やアニメ化もされている、新久千映さんの『ワカコ酒』のおかげもあって、ある日、思い切って、お店のドアを開けた。
「いらっしゃい!」
威勢の良い大将のお迎えの声と、笑顔の素敵な女将さんに迎えられて、それまでの迷いが一気に吹き飛んだ。
その日から、毎月1〜2度、お店に顔を出すようになった。
年齢の割には、お酒を飲んでいるわけではないので、最初のうちはなかなか難しくて、お酒と日本酒の割合も難しくて、飲み方もぎこちなかったけれど、常連のおっちゃんやおねえさん、おにいさんたちとも少しずつ話せるようになってきて、みんなから色々と教えてもらえるようにもなってきた。
自然と、こういうお店では、どう対応すればいいのかというのも、なんとなくわかってきたし、日本酒のことは唎酒師でもある女将さんに聞けばいい。わからないことはわからないと、素直に言えばいい。大将も、長年のお仕事で培ってきたであろう、和食の料理人としての目利きがあるから、お料理についても安心だ。丁寧な調理、おいしいし、なんといっても刺身の類が最高においしい。
もともと、ひとり行動の私。でも、人との距離の取り方が下手だし、飲み屋さんもこの年齢にしては通っているわけではない。
だけど、このお店は、そんな私でも迎えてくれた。
なんといっても、大将と女将さんの人柄に惚れたんだよね、私。
そして、日本酒と肴の相性とかを遠慮なく教えてくれる常連の人たち。まぁ、酒飲みの集まりなので、口さがない場合もあるけれど(笑)、基本的にはみんな、気のいい人たちばかり。人付き合いの下手な私でも、このお店には安心してくることができる。
通って、顔なじみになってきたおっちゃんたちから、お酒をごちそうしてもらったり、おねえさんたちからおすそ分けをいただいたり…そういうことが少しずつ、増えてくる。私が遠慮していると、
「遠慮しないでもらっときな」
と、大将や女将さんが教えてくれる。
こういったことは、通い続けないと、なかなか、できるものじゃないだろうなぁと、しみじみすることも増えた。
お店側もプロだからね、慣れない人っていうのはわかると思うのだ。
そういったお客に対しても、真摯に接客すること、これを忘れているお店は、なんとなく入口とか店内を見ていると、な〜んとなく……わかってしまう。自分も長年、接客業に就いているから、そういったものは雰囲気でわかっちゃうこともあるのだ。
お店に通い始めて1年くらい経った頃。
「ささなおちゃんも、なじんだねー、この店に」
と、大将に言ってもらえた。これは、本当に嬉しかった。
せっかちな私が、月に一度か二度、通い続けているのもめずらしいことなのだ。
なんでもスピードで勝負する世の中になっちゃったけれど、それだけでは手にできないものもある。
それは、亡くなった父が生前、教えてくれていたことのひとつだということを、今の年齢になって思い返す。
個人経営の居酒屋さんには、好みもあるし、お店の雰囲気もなかなか…難しいこともあるだろうけれど、でも、気になり続けるお店であれば、一度はドアを開けてみることをおすすめしたい。そして、何度か通ってみればいいのだ。
このお店のおかげで、ひとり飲みの場合は、チェーン店の和風居酒屋にはあまり近寄らなくなっちゃった(笑)
それくらい、気に入っているお店なのだ。
今度行くときは、どんなお酒があるのかな、刺し盛りのおさかなはなにかな〜……♪
]]>シフト休みの日の朝、うっかりして足を滑らせて……左足首を思い切り捻ってしまった。
そう、捻挫。それも、かなりひどい捻り方。
慌てて流水で冷やして様子を伺う。
「やっちゃったぁ……これ、かなりひどいぞ……」
こんなにひどい捻挫は、JR駅構内で仕事をしていた以来のことだ。
とにかく、冷やすだけ冷やして、テーピングで軽く固定。ここから3日間ほど、冷やし過ぎないようにしながら様子を見る。
幸いにも、骨やアキレス腱などには影響がないことはすぐにわかった。
子どもの頃からスキーで軽い捻挫を繰り返していたことがあるので、多少の治療方法はわかっているつもりだったし、今はネットで調べることもできる。それでも、油断しないように……しかし、痛い…
いやー、見事に毛細血管、ブチぎりました……
ようやく「炎症期」というものが過ぎたかなと思って、今度は軽く温めてみる。ズキズキと痛いならば、まだ冷やす必要もあったのだが、どうやら大丈夫そうだ。お風呂に入って、ゆっくり、温めてあげて、優しく皮膚の上をマッサージ。血行促進のためなんだよね。
その後はテーピングではなくて、スポーツ用のベルトタイプのサポーターを使って固定する。
さすがに、歩く時はものすごいきつくて、しばらくの間は、帰宅時は最寄駅からタクシーを使って帰宅するようにした。
昼間はまだしも、夜は暗くて、足元も見えづらく、また、足場も悪いところも多いのはわかっていたからね。
「だから、怪我には気を付けてと、あれほど……」
いつもの婦人科の再診日。主治医のA先生からも苦笑いされてしまった。
「怪我、治りづらいよ?時間かかるからね」
「……はい……」
あれから4年経つけれど、抗がん剤治療の後遺症のひとつで、ケガやカゼなどはなかなか、治りづらいのだ。これはもう、死ぬまで仕方ないこと。前にも書いたことがあるが、一度、強力な化学療法をして、体内に抗がん剤を入れた……なかなかそれが抜けてくれなくて、今も痺れや関節痛も残っている(個人差が大きいらしい)。
左足、真っ青である……
自分のおっちょこちょいには、我ながら呆れてしまう。
もう少し、落ち着いて行動しような、自分……
それでも、なんとか、足を引きずりながらも仕事に行っている。
]]>ロードサービスの受付なんてやっていると、なんとなくだが、人の流れとか動きみたいなものがわかることもあるんだけれど、確実に増えたのは、
「しばらく動かしていなかったクルマのバッテリー上がり」
の、救援依頼なんだよね〜。
そして、解除宣言後の最初の週末……私は日曜日に出勤しているんだけれど、コンスタントに入電があった。むちゃくちゃ忙しいというわけではないのだが、黙っている時間が短い。土曜日に出勤している同僚に聞いたら、やっぱり忙しかったらしく、前日の総入電数を確認すると、そこそこの本数になっている。
まぁ、ようやくの宣言解除だからね……
出勤時、電車の中の人数にしても、街を歩いている人の人数にしても、確実に動き出しているなぁとも感じた。
でも、まだまだ……油断はならないんだけれどね。
この先も、基本的なことを守って、様子を見て行かないとね。
]]>今や国民食になったと言っても過言ではない「ラーメン」。
まぁ、いろんなお店、いろんなメニューがあって、選択肢も色々あるのがすごいなと思っている。
客側もお店を選ぶ自由があるように、実は店側にも、そういったことが必要なこともある……という実例みたいなものを、ちらほらと見かけるようになったのは、やはりSNSが台頭してきた頃からなんだろうな。
特にtwitterやインスタなんかの影響力はかなり強いと思う。
実は、とあるお店の店主さんが、SNSで、
「今までの出来事を踏まえ、今後は(自称)ラーメン評論家、店側に迷惑をかけるような方の入店は一切お断りします。取材申し込みも、まずはご相談ください」
というようなことを書いているのを見た。色々、悩んだ末の決断だったんだろう。
これについては、SNS上でも賛否両論あって、ちょっとだけだがTLを追ってみたのだが、いやー……難しいな、この問題は。
実はtwitterで、いくつかのお店のアカウントをフォローさせてもらっているけれど、中にはなかなか過激な発言をする店主さんもいらっしゃって……わざわざ、ライバル店とかに乗り込んで…という方もいらっしゃる。まぁ、中には若干の誇張も入るのだろうけれど(苦笑)。だけど、正直、私はそういった類の店主さんがいるようなお店は、ちょっと……って考えちゃうタイプだ。だから、躊躇して足を運べないお店もいくつもある(行列ができるお店も避けている)。
自分のお店が生き残るためには、毛色の変わったことをやらないとならない。なにか、ひとつ、群を抜いてでも…という感じだろうか。
そして、今や、お店に来る人たち全員が「情報発信者」。店舗側としても、そういったものを気にしながら…というところもあるだろう。
ホント、難しい時代になったもんだ。
私も気を付けないといけないことではあるのだが……でも、SNSで書き捨て状態で平気で悪態をつく輩も、中にはいる。
自分が気に入らないことを、わざわざ……って思っちゃうのは、いけないことなんだろうか。
味の感じ方、味の好みは十人十色、千差万別なんだからさ。
お店側のイメージダウンになるようなことを書くのは、やっぱりいいことではないよ。
自分も気を付けないとな…と、改めて言い聞かせております。
余談。
これ、ずーっと思っている事なんだけれど……
なんで、ラーメン屋の取材映像とかお店・スタッフ紹介って、腕を組んで、ガン飛ばしているやつが多いんだろう?
こういうタイプの画像っていつからなの?すっごい不思議に思っているんだけれどなぁ……
]]>某所のタオル売り場の前で、唸ってしまう。
私はタオルハンカチを愛用しているんだけれど、どーしても女性向けだとピンクだのハートマークだのがメインになるんだよね。あとはキラキラしたデザインとか、蝶がモチーフとか……
実は私はこの類のデザイン、モチーフが苦手なのです。
出来る限り、これらを避けてチョイスするようにしています。なもんで、デザイン的には、男性的なものが多くなる(笑)いや、いいんですけれどね。
結局、この日は購入を断念しました。仕方ないっす。
もともと、あまり女性らしいデザインは好まないほうなので……あはは……(^_^;)
エスニックの私服も、どちらかというとメンズライクっぽいかもしれません(基本、エスニックはユニセックス系なんだけれどね)。
]]>ちょっとワケがあって、重曹入りの固形石鹸を購入した。
真っ白で、香りが良くてね。泡立ちもいい。
私の肌にもあっていたみたいで肌トラブルは今のところ、ナシ。
この石鹸を使うようになってから、二の腕〜肩甲骨の周辺のブツブツが治まりつつある。
最初はおっかなびっくりだったけれどね(笑)
化粧っ気のない私なので……あまり凝ったことはしないけれど。
でも、自分の身体は自分でメンテナンスしないとね。
ココロもカラダも、大事なことだからね〜……(遠い目)
この固形石鹸、しばらく使ってみようと思う。
]]>
私たちの仕事の基本中の基本、それは、
「しゃべり方」「言葉遣い」
なんだけれど、これ、ホント……20年以上、テレオペ経験があっても、本当に難しいと痛感することが多々、ある。
もちろん、完璧にできるわけじゃないから、日々、精進していくしかないのだが、たまーに……スキルチェックというのがあって、SVが付いてくれて、実際の受電を聞いてくれるというのがある。
一応、マニュアルというものがあるけれど、マニュアル通りに行くことは、まず、ない。相手は同じ「ヒト」だし、依頼内容は様々だからね。
んで……実際のやりとりを2回、聞いてもらったんだけれど……合格をいただいた。
「完璧だね」
チェックしてくれたSVがチェックシートを見せてくれる。
少し前のことで凝りているので、改めて自分自身も気を付けているというのも功を奏したんだと思う。
いやー……これ、緊張するのよ…(苦笑)
何度も何度も書いているけれど、言葉遣いって、ホント、難しい。
ホント……両親に感謝している。
うちは自営業だったから、電話も多く、お客様も多かったから、電話マナーとか基本的なしゃべり方なんかは、小さい時からしっかり、仕込まれていたんだと思う。これは本当に今になって、自分を助けてくれているんだな〜って思うことも多い。
時代が違えば言葉遣いも違う!とか言い訳がましい意見もあるけれど、基本的なことって、変わってはいないと思うし、無理やりに変えてもいけないと思うんだよねぇ……
褒めてもらったのは、素直に嬉しい。
でも、なんか照れる……ああ、こういうところが矛盾というか、素直じゃないんだろうな。謙遜するんじゃなくて、素直に受け止めればいいんだろうなぁ……今更、この性格が治るわけではないし……
素直にしていれば、あんなこともなかっただろうな……などと、思ったりもする、9月の始まりでございます。
]]>実家に顔を出しに帰りたいんだよな……
何度も書くけれど、今の状況じゃ怖くて帰省なんてできないよ。
精神面での不安定さが、仕事上にも出てきてしまっている。
なにか、ひとつでも、いいことを考えたいけれど。
いっそのこと、思いっきり、落ち込むところまで落ち込んで、そこから上を目指してみるか。
それも、ひとつの方法だと思うし、そもそも、落ち込むのにも限界があるだろうから、そうなると、上に向かって歩くしかない。
難しいよねぇ。
]]>最近は、月に一度の「治療という名の雑談」(または「雑談という名の治療」)をするようにしている。
実を言うと、これはKさんからの提案でもあったのだ。
「ささなおさんは、しゃべって発散させるほうがいいと思うんですよね」
と、言われていたこともあり(私の生活の関係上、話す相手がいないというのも理解してくださっている)、いつものA先生の再診のあとに行くようになっている。
仕事のことやらなにやら、とにかく「しゃべり倒す」。
ずっと、鬱屈している気持ちというか、自分自身をさらけ出すことを(出来る限り)控えている日常は、やはり私にはしんどくて。
まぁ、考えてみれば、日々、淡々と過ごせる人なんて、ごくわずかだろうな。どこかで発散させているわけだが、私の場合、それらの「行き場がみつからない」…というか、自分から拒否をしている気がしないでもない(苦笑)
周囲を信じきることが出来ず、どこかで見栄を張るような言動をしてしまう自分には、Kさんとの会話は、たぶん……唯一の「気持ちを吐き出せる時間」になっている気がする。
Kさんもお仕事柄、話し上手の聞き上手な方で、気持ちも穏やかな方なので…私も、安心しきっている部分もあるんだろう。
泣いたり、笑ったり、同意してもらったり、意見をいただいたり。
少し前の私だったら、すべて拒否していた部分もあると思う。
でも、4年半前の病気から、色々……気づいたこともある。Kさんと出会ったのも、4年前の長期療養中のことだから、その当時からのお付き合いということにもなる。それだけの年数をご一緒させていただき、私も少しずつ、Kさんに対して心を拓くようになっていったんだろうなぁ。信頼関係というのか…うん。
しゃべることによって、ラクになる。
これってね、大事なことなんだって、本当に痛感している。
自分自身が許せない。
失敗が怖い。
周囲の目が怖い。
私がここにいることを認めて欲しい。
誰かに自分を認めて欲しい。
もっと、褒めて欲しい。
私は、ここにいるんだよ。
初めて、Kさんの前で、思っていたことを必死に言葉にして声に出した時、私は声をあげて大泣きしてしまった。
まぁ……とある人からは、
「なんでそんなにさみしがるの?小さな子どもみたいだよ。僕が会った人の中で、一番、子どもみたいだね、あなたは」
なんて言われたことがある。ちょっと……いや、ものすごいショックだったんだ、この時(今は、この言葉を投げかけてくれた人には、ある意味、感謝をしている部分もあるけれど)。
だけど、結局、私はそういったことを……やはり、認めて欲しいんだろうなぁ。
ワガママだねぇ……
そして、そういう自分が……許せないんだよ。
「でも、そういう気持ちって、みんな同じだと思うんですよ。ささなおさん、妙なところでマジメだから、気持ちの制御がほかの人と違う方向に出てしまう。それを周囲の人たちは全部が理解できるわけじゃないから、誤解もされる。それは仕方ないことなんですよ」
Kさんと話しをしていると、少しずつ、気持ちがラクになってくる自分がわかる。
泣くのを堪えている私に、Kさんは、
「いいんです。泣いちゃいましょ。ここには私とささなおさんしかいないし、私はそういうささなおさんが好きですよ。いいんです、素直になっちゃいましょ」
と言ってくださる。
ボロボロになってしまう。
Kさんには、いつも同じ話をしている気がする…というと、
「いいんですよぉ。そんなこと、気にしてないですってば!」
と、笑ってくれるKさん。
「自分が思っているほど、人は気にしていないものなんですよね。それはそれ、これはこれ。過ぎたことはおいておく…ささなおさん、そういうことが、あまり上手ではないんでしょうね」
「はい、自分でも痛いほど……わかっています…」
「うんうん。それが、自分なんです。自分を認めてあげましょう。自分を許してあげましょう。時々、声に出して、言ってみるといいですよ」
何度も何度も……言われているはずなのにね。
「何度でも、お話し、聞きますよ。私、ささなおさんとお話しするの、すごく楽しいんです。ホントに」
「……」
「私もお仕事ですし、総合病院という場所ですから、色々な患者さんとお話しします。私、人と会話するのが大好きなんだなって、改めて思ったりもします。この仕事に就いて、自分に気づくことも多いですよ」
「……」
「また来月、お話ししましょう。楽しみにしていますから!」
本当にうれしいひとこと。
Kさんは、この先も、A先生とともにお世話になる方だろう。
本当にありがとうございます。
また、来月。
]]>決して、昭和生まれ以外の人を見下しているわけではなく、単に自分が「古い考えになりつつある世代」ところもあるんだろうなと、この年齢になって、ふっと思ったりもすることが増えてきた。
SNSやらネットやらの進歩と発展が著しい世の中、自分を「アップデート」するのが追い付かない…というのもあるだろうなぁ。
もともと、自分は、世間をどこか遠くから見ている時もあって、生活雑貨的なものはもちろんだが、サブカルチャーとかもその中に含まれる。ネットなどで頻繁に使われる用語に対し、どうしても眉間にしわが寄ってしまうこともあったりするんだよな、これが。
住んでいる世界が違う、見ている世界が違う。
相手のことを考えれば、強気に出ることも……憚られることも多い。
でも、言いたいことを言えないままだと、精神面での低空飛行がものすっごい酷いことになって、負のスパイラルが始まってしまうことにもなる。
かと言って、言いたいことを言えば、気に入らないと感じた人たちから叩かれる。
極端なんだよ。
今が良ければそれでいい。
そういう考えを、私も一時は持っていた。
でも、この考えを持っていた当時(若かった……といえる年代である)、父から、こっぴどく説教をもらったことがある。
詳細は割愛するが、めったに叱らない、怒らない父からの説教は、身に染みたのを覚えている。
年齢を重ねるにつれて、あの時の父の言葉は、自分への戒めになっていった。
この年齢になっても、懲りない部分はあるのだが(苦笑)。
父が亡くなり、その直後にダラダラと今でも続く緊急事態制限とやらで、実家に帰省できなくなり、母や末弟にも会えなくなって1年半以上が過ぎている。
世の中は先行きが見通せない、ものすごい不安定な情勢。
ニュースを見れば、あまりにも暢気すぎる人たちが多いな、とも思う。
今が良ければそれでいいじゃん、若い時は一度だけなんだし、罹患しちゃったらしちゃったで、なんとかなるでしょ……
周囲のことを考えず、自分たちが、自分たちが…と、自分を最優先にして考えている人が多いこと多いこと。
今は、そんなことを言っている場合ではないということを理解できないのかな、と。
「え?ワクチン、2度打ったから、もういいでしょ?」
なんて言っている輩もいるらしい。おいおい……そこは違うよ、と、声を出してツッコミ入れたのは、ここだけの話し。
自分は、今まで2度、死ぬ直前の経験をしている。
特に2度目は、今でも経過観察中であり、それこそ、再発の可能性もあるし、死ぬまでお付き合いしていく覚悟の病気だ。
結局は、自分がその立場に置かれてみないと、理解なんてできないんだろうなぁ。
早く、実家に顔を出しに帰りたい。
私も含めて、我慢している人たちが大勢いる。
それを他人事のように(仕事以外で首都圏を抜け出し、越境して)飛び回る人たちがいることに、腹が立つ。
我慢の限界が来ているのは、重々、承知の上である。
だけど、やっぱり……もう少し慎重になってほしいなと……思うのだ。
]]>髪に色を入れるのは、本当に久しぶり。たぶん、10年ぶりくらいだと思う。しかも、赤なんて初めてだ。若い頃には、オレンジ色が好きで…というか、とにかく大の茶髪嫌いで、人と同じことをしたくないという気持ちが大きくてね。だから、鮮やかなオレンジ色を入れていた。
それも、首都圏に出てきてからはちょっと…影を潜めていたのだが……(入れてなかったわけではない)、今年に入って、勤務先の服装・髪の色の規定が随分と緩くなったので、思い切って入れてみたというのが正しい。
ぱっと見た目にはわからないのだが、光にあたると、赤い色に見えるというくらいのもの。でも、自分でも入れてみてよかったと思った。意外と似合うんじゃないかとも思っている。
でも、本当はプラチナシルバーの髪にしてみたいんだよなぁ……
これは早いうちに実現させようと思っている(勤務先の上司は「大歓迎!」だそうですw)。
まぁ、今の勤務先は、一般社団法人であり、テレビの取材もちょいちょいと入っていたからな。今はご時世的にお断りさせてもらっているので……あと、上司いわく、イマドキ、髪の色云々というルールもどうかと思うとのこと。
「自分のアイデンティティを持っている人は、仕事もきちんとしてくれる。僕はそういう考えを持っている。お手入れをして、きちんと髪を整えている人、服を整えている人って、仕事に取り組む姿勢も違うと思っているよ」
このひとことに、だいぶ背中を押されている人も多く、最近は、髪の色もちらほら……変わってきている。ただ、まだ派手な色の人はいないのだけれど、さきほどの上司いわく、
「僕が前にいた部署(別の地域のコールセンターからやってきた人なのです)なんて、ピンクやオレンジ、赤、茶髪、金髪、シルバー、あ、グリーンっていう人もいたなぁ…みんな個性的だったんだよ(笑)でも、それがちょっとした話題のひとつになるし、仕事場が盛り上がるっていうのもあったんだ。あとは、髪の色は自由ですっていうからこの職場に来ましたっていう人も多くてね。コールセンターだから、ある程度は緩くしてもいいと思って、東京に来た時に、それはすぐに本部に申請したんだ」
なのだそうだ。
ま、どうしてもね……日本の伝統というか……お堅い部分って、どうしても残ってしまうのは仕方ない。
それで、長年、続けてきた会社なんだから。
あまりにも砕け過ぎたものはNGだけれど、服装などについても、だいぶ自由になっている(が、ジーンズやサンダルなど、ラフすぎるのはアウトだ)。
しかし……
「髪、短い…」
1か月前に切ったんだけれど……髪、なかなか伸びない。
4年半前の……抗がん剤の副作用なんだよなぁ、これも。お手入れ、楽だけれどね。
全体的に、全身の毛(毛髪とか腋とか…)が、薄い、細い、伸びない、増えない。
特に髪についてはちょっと、悩んでいる部分もあったりするんだけれど……もう少し、様子を見てみようと思っている。
]]>先日、勤務先で、自分のちょっとした「油断」から、オオゴトになってしまった案件がある。
幸い、それらは無事に解決したのだが……
簡単に書いてしまうと、
「しゃべる仕事は楽しいけれど、難しい」
ということを、改めて痛感したということになる。
少なくとも、テレオペとして20年近い実績を持っている自分としても、初めてのことで……ものすごい動揺した。
もともと、私は気持ちの切り替えがとてもヘタな部類に入るのだが、それでも、勤務先のデスクに着台すると、それなりに「仕事スイッチ」が入るようで、仕事している時とそうでない時の「落差」が激しい。
ブログでも時々、書いているけれど、声色ってその時の気持ちがものすごいオモテに出てくるものだ。
それが今回、仕事面に出てきてしまった。
この仕事が好きでやっているけれど、それだけじゃダメ。だって、仕事なんだから。
今回の一件については、上層部からのフォローも入った。
「ささなおさん、ずっとマジメに仕事をしてくれているのは知っている。だからこそ、今回の件は、びっくりしたというほうが大きいんだ」
と、上席のTさんにも言わしめてしまった。
本来であれば……というところを、多数の上席の方々が助言、フォローをしてくださったという。
派遣元の担当・Wさんが言ってくれた。
「長年、こちらの部署でマジメに仕事をしているという証拠ですよ。それを、上層部の人たちはきちんと見てくれて、評価してくれているということです」
本当に嬉しい、とてもありがたいお話しだ。
やってしまったことを悔いても仕方ない。
反省して、二度と起こさないことをしっかり、自分に言い聞かせ、改めて、今の仕事、勤務先で仕事をしていきたい。
ただ……今回の一件は、私たちオペレータの仕事量、ビジネスパートナー(いろんな会社があるのだ)との「仕事上の問題」についても一石を投じたカタチになったようで、フォローしてくださったおひとりのIさんが、
「確かに、こちら側(勤務している部署)の仕事量が増えている、やらなきゃならないことは増えるばかりなのが、ちょっとね……もとからそれらが問題になっているんだけれど、これはこれで考え直さないといけないと思っています」
とも言っていた。
確かに、私たちが勤務する部署は、ちょっと特殊な仕事ということもあり、また、ビジネスパートナーとして提携している企業も多く、それらを一手に引き受ける私たちも、正直、追い付いていけないというのもある。新しい人がなかなか定着しない……離職率が高い理由のひとつだ。
これらは、今後、上層部の方々にお任せである。
どでかい組織故、どうなっていくのか……この先、見通しの悪い情勢の中、生き残りをかけているわけだから。
しゃべる仕事は楽しい。
でも、難しい。
リアルで会話する難しさと楽しさを感じることができる仕事。
だからこそ、少しずつでも、精進しなければ。
]]>例の連休に入ってから、ちょっと個人的に、とあることに注意しながら、救援依頼の電話を受け付けてみたんだけれど……やっぱり、首都圏から地方へ観光や帰省、遊びに行っている人、多いんだよなぁ。
なぜわかるかって?ナンバープレートを聞き取ることと、電話の向こうの雰囲気で、な〜んとなくわかっちゃうんだよね。これが。
高速道路、観光地、ショッピングモールなどの大型商業施設、キャンプ場、海水浴場、河原……
クルマに乗っている人数とか、お子さんの声とか、ペットが一緒に乗っているとかなんとか……10数年、ロードサービス受付をしていれば、パターンが読めるというのもあるのよねぇ。
夏休みが始まり、退屈する子どもたちをなんとかしたいという親御さんの気持ちはわからんこともないんだけれど……それにしても、あまりにも危機感、なさすぎる。
それから、街へ出ると人の数が、増えているのはもう、一目瞭然。
仕事上、どうしても都内へ出ないとならないのだが、電車の中とか、街を歩いている人が、先々週とまったく数が違うのだ。
駅周辺の雑踏が怖くて、なんとかそれらをなるべく避けながら、勤務先ビルまで移動する。通勤時間がほかの人とズレているので、暑さも天敵。夏場の移動は真剣に考えないとならない。
人の多さ……こんなことで大丈夫かなと思っちゃうんだよね。
本当に危機感、なさすぎる。
そして、今日、7月30日、ワクチン接種の1回目でございました。
いつも行っている呼吸器内科のC先生のところで受けてきました。
再診の時、カルテを見たC先生との会話。
「これだけ(コロナウイルスが)流行っちゃっているから、接種できる人は受けて欲しいと思っているんだ、僕は。ささなお(仮名)さん、接種を決めてくれたんだね」
「あー、もうそれは最初から考えていました。婦人科のA先生からも、体調さえよければ、出来るだけ早めにって言われていましたから」
「うん。A先生からのお墨付きだったらなおさらだよ。接種を受けること、決めてくれてありがとう。こちらも全力でバックアップするからね。特にあなたは基礎疾患と抗がん剤治療して、時間は経っているけれど今も経過観察中だから、気を付けるんだよ。副反応、1回目も2回目もほかの人より強く出る可能性もあるからね」
医療従事者であるC先生から、「ありがとう」という言葉をいただくとは思ってもみなかったよ。
婦人科のA先生からも、解熱鎮痛剤をいただいた時、
「接種して、体調、おかしいと思ったら遠慮なく連絡してください」
とも。
私を担当してくれているお医者様は、ホント、いい方が多い。看護師さんも、クラークさんも、心理療法士さんも…みなさん、本当にいい方ばかり。信頼できるお医者様、病院・医院って本当に大事なことだと、心から思います。
接種して、最初の20分は医院内で様子見。その後、クーポンを受け取って(2回目の予約はすでに入っている)帰宅。
3時間くらい経って、腕が上がらん、痛い、だるい、やる気が起きない、体温が少し上昇してきたけれど、特に危険な兆候は見られない。無事にこの時間まで過ごせている。
で、なんとなくこの感覚に、既視感というか覚えがあるなぁ……と、思っていたのだが……気づいた。
「あー、抗がん剤投与後の雰囲気に似ているんだわ、これ」
抗がん剤投与後の様子見と、安静にするというところに、よく似ているんだよね。ダルさなどは抗がん剤投与後の苦しみとは比べモノになんてならないけれど、なんとなく、こんな感じだったなぁ、と。
「よし、水分補給は忘れず、ご飯も食べられるようであれば、少しでも食べておく。これ、大事」
過去の経験が、こんな形で役立つとは思わなかったわ。
接種するかしないかは、個人の裁量。
SNSや偏った情報、デマに振り回されない。
最終判断は自分自身。
自分のことは自分で決める。
自分のために、周りの人たちのために、そして未来のために。
至極当然のことだと思うのだ。
自分のことは自分で決めないとならないんだよ。
他人事じゃないんだからね。
誰かのせいじゃない、何かのせいじゃない。
自分だけは大丈夫、なんて思わないほうがいい。
これだけ爆増しているのであれば、やはり、考えたほうがいいと……私は思うのだけれどね……
]]>とりあえず「収穫祭編」まで読了。
で、ここまで読んで、ちょいと語りたいと思いましたので……はい(笑)
魔界での唯一の人間、入間くん。
人間であることを隠しながらも、悪魔学校バビルスでの生活を謳歌しつつ、すっかりなじみました。
アリスくん、クララを始めとする問題児クラスの面々とも少しずつ仲良くなり、自分の居場所を自覚しつつあるようです。
ですが、決して油断ならないのが、魔界の「常識」。
仲間もいれば、そうではない面々もいるわけで……
「ウォルターパーク編」で再登場したのが、魔具研究師団の部長で先輩でもある「元祖返り」アミィ・キリヲ。
正直、キリヲ先輩については、私、どうしても……ハナに突くっていうか、好きになれない部分が大きいんです。まぁ、そういうキャラクターになりつつあるというのでしょうか、入間くんとは「裏表」、対になるキャラですからね。この先、入間くんの前に立ちはだかる「壁」でもあるのでしょう。
入間くんが人間だと知った時の、キリヲ先輩の反応を見て、ちょっと笑ってしまいましたが…最初から、彼は入間くんには絶対に負けないという気持ちだけが先行しているのがわかります。それは、最初の時もそうでしたけれど…
いつか、入間くんとキリヲ先輩が、再会する時がくる。
先輩後輩としてではなく……相対する者として。
その時、入間くんは、どれだけ「成長」しているでしょうか。
非道な親によって、悪魔に魂を売られ、自分の考えとはまったく違う流れのまま、魔界に連れてこられた人間の少年。
でも、自分を本当の孫のようにかわいがってくれる大悪魔・サリバンおじいちゃん、厳しくもあたたかく見守ってくれるオペラさん。なんやかんやで、彼を見守っているカルエゴ先生、ニンゲンと知ってからは彼を守ってくれる存在になったバラム先生、言葉は荒いながらも、入間くんを愛弟子として見守るバチコ師匠、そして、アリスくんやクララのような「親友」に恵まれ、クラスメイト達とも心を通わせていくうちに、自分の存在意義、自分がいてもいい場所…自分の居場所を見つけつつある入間くん。
「ぼくは、魔界で生きて行く」
そう決めた彼が、やがて、再会するであろう、元祖返りとして目の前に現れたキリヲに対し、どんなことを思うのか。
今からとても、楽しみであり、そして、怖くもあります。
で、キリヲ先輩のうしろで暗躍するのは、13冠のひとり・バール。
彼は、手下のオチョをバビルスへ送り(オチョは収穫祭編のラストで、ロビン先生が放った「矢」で大ケガさせられましたが)、入間くんの「何気ないつぶやき」を録音し、彼が人間だということを、確信……知ることになります。これが、この先、どんな展開になるのか、波乱の予感しかしませんけれどね。
サリバンおじいちゃん。
悪魔学校バビルス理事長にして、ランク「9」、絶大な魔力を持ち、次期魔王候補とまで言われる大悪魔。
普段は、孫バカ全開、入間くんのことを溺愛する、すっとぼけた好々爺なサリバンさんですが、やっぱり、彼が入間くんを魔界へ連れてきた意味って、大きいと思うんですよね。でも、サリバンさんのことですから、最後の最後まで、入間くんを魔界へ連れてきた本当のことを話すことはないでしょう。彼は、きっと……色々知っているんでしょうね。彼が仕えていた前魔王・デルキラ様の消息やらなにやら……本当は、アリさん(アリクレッドこと悪食の指輪)のことだって知っているんじゃないかなと思うのは、私だけ?(笑)
もし、おじいちゃんが「本当のこと」を話してくれる時は……その時は、入間くんにとっては、非常に「大きな出来事」が起こるときじゃないかと、私は考えています。
学生時代からサリバンさんに仕えている執事・オペラさんも、最初こそ入間くんには冷たい態度をとっていましたが、決して、彼のことを嫌っているわけではなく、むしろなつかれることにまんざらではない様子。的確なアドバイス、勉強を教えてくれることも格段に増えました。また、「ウォルターパーク編」の中で、なぜ、サリバンさんが入間くんを魔界に連れて来たのか…このことを、オペラさんもなんとなく理解したみたいですね。
実はむちゃくちゃ強いオペラさん。ランクは明かされていませんが、たぶん「8」じゃないかなぁ……カルエゴ先生やバラム先生より強いけれど、さすがに「9」ではないと思います。
アニメから入った私にとって、すごーく気になったというか、お気に入りキャラになったのは、空想生物学のバラム先生。「守護の白鴉(ガーゴイル)」の異名を持つ、ランク「8」の実力者。
最初こそ、不気味な雰囲気を醸していたバラム先生ですが、実はむちゃくちゃ優しい「善魔」で、入間くんがうっかり、人間としての正体を話してしまうくらい。アニメ版のバラム先生初登場と、その次の回の話しのギャップに「やられました」(笑)小西克幸さん、すっごい合ってる!
入間くんにとって、とても心強い味方であり、魔界や魔術系の勉強に関してのアドバイザーでもありますね。
実は、カルエゴ先生とは同級生。お堅いカルエゴ先生とは正反対というのも、また面白いです。
あとは……「消失の魔王」デルキラ様。
「収穫祭編」直前の、サリバンおじいちゃんの回想で、目こそ出てきませんが、ようやく、お姿拝見。かなりの大柄な体格・身長の持ち主。おおらかで豪快な性格を持った御方のようです。
「収穫祭編」終盤、伝説のリーフが咲く瞬間、入間くんの目の前に現れたデルキラ様。それを感じ取ったのは、入間くんだけ。
悪魔は、楽しいことが大好き。そして、もっとも悪魔らしくない悪魔に出会いたいという、変わった願いを持った魔王。
デルキラ様は、きっと、どこかの空間から、人間の少年・入間くんと、自分が創造した魔界を「眺めて」いるのでしょうね。
この先は、まだまだ……何が起こるかわからない。もっとしんどいことにもなるでしょう。
でも、入間くんが進む道の先には、きっと「楽しいこと」「明るい世界」がある……と、信じております。
アニメも「ウォルターパーク編」終盤に突入です。
今期はどこまで描かれるのかな。
きちんと、原作に沿って描かれているのも、安心して観ていられる要因のひとつですね。
またそのうちに、語るかもしれません(笑)
久しぶりに、面白いなって思ったアニメ、そして原作でございます。
]]>「わ、めずらしい」
母からの電話だ。こんな時間に電話してくるなんて、マジでめずらしい。
いつもの乗換駅についてから、電話してみる。
「ごめんなー。電車の中だったからさぁ。どうしたん?なにかあったんか?」
電話の向こうの母、順番がめちゃくちゃながらも、怒涛のようにしゃべりだした。
話しを整理すると。
実家には、末弟と母が暮らしている。
で、まぁ……末弟も仕事を持ちつつ、独身で……本人も、そういったことは理解しつつ……決して仲が悪いわけではない。
が、ある日、めったに怒鳴らない母が、とうとう、末弟に対して怒鳴ったらしい。
まあ……こいつは、もともと、若干のぐーたらというか、動きが遅いというか、実行に移すまでは遅い(いい意味でも悪い意味でも口達者)んだよね。それに対して、母がキレたというのが正解だろう(というか、母もずっと我慢していたと思う)。
末弟、さすがに気圧されたというか……何か思う節があったのだろう、その時は言い返すこともせず、自分の部屋に戻る。
それから数日後、母が仕事から戻ってくると、末弟はその日は早めに帰宅できたらしく、母のクルマに、なにやら取り付けている。
「それ、なに?」
「車載カメラ」
そう、末弟はドライブレコーダー・車載カメラを取り付けてくれていたのだ。
もともとがガソリンスタンドで仕事をしていた末弟。クルマのことはそこそこ、知っているし、自分でPCを組み上げるくらいの技術は持っているし、亡くなった父譲りの機械に対しての強さもある(これは長男も同じだ。長男は関西で某機械製作会社の某部署に勤務している。長男が、我が家で一番、パソコン関連に強い。ちなみに我が家のきょうだい構成は、私・長男・次男=末弟)。
無事に取り付けて、簡単に操作方法を母に教えてくれたらしい。機械オンチで高齢の母にはちょっと難しかったらしいけれど、今ではだいぶ慣れてきたようだ(後部座席にもカメラが取り付けられている。帰省したら確認しようと思っている)。
その後、夕飯を食べつつ、末弟がぼそぼそと話しを始める。
「あのな、おふくろ、この暑さでぶっ倒れて病院行きか、エアコン入れるか、考えてくれ」
「え?」
「今はエアコンも贅沢品じゃないぞ。おやじだって、向こうでそう言ってると思う。姉貴の部屋だったら、すぐにエアコン入れられるからさ、考えておいてくれよ」
「あ、うん」
黙々とご飯を食べてから、離れにある自室に戻って行こうとした末弟、紙袋を持ってきて、
「あと、これ。最新式のだから、畑仕事で使えや」
と、紙袋を押し付けると、そのままスタスタと部屋に戻って行ったとか。
紙袋の中から出てきたのは、建築現場とか畑仕事などでも見かけるようになった、送風機付きのジャケットだったそうだ。
末弟も仕事柄、使っているもののひとつ。
「おかあさんさぁ、うれしくってさぁ……」
口達者な割には、ものすごい表現の不器用な、末弟なりの、お詫びというか……考えての行動だったんだろう。それは、姉として、すっごいわかる。あいつも不器用だからなぁ。
「モノで釣られるわけじゃないけれどさぁ、でもさぁ、うれしくって…うれしくって」
電話の向こうの母の声が、とても嬉しそうで、そして少し涙ぐんでいるのがわかる。
「あとね、エアコンね、あの子が「姉ちゃんの部屋」って言ったのがさ、なんかさ……ああ、あの子はあの部屋を、おまえ(=ささなお)の部屋だって、今でも思っているんだなって……それがね、なんか……ああ、そうかって……」
末弟が言う「姉貴の部屋」というのは、玄関を入るとすぐ左手にある、私が実家にいるときに使っていた部屋のことで、今も私の私物が収まっていて、私が自宅を離れた時からは、父が仕事用の部屋として使っていた(もしくは、コメ部屋=収穫した籾のついたままの米袋が置かれていた=物置になっていると言ってもいい)。
父が亡くなってからは、そのままにしてあるそうで……母は、なんとなく手が付けられないらしい……
そこを、今でも、末弟は「姉貴の部屋」だと言ったと。
私が実家を離れて20年近く経っても、末弟はそう思っているんだと。
(そうか……)
うまく書けないけれど、母の気持ち、なんとなく分かった気がする。
私も末弟も、嫁に行っているわけではないし、嫁さんをもらっているわけでもない。
別に、私たちにも結婚願望がないわけじゃないが、いつのまにか、こんな年齢になってしまっただけだ。
でも、末弟は紆余曲折を経て、実家を継いでくれた。その分、何かと苦労を背負わせてしまっているのは、姉としてとても気が重い。このあたりは、父の葬式のあと、長男と私が、母と末弟にアタマを下げた時、
「俺が決めたことだ。姉貴や兄貴が気にすることじゃねえ。ただ、何かあったら、俺は必ず、みんなに相談する。それは約束する。だから、その時は相談にのってくれ」
と、言ってくれた。きょうだい仲が悪いわけではないので、このあたりは心配していないけれど、それでも、私と長男は末弟に対しては、アタマが上がらんのだ(特に長男)。
祖母が亡くなり、父も亡くなり、母だって決して若いわけではない。実家の仕事を継いでくれた末弟は、決して口にはしないけれど……
「かあちゃん、エアコン、買いな。いくら長野でも、やっぱりこの暑さはもう、昔と違うよ。弟と話しをして、いいエアコン、買いなよ」
今のエアコンだったら、電気代だって大してかからない。母の世代には、エアコンって贅沢品なんだよね。その考えがあるから仕方ないが、いくら長野の北部地域(北信と呼ぶ)で、山の中にあっても、さすがにこの暑さはもう、耐えられるものではない。帰宅したら、部屋の中が涼しいっていうのは、母の体調にもいいことだと思うし、気持ちもいいだろう。
結局、この日、帰宅したのは0時近かった。
駅のホームでひたすら、話しを聞いていたもんで……ホームの片隅で、泣き笑いしながら。
母の嬉しそうな声が、私にはとても嬉しかった。
そして、末弟の不器用さと、不器用なりの優しさが嬉しかった。
翌日、末弟にメールを送ると、夕方に返事が来た。
「気にするな。俺もちょっと、考えていた時に、おふくろに怒鳴られたからな。まぁ、姉貴、顔出せるようになったら、来てくれや。少しでもできること、やってみる」
というような内容だった。
空の上で、父は苦笑いしているだろうなぁ……(^_^;)
早く、帰省したい。
顔を出しに帰りたい。
だからこそ、今の「ばかばかしい状況」「異様な状況」を、どうにかしないとならんのだよ。
所詮、他人事?
いや、違うと思うのは、私だけだろうか。
足の引っ張り合いをしている場合ではないのだよ。
]]>
結局、勤務先の接種の話しは、一旦、なくなってしまった。
まぁ、募集を始めた時点で、ワクチンが足りないだのなんだのって言われ始めていた頃で、フライング気味に募集をかけていたからなぁ……なんだかなぁ、どうなんだろうなぁと思いつつ、考え直していると、ご近所仲間から、
「あんたは基礎疾患枠で申請できるはずだぞ」
とアドバイスをもらった。
……完全に、そこを見落としていた……
悪性腫瘍の経過観察中(あと1年…)、睡眠時無呼吸症候群。
このふたつが、基礎疾患にあたる。
で、自治体に申請して(自主申し出のみ。特に診断書などは必要なし)、優先的に予約を取れるように準備。
予約を取れる日(毎週水曜日)を待ち、スマホを前にして、待機。日時と接種場所はあらかじめ決めておいた。
開始時間とともにアクセスして、日時と病院をチェック。接種できる日、空いている日を確認すると、まだ大丈夫だったので、すぐに予約ボタンを押下!
無事に希望日時・病院で予約完了した。
病院は、いつもの呼吸器内科のC先生のところ。さらに、呼吸器内科の再診日にも重ねることができた。
個人的には非常にグッドタイミングである。
7月末に、まずは1回目だ。製薬会社はファイザー製。つまり、1回目からは3週間後に、2回目を打つことになる。
で、そのことをいつもの婦人科のA先生に話しをしたら、念のためということで、鎮痛剤を出してくれた。個人差もあるというが、私の場合、抗がん剤治療時に副作用がかなり強く出たので、そのことを踏まえてのことだ。ホント、この気遣いがありがたい。
「人にも寄りますが、ささなおさん、心配なんだよなぁ…特に2回目」
と、先生も言ってくださった。
さてさて……どうなることやら。
]]>で、ふだんのアシは電車なんだけれど、6月半ばのある日、山手線を始めとして、京浜東北線や湘南新宿ライン、埼京線、中央線などが変電所トラブルで長時間、止まってしまったんだけれど、覚えている人、いるだろうか。
あの日は日曜日で、私は仕事だったのだけれど、勤務時間が終わった21時になってもJR、動いていないと知った。
振替輸送を試みようと、スマホの乗換案内をチェック。
今は本当に便利だ。
「あ、地下鉄は動いているのか」
これは幸いなことだと思った。そして、日曜日の夜というのも幸いだったと思う。
地下鉄を乗り継いで、いつものターミナル駅まで。しかし、この日は湿度が高くて、汗だくだく。歩いていると汗がすごくて、途中で水分補給のために、自販機でミネラルウォーターを購入した。
なんとか、ターミナル駅に到着。意外と順調に乗換、できたかな。
そのまま、いつもの私鉄で帰宅したのだが……
私自身は、大規模な遅延や人身事故に巻き込まれるというのは、あまり覚えがない。
通勤時間が、通常とズレているのも幸いしているだろうと思う。
暮らしている地域が、何かと便利で、振替輸送が比較的、使いやすいというのもあるだろうな。
こっちに出てきて、しばらくは駅構内で仕事をしていることが多かったのだけれど、その時も、遅延やら事故やらで駅構内が大混雑するのを、どこか遠くから眺めていたな……
まぁ、この近隣に暮らしているのであれば、振替輸送は、ある意味、日常なんだよなぁ……
]]>ロードサービスの「総本山」ともいうべき、日本自動車連盟・JAFさんを筆頭として、一般企業としても存在するし、自動車会社やバイクディーラーがやっているもの、または自動車(バイク)保険に付帯していたり、ネットでの通販型保険もあったりするのだが、サービス範囲は様々で、選択肢がある程度、揃っているというのは悪いことではない。
これらに契約・入会する時って、必ず「利用規約」「利用約款」というものを渡されると思うけれど、説明してくれる人の資質とかにもよるし、そもそも細かい利用約款などを全部読む人っていないと思うんだよね。残念ながら。自分も勤務先の利用約款をちらほらと読んでいるのだが、まあ、めんどくさいわな。気持ちはわからんこともない。
でも、これって実はすごい大事なことで、利用するからにはルールがある。どんな世界でも、どんな場合でもあるはず。
だけどねぇ、でもねぇ……これ、捉え方などにもよるし、きちんと読んでいない人の出動やら依頼やらに限って、もんのすごい「めんどくさいこと」「トラブル」「クレーム」に発展することもあるのだ。
「そんなこと、知ったことか!」
「どこにそんなことが書いてある」
って、いちゃもんつけてくる人もいるけれど、私の勤務先には、各々のデスクにきちんと利用約款の用紙が置かれているので、必要とあらば、説明することもできるし、実際に(若干、嫌味っぽくなるけれど)、
「第1条の、4行目をお読みください」
と、説明したこともある(これはこれで、相手は、ぐうの音も出なかったなぁ)。
ロードサービスの一番最初の部署なので、電話をかけてくる相手は焦っている、困っている人が大半を占めているわけで、そういった人の相手をする私たちは、ある程度のメンタル強化ってのは、妙なところで出来上がっている人も多い。現に、私から見ていて、先輩諸氏、またはそこそこ長く今の部署に就いている人って、メンタル面が強いか、仕事と割り切っているかという感じに見える人も少なくない(ほかにもあるような気がするけれど、あえて自粛しておきます……あ、10年以上勤務の人が多いのよ、実際)。
正直、私自身は、メンタルはかなり弱いと思うのだが、部署のPCの前に座ると、「仕事モードへの切り替えスイッチ」が入るみたいで、ある程度のことはガードしているようだ(自分でも、切り替わったなっていうのがわかる)。
まぁ……仕事だからね……
私は、クルマもバイクも好きだから、なんとか保っている感じがするなぁ。
本当に世の中にはいろんな人がいるもので。
自分の思い通りにならないから、思った通りの対応をしてもらえなかったから、謝罪文を寄越せと言ってくる人もいる。
そんな筋が通らないことを、よくまぁ、いけしゃあしゃあと言えるものだと呆れかえってしまったことが、つい最近もあった。
いつだったか、うちの部署の総責任者・Nさんが、クレーマーと「戦っている場面」が延々と続いているのを聞いていたことがあって、これがまた、数時間に及んでいて(正しくは2日間、それぞれ数時間、続いた)、最終的には相手が暴言(てめぇら、ぶっ殺す、と言ったらしい)を吐き、こちら側には非がないと判断したNさんが、
「ぶっ殺すと言いましたね?おっしゃいましたね?はい、わかりました。ええ、今の会話はしっかり、録音しております。これ以上のお話しは無駄と判断します。しかるべき対応をさせていただきますので、ご了承ください。失礼します」
電話の向こうでギャーギャーわめく声が聞こえてきたけれど、Nさんは遠慮なく切電して、ふかーいため息をついた。
「あー、きつかぁ〜……!」
滅多に方言を出さないNさんだが、もともとは福岡の出身で、単身赴任で東京に来ている。めずらしく博多弁をしゃべってくれた。
周囲にいた私たちオペレータや、ほかの上席の方々も苦笑い。年に一度くらいは、こういったモンスタークレーマーってのが沸いてくる。
お客様との会話は録音しています、予めご了承ください、というアナウンスは必ず流れるはずなのだが、そういったことを忘れてしまう人とか、本気で録音していると思っている人は、まだまだ少ないんだろうね。最近は、接客応対、クレーム対応などを含めて、録音されていることがほとんどだとは思うけれどな。
知っている人も多いとは思うけれど、こういった人のデータには、要注意人物として管理されている。
相手は、自分がやっていることは正しいと思い込んじゃっているから、余計、質が悪い。中には、出動拒否という印がついている人もいる(マジです。どんだけのことをやらかしたんだ……)。
こういった人たちって、ふだんの生活でも、きっと、周囲を振り回しているんだろうなぁ。自分は偉いんだ、客なんだ、金を払っているんだからやってもらって当然、という、おごり高ぶった考えの人なんだろうね。こういう人にはなりたくないものである。
あとは……お願いだから、バイクや車を運転・操縦するなら、基礎的なこと、基本的な知識は覚えておいて欲しい。
便利な乗り物だけれど、機械の塊。
ディーラーさんや修理工さんに丸投げするだけじゃなくて、せめてバッテリー残量とか燃料、空気圧、ウォッシャー液とか……そういったことは、気にかけてあげて欲しい。それだけでも、随分と違ってくるよ。
「え?クルマのバッテリーってなんですか?ガソリンだけで走るんじゃないんですか?」
って言ってきた人がいて、さすがに呆れてしまうこともあるんだよ、マジで。ドライブスクール、教習所、自動車学校で何を習ってきたんだか……動かすだけが能じゃないのよ?
「クルマやバイクは機械の塊、走る凶器」
という言葉は、私が車の免許取得で通った自動車学校の副校長から何度も教えてもらった言葉で、今でもよく覚えている。
どんなロードサービスに入るか……損保さんなのか、JAFさんなのか、ランクはどうするか?
選択肢はたくさんあるから、そのあたりはあなた次第。
加入するなら、利用約款・規約には一度は目を通しておいても損はない。
ホント、今はいろんな人がいるものだ、マジで。
]]>処方してもらっている睡眠導入剤が、どおおおおおしても「夢見が悪い」。処方してもらっている導入剤は2種類あって、そのうちのひとつが、どうしても、どおおおおおおおおおおおしても、夢見が悪いのだ。
我慢の限界を超えたので、主治医のA先生に相談。
「あー、こっちね……」
と、電子カルテを見ながら話しをしてもらって……で、今までのタイプと違うものを処方してもらうことになった。
一番少ない容量で出してもらって、まずはおためし。
初めて使うものだったので、戦々恐々となりながらも服用してみたのだが、おかげさまでなんとか、無事に眠れたし、悪夢を見ることもなかった。ただし、かなり深い眠りになるので、翌日が休みの日だけに使うようにしている。また、もうひとつの導入剤ともども、飲まなくてもいい日もあるので、そういう時は無理して飲むことはしていないし、アルコールを摂取した時は、飲むことを控えている。薬剤師さんからの指導もあるので、自分でコントロールしながら、上手に「おつきあい」している状態だ。
こういう類の薬は、飲まないのが一番いいのは理解しているが……
一度、ココロが完全に壊れ、体調を崩し、心療内科に通院するようになって以来、お守り代わりに持っている。
飲まなくても眠れるときもあるから、まぁ、そのあたりは「さじ加減」というところだろう。
眠れないっていうのは、ホントに辛いからね……
睡眠って大事なことよ。
さて、ワクチン接種の件も、所属している派遣会社からメールがやってきた。
職域接種というものに切り替えることになるかな…と思う。
私が住んでいる自治体、とにかく対応が遅すぎる。A先生とも話しをしてきたのだが、A先生も呆れかえっておられた。
早めに接種できるのであれば、それに越したことはない。
私は、早く、実家に顔を出しに帰りたいのだ。
実家の、母の顔を見たいし、父やご先祖さんたちのお墓にもお詫びに行きたい。
A先生からも、接種できるようであればぜひ、というお話しもあった。
足の引っ張り合いをしている場合ではないのだ。
なんだかなぁと思いつつ……様子を伺いながら…だなぁ……
]]>がん治療中の頃から、母には頻繁に電話するようになっていて、治療中の頃から、回数こそ減っているけれど、必ず電話するようにしている。帰省できない分、電話で話す時間が長い。でも、自分には大事な時間でもある。
母も、年齢的に後期高齢者になるので、例のワクチン接種については、順番が優先されるわけだが、母が電話、実家にいてくれる末弟がPCで何度も何度もトライして、3日かけて、ようやく繋がり、予約がとれたという。
地方でもこれだもんなあ……
私が住んでいる自治体じゃ、私の年齢層だと、いつになるかわからんぞ、これ。
ワクチン接種をしない限りは、実家に帰省できない、帰省しない。
それは、主治医と話しをして、やんわりと釘を刺された感じでもあるし、当然といえば当然のことなのだ。
まぁ、言い出したら際限ないわね。
気長に待つしかないよなぁ……(ため息)
]]>たまたま、第1シーズンを途中から観ていて、とても気になっていた作品。で、これまた、たまたま、Amazonプライムで配信していた第1シーズンを視聴しまして…さらに、2021年春アニメとして、第2シーズンがスタートしました。
鈴木入間、14歳。
史上、稀にみる「お人好し」なニンゲン・入間は、アホな実の両親によって、悪魔・サリバンに売り渡されてしまった!
入間が連れ去られたのは、魔王が支配する世界「魔界」。だが、今は前魔王が行方不明となり、長い間、魔王不在が続いていた。
悪魔にたべられてしまう!と思っていた入間だが、サリバンは、入間を「孫」として迎え入れ(契約)、でろっでろに甘やかし、さらに自分が理事長を務める、悪魔学校「バビルス」への入学も特待生として通わせてくれることになった。
魔界では、ニンゲンの存在は皆無……つまり、入間だけ。ニンゲンとバレてしまえば、食べられてしまう!?必死に目立たないようにしようとする入間だが、彼が目立たないようにしようとすればするほど、なぜか逆に目立ってしまうという悪循環。
入間のクラスは「問題児クラス」(アブノーマルクラス)と呼ばれ、クセの強い悪魔たちの中でも、さらにクセのある……個性的な悪魔が集まったクラス。
最初こそ、戸惑いっぱなしの入間だったが、ひょんなことから手に入れた「悪食の指輪」と、「おじいちゃん」ことサリバンの「魔力」を借りて、ニンゲンとしての正体を隠しつつ、なんやかんやでクラスメイトたちとも馴染んでいき、やがて、クラスメイトたちとの学校生活、魔界での生活を謳歌していくことになる。
しかし、入間の行く先々には、一体何が起こるのか?何が待っているのか?
それは、神(悪魔)のみぞ……知る?
原作マンガはこちら。
ある意味、王道の少年漫画じゃないですかね。
SF、ファンタジー、ラブコメ、コメディ、バトル…と、様々な要素がてんこ盛りの内容で、キャラクターの数もかなり多くて、私はまだ全員を把握しているわけではありませんが……でも、これ、最近のマンガ・アニメの中では、私自身は気に入った作品のひとつとなっています。
アニメ版は、第2シーズン。第1シーズン冒頭で、ひょんなことから手に入れた「悪食の指輪」に自意識が芽生え、入間くんとおしゃべりするようになり、「アリさん」(アリクレッドというのが本名らしい)という呼び名がついて、入間くんとは相棒みたいな関係になっておりますが、このアリさんがちょっとしたコメディリリーフ的なところもあって、さらに「大騒動」の元凶を作ったりも。
主人公・入間くんが、ホントに優しくて、人に頼まられたら絶対に断れず、困っている人を見ると放っておけず…という、とにかくめちゃくちゃ「お人好し」。周囲に流されるままに生きているようなところが最初は見られます。あと、ニンゲン世界では、アホな両親によって、小さいころから働かされ、人並みの生活とはかけ離れたことばかりに見舞われていたため、極度の苦労人であり、それ故か、危機回避能力が超人並み(「圧倒的危機回避能力」と呼ばれます。バビルスでの担任教師で、むちゃくちゃ厳しいことで有名であり、入間くんの「使い魔」になってしまった、ナベリウス・カルエゴ先生からも「危険に慣れ過ぎている」と注意を受けているくらいです)。
ですが、魔界に来てからは、周囲に流されつつも、自分のことを考えるようにもなり、少しずつ、自分がいる場所…居場所を見つけていくようなストーリーになっています。
自分を連れ去ったサリバン理事長のことも「おじいちゃん」と呼び、彼に仕える悪魔・オペラさんとも心を通わせ、クラスメイトたちとも少しずつ馴染んでいく……そして、彼が通う悪魔学校「バビルス」を巻き込むような大騒動や大事件なども勃発しますが、入間くんはクラスメイトや、「バビルス」の教職員、生徒たちとともに、それらにぶつかっていくことになります。
原作は21巻まで出ているのかな?
今更どうしようかとも思っていますが(笑)、でも、アニメはほぼ、原作に忠実に描かれているようなので、ちょっと気になる……
さらに、コラボカフェなども開催予定されているそうで……これまた気になるではないですかっ!(笑)
コロナ禍騒ぎの間に、私、そこそこ、アニメを観ているんじゃないかしらね。
今は、見逃し配信やアマプラもあるから、ありがたいお話しです。
ただし、私がファンになったり、好きになったりするジャンルや作品には、ある一定の「偏り」があるみたいですが…(笑)
配信などをみて、気に入ったOP、EDなどを覚えたりもしていますが、ピンでうたえる楽曲が少ないこと少ないこと……おまけに、早口だし、横文字多いものばっかりだからなぁ……とも思っています。「入間くん」OPなんて、ラップが入るから、私には難しいわよ(笑)
]]>
どうも、精神的に凹み気味…で、婦人科の再診日、主治医のA先生の再診を終えてから、同じ病院に在籍している、心理療法士のKさんのところへ行ってきた。
Kさんとの話は、ほとんど「雑談」。
4年前、抗がん剤治療を始めたばかりの頃からお世話になっているおひとりで、私の事情を色々察してくださり、私もなにかとKさんには連絡を取って、お話しを聞いてもらうことが多い。
「ささなおさんは、とにかく、しゃべって発散したほうがいいかな〜。本音を吐き出せる場所って、大事なことですからね。私も、ささなおさんとお話しするの、仕事抜きで楽しんじゃっているんですよ、これ、ホント(笑)」
と、明るく笑ってくださるKさん。同じ女性ということもあって、私はかなり気を許しているとも思う。とても、ありがたい存在の方だ。
ヒトとの距離を取るのが、ド下手な自分なので……こういった機会はとても貴重。
また、ふだんはひとりでいるから、誰かに話すという機会も、ほとんどない。
その分、鬱屈した気分を抱えることも多く、真剣に精神的なバランスが危うくなることも、稀にある。
Kさんにいわせると、私はストレス発散が、ものすっごいド下手なのだそうだ。特に、精神的な部分で……あと、ものすごい難しい性格をしているという部分も大きくて、この辺りはもう、どうしようもないという、非常に「めんどくさい」人間なのである。
まぁ……ね……色々、ね……(遠い目をしてみる)
難しいよね、ホント……(ため息)
6月にも、Kさんのところに行く予定。
]]>あのさ、今回のワクチンって開封したら決まった時間内に摂取しないと、効果が切れてしまうモノなんだよね?
だったら、キャンセルなどはその場にいて希望する人や首長さんたちに接種するっていう、融通を利かせることは、悪いことなのか?
このあたりの柔軟性は持たせてもいいんじゃないの?揚げ足取りをしている場合ではないだろうに……
マスコミの報道にも、疑問を感じる、怒りを感じることもある。
揚げ足取り、悪意のある見出し……どうして、悪いほうへと引っ張っていこうとするのだろう。
今はそんなことをしている場合ではないだろう。
本来、やらなければならないことを見失っているというか……わざとはずしているのかと思うくらいに、怒りを覚える。
ワクチンは大事なものだし、高価でもあるわけで、無駄にすることはできないはずだ。
ならば、もっと柔軟性を持たせるとか、融通を利かせることを恐れてどうするんだと、声を大にして叫びたい。
確かに順番は大事なことだけれど、それ以上に、無駄にして破棄するほうが、よほど悪い。
白か、黒か……確かに、どちらかに決めないとならないことは世の中、多い。
でも、その間をとる……つまり、融通を利かせることや柔軟性に欠けていると思うんだよね……今の日本ってさ。
いつまでも、だらだら、続けるものでもないんだから。
]]>
こんなことじゃまずいと思っているけれど……むー…
先日、さいたま市にある、鉄道博物館…てっぱくに、10数年ぶりに行ってきた。
今は事前予約制で、出かけた日は、3度目の緊急事態宣言の直前で、連休前ということもあり、さらに平日だったので、館内もガランガラン。感染拡大防止策もしっかり施されていて、もちろん、私もしっかりマスクをして……楽しんできた。
「今日はゆっくり、見ていただけますよ」
と、スタッフさんも言ってくださったくらいに、館内は余裕があった。
ちょうど、今は企画展…テレビアニメ「新幹線変形ロボ・シンカリオン展」が開催されていて、まぁ、おめあての半分は「シンカリオン」というのもあったけれど、ホントに久しぶりの「てっぱく」。敷地が拡大されてからは初めてだ。
シンカリオン関連の展示はもちろんだが、他の展示物もゆっくり、見て周れたし、同行した人と「シンカリオン」推理ラリーを楽しんで、ちょっとしたプレゼントをもらったり。鉄道シュミレータも(予約制以外は)並ばずに楽しめたし、お昼も館内のビューレストランで、実際の新幹線の往来を見ながら、名物・ハチクマライスをいただいた。
てっぱくは、アニメ「シンカリオン」第一期では頻繁に登場する場所で、地下には「超進化研究所」があるという設定。外へ出て、北関へ向かう途中に振り向いて、てっぱく本館の建物を撮影すると、アニメでも登場するアングルになる。第二期「シンカリオンZ」でも、そのうちに登場するだろうな。登場しないわけがない(笑)
アニメグッズはあまり手にしない私だけれど、この時ばかりは「シンカリオン」グッズを2点ほど購入。あとは、てっぱくグッズをひとつ(今は勤務先で使っている)。
コロナ騒動以来、出かけることは避けていたので、久しぶりのおでかけでもあった。
新宿駅から埼京線に乗って出かけるのも久しぶり。さいたま市そのものも、本当に久しぶりだったな。
館内を見ていて、ふと、目に留まったのが、新幹線「あさま」の開業時のポスターとフラッグ。
よく覚えている。1997年、長野新幹線が開業する時のポスター。E2系と呼ばれる新幹線と「あさま」。
長野県民…特に、北信地域の人たちには特急時代から「あさま」の名前はなじみ深く、新幹線の名称公募をしたが、結局は「あさま」が採用されたという経緯もある。今、「あさま」は、長野〜東京間の各停新幹線として走っている。
長野冬季オリンピックに間に合わせての突貫工事だった長野新幹線。JR長野駅周辺の再開発と駅舎の工事もものすごい勢いで進められたっけなぁ。今じゃ、開業前の面影はどこにもないもんね。
国鉄からJRへ移行する世代真っ只中でもあるので、展示物はホントに懐かしいものも多かった。改めて見ていると、ああ、自分、それだけ、歳を重ねているんだなぁとも、しみじみ。
帰りの電車の中で、改めて思った。
「実家に顔を出しに帰りたい」
ホント……父の葬儀以来、帰省していないんだから……そういう人は私だけじゃない。たくさん、いる。
だけど、精神的に凹みがきつくなってきているのも事実で、それでも、帰省するのはもう少し先だと言い聞かせている。実家の母と末弟、そして私自身がワクチン接種をしない限りは……難しいだろうし、主治医にもそういうアドバイスをもらっている。
テレビを見ていると、本当にうんざりする。
マスコミも揚げ足取りな報道とか、不安を煽るような報道をやめて、もっと有益な報道をしてくれよと声を大にして言いたい。
世間一般が、我慢も限界に来ているのは確かなんだからね……
まぁ、愚痴はさておき。
てっぱくに行ったのは、自分にとって、良かったと思っている。
また、機会があれば行きたいなー……ああ、ロマンスカーミュージアムにも行く予定。こちらも事前予約制のようなので、もうしばらく様子を見て、近々、行ってみたいと思っている。
]]>
ロードサービスという仕事をしている以上、突然の事故やトラブルで慌てている依頼者さんの電話を受けている。
それらを、機械的に切り分けて…ということは、私にはできない。
先日、某SVと、ちょっとした論争というか、意見のぶつけあいをしてしまった。
このSVは女性で、私たちと同じオペレーター出身で、今は正社員になった人だ。まぁ、確かに仕事はできる人だと思うんだけれど、とにかく……なんというのか…人の神経を逆撫でするのがうまいというのか、私としては、苦手な相手でもある。
で、この人によれば、私の、依頼者とのやりとりは、非常に「偏っている」というのだ。
「はぁ?」
私と依頼者さんとのやりとりは基本、録音されていて、時々、SVたちが黙ってそれらをSV席で聴いていることがある。まぁ、仕事だからね、それは至極当然のことだと思っている(嫌だけどな。これは、ほかの同僚たちからも不評を買っているけれどさ)。
で、ある日、とある依頼者さんとのやりとりの録音を聴いてから、件のSVとの意見のぶつけあいをしてしまったのである。
SV「仕事なんだから、もう少し淡々とやったっていいと思うよ」
私「いや、こういう仕事だからこそ、淡々とする時としない時というのは、瞬時に判断するものではないですか?」
基本的にはこの意見が互いに、あって、どこまで行っても平行線。
SVの意見は、こっち(私)の意見を肯定しているように思えるが、やはりわかってもらえていない……と、私は段々とイライラしてきた。
私「機械じゃないんですからね、私たちは。効率や時間短縮を考えるのはもちろんですが、依頼してきた人のことをもう少し、考えて話しをするというのは大事なことじゃないんですか?いつも、会社側が言っている、寄り添いって、言葉だけじゃないですよね?気持ちが言葉に出てくるっていうのは、そういう意味ではないんですか?」
私がここまで、意見するのは非常にめずらしい。
仕事をさせてもらっている側なので、あまり抵抗することは避けているのだが、さすがに、今回は気持ちが抑えられなかった。私の悪いところだとは思うのだが……
その後、このSVのさらに上にいる(上席ですね)、女性のSV・Aさん(正社員)に少し時間を割いていただいて、話しをしてみる。
Aさんは、まず、こちらの話しを聞いてくれて、件の録音を聴いてくれてから、なるほど…と、頷いてくれる。この方のいうことは筋が通っており、私にもスッキリする話し方で、説明をしてくれるし、指導してくれるので、私はとても信頼している正社員のおひとりでもある。もともと、そういった立場に就いていることもあって、話し方も違うのだ。
「これでどうでしょうか?」
「ですね、確かに…そう言ってもらえると、私も腑に落ちます」
「よかった〜」
Aさんはそういうと、笑ってくれた。
「ささなおさんは、彼女みたいな人、苦手でしょ?」
「……正直、その通りです」
「仕事だからっていう言葉で簡単に片づけていいところと、そうしてはならない部分っていうのは、確かにあります。そのあたりは、とても曖昧でもあるんですよね。私もいつも、悩んでいますよ」
「え?そうなんですか?」
「私が新人の頃なんて、もっと悩んでいたんです(笑)だけど、どこかで、それらをうまくコンロトールしないとなぁって、自分も思って、ここまでなんとか、きました。ささなおさんもそうだけれど、ここ(勤務先)に仕事に来てくれているみなさんって、ほとんどの人が、他の仕事や会社を経験してきているでしょ?だから、意見のぶつかり合い、食い違いって、ささなおさんだけじゃないんですよ」
そう言ってAさんは笑ってくれた。Aさんは短大を卒業したあと、ずっと、この会社に勤務しているそうで、他の会社のことはわからないとも。
「だからこそ、活かせる部分っていうのも、あるんじゃないでしょうか?それがあるから……それに、ささなおさん、きちんと仕事されていますよ。すべてを褒めるっていうわけではないですが(笑)、話術に関しては、自信をもってください。私個人的には、ささなおさんの話術って、今まであなたが培ってきたものの集大成なんだろうなぁって思いながら聴いてます」
「……ありがとうございます」
Aさんと、件のSVの違いはここだと思っている。
今の勤務先のSVと呼ばれる人たちは、正社員さんもいるけれど、私たちのような派遣社員から正社員になった人も多い。
私たちは「オペレータ上がり」と言って区別しているんだが、このオペレータ上がりの人たちって、意外と辛辣な意見をズケズケと言ってくる人もいる。はっきり言って、苦手な人が多いのだ、私には。
そりゃ、正社員になれるくらいだもの、仕事はできる人達なんだろうけれど、どこか、つっけんどんというか、機械的というか、人間性がないっていうか……これはわざとそうしている部分もあるらしいというのは、同じオペレータ上がりで派遣SVをやっている人から聞いたこと。
ただ、それが発端となり、せっかく仕事に就いてくれた人が、そういう類のSVたちから、叱責され、いじめられて辞めていく人もいる。これも事実。意見の食い違いどころの話しではなく、本当に派手にやらかした人を、私たちは知っている。
おまけに、正社員の中にも、平気で女性オペレータにセクハラ発言をかまし、気持ち悪い人がいるところで仕事できません、といって辞めて行った人もいる。なのに、その正社員は、未だに部署にいる。
まぁ、どの会社にもあるような話しではあるが……なんだかなぁ……
私たちは機械じゃない、ヒトだ。
相手にしているのは、やはり、同じくヒトだ。
私は、機械のように、受付対応することは出来ない。
4月アタマに、他部署に異動してしまった、正社員のUさんが、如何に平等にモノを見ていたか、私たちのことをしっかり、サポートしてくれていたのか……私たち一部の派遣オペレータは痛感しているのが実情だ。
それらを知っているのか知らないふりをしているのか、それ以外なのか……
まぁ、言い出したらキリがないよね(笑)
少なくとも、私は、今の仕事は嫌いじゃないので、勤務していいのなら、出来るだけ、長く勤務させてもらいたいと思っている。
]]>仕事があるだけ、ずっといいのだが……でも、病気持ちの自分としては、そして、がんサバイバーとしては、この状況下でも仕事に行かなければならないことが、とてもキツいのは事実だ。
私のように、病気を抱えながらも仕事に行かなければならない人は、たくさんいるはず。
見た目がわからない病気だってあるんだし。
本当にいつまで、こんなことを続けるつもりなんだろう?
明るい話しをしたくても、なかなか……難しいよねぇ。
ネガティブなニンゲンだけれど、こればかりじゃ、さすがに疲れてしまう。
少しは、「いいこと」「楽しいこと」を見つけようとするけれど……ううむ……
目下の願いは、実家に帰省したいということだ。
父の葬儀から、一度も帰省していない。
だけど、緊急事態宣言なんて関係なく、移動する人たちがいるのは、仕事柄、なんとなく把握しているし、通勤途中でもそれらしき人、もしくは地方から都内へ入ってきている人っていうのは、なんとなくわかる。我慢している人だってたくさんいるのにね。
所詮は他人事ですか?
この異常事態の中、大切な人と会えずにいる人はたくさんいる。
「嫌な人や、上司とかに会わなくていいからラクだ」
なんて言っている人もいるようだけれど、それって、なんか違うんじゃないの?
やっぱり、他人事だって思っている人もいるんだろうね。
………………。
なんか、嫌になってきた(苦笑)
本当にいつまで、続くのかなぁ……
実家に顔を出しに帰りたい……
]]>散々な思いをしている私たちに対し、国のお偉いさんたちはちぐはぐで、時代錯誤なことばかりをしているような気がするのは、みなさん、同じでしょうねぇ。あの人たちは生活に困らないから。私たちのことなんて二の次でしょう。
なんでもかんでも、規制をかける前に、やることがあるんじゃないのかとも思います。
やるべきことの順番を間違えているし、あまりにも準備が遅すぎる。
SNSとかネットの普及で、あることないこと、情報が氾濫しているのも、本来、やらなければならないことを遅らせている原因のひとつだと思います。マスコミが足の引っ張り合いをしているとしか思えないものもありますしねぇ……
1年前に起こったこと、もう忘れている?
このまま、ずるずると引き延ばすようであれば、マジで経済、立ち行かなくなるよ?それ、わかってるの?
規制かける前に、やるべきこと、あるはずだよね?言うまでもなく、それは理解していらっしゃるんですかね、国のお偉いさん方とやらは……
本当にどうにかして欲しいですわ。
]]>
日本酒。
私、この年齢になって、自分が意外と日本酒が飲めるんだと気づいたんだよね(笑)
まぁ、父方も母方も、日本酒好きの祖父やおじたちがいるもんで……飲めないことはないだろうと思ってはいたけれどさ〜。
この居酒屋さん、とにかく日本酒ラインナップがすごいのだ。毎週変わるラインナップ、全国の酒蔵さんから送られてくる貴重なお酒も多く、行くたびに楽しい。
女将さんに、
「ささちゃん、意外と度数が高いものも、スイッといけるようになったねぇ」
と言われたのだが……そうなのだ。実は私、辛口で度数が高いものが好きらしい。18度でも平気。
このお店に初めて来たときは、ぬる燗1合を飲むのがやっとだったのに(これは今では笑い話になっている)、今では2合だったら、平気で飲めるようになってしまった(笑)日本酒の飲み方……ひとり飲みというのを、あらためて教えてもらったのが、このお店だとも思う。
おいしいお刺身、お料理と日本酒は、最高の組み合わせ。特に、この大将のお店だからこそだとも思っている。
誰にも教えたくないお店……でもあるのだ。
我が家、父は「下戸」だった。ビールも日本酒も、ほとんど飲めない。それでも、だいぶ前……私がまだ、実家暮らしだった頃に、一度だけ、一緒に、ふたりで飲みに行ったことがある。お店は父の同級生がやっているスナックで、ママさんが同級生。ママさんも、
「あら、めずらしい人がきたね」
と笑っていたっけなぁ(笑)
あれ、今でも、いい思い出。ふたりでビールを飲んで、ママさんとだべって、カラオケして(当時のカラオケはまだまだ、昭和の香りがしておりましたがw)……あれ、ホント、行ってよかったと今になると思っている。とっても貴重な思い出だ。
母は、ビールを水のように飲むタイプ(笑)ま、さすがに最近は、飲む量も減っているみたい。
去年、父の葬儀が終わり、やっと、ひと息……母と長男と次男と、私の4人になったその日の夕食、母はビール、長男は日本酒(こいつは日本酒好き。結構な分量を飲むが、暴れたりすることはない)、次男は父に似ていて、父以上に「下戸」で、飲まない……のだが、私が長男に付き合って、少し日本酒を飲むといったら、
「俺も少しもらっていいか?」
と言ってきた。これも本当にめずらしいことだったけれど、長男が、
「おう、飲めや。ただ、無理はするなよ。姉貴(私ね)、水、持ってきてくれ」
「はいよ」
父の遺影と骨箱に、
「親父、もらうぜ」
「父ちゃん、もらうね」
と声をかけて、3人で飲んでいるのを、母が嬉しそうに見ていたことを思い出す。
次男はおちょこに2杯ほど、なめるようにして飲んで、長男は自分のペースを守ってゆっくり飲んでいる。私は、その時はそれほど飲まなかったのだけれど、でも、きょうだいで飲むということはほとんどなかったから、嬉しかったなぁ。
父が作ってくれた、貴重な時間だったと思う。父は……姿はなかったけれど、あの時、一緒に座って、いつものところに座って……一緒に飲んでくれていたと思う。顔を真っ赤にしてね(笑)
いつも行っている、海鮮居酒屋さんの日本酒ラインナップは、本当にすごくて。
でも、私の稼ぎでは飲める銘柄も、それほど高いわけではない。が、時々、常連のおっちゃんやおねえさんたちにおすそ分けしてもらったりすることもある(みんな、私のことを知ってくれていて、かわいがってくれるのが本当にありがたい)。
ある日、いただいた「十四代・酒未来(さかみらい)」には、本当に絶句してしまった。ひとくち、いただいて、しばらく声が出なかった。それから、
「え、これ、本当に日本酒ですか?」
と、声に出してしまったくらいにおいしかった。米の甘さ、フルーティな香り、口から喉元に広がるおいしさ……これに、厚切りの刺身……もう、最高の組み合わせ。
「うまいだろ?」
ごちそうしてくれた常連のおっちゃんの言葉に、こくこくと頷くことしかできなかったし、大将も女将さんも笑って私のことを見てくれていた。
この時かなぁ……日本酒って、やっぱり日本人が飲む酒なんだろうなって思った。
飲めない人には難しいかもしれないけれど、もし、少しでも飲めるのであれば、ぜひ、日本酒を飲んでみてほしい。
決して、敷居が高いわけではない。日本酒を選択するのは難しいという話しもあるけれどね。私が懇意にしている、こちらの居酒屋さんは、女将さんが日本酒マイスターで、今は唎酒師(ききざけ・し)の試験を受けようと勉強中なんだとか。また、大将も長年、和食の世界で仕事をしている料理人さんなので、日本酒のことはとても詳しい。
私は、日本酒のことはわからない(日本酒に限らずなんだけれどさ)。だから、私は、お店では女将さんに、
「なにかオススメ、ありますか?」
と、聞くようにしている。まぁ、まず、間違いはない。
お酒は楽しく、節度を守ってほどほどに。
飲み過ぎ厳禁。
月に一度か二度のお楽しみを、この先も続けていけるように願っている。
]]>私自身は、かなり長くこちらを(有料で)利用させてもらっているが、ここ数年、ろくにアップデートも手入れもされていなかったし、サービスは次々に終わっちゃうし、そろそろどうしようかとも思っていたけれど、長くやっているからこそ、愛着もあるというもので……
幸い、利用はそのままできるようなので、引き続き、様子を伺いながら利用させてもらおうと思っている。
譲渡されたばかりだから、なんとも言えないけれど、お願いだから、もう少し今のネットのシステムに合わせたアップデート等を、切に願う。
]]>不用心なことを書いたり呟いたりすると、揚げ足を取られかねない雰囲気があちこちに転がっている。
周囲に気遣いは必要だけれどさ。
でも、好きなものは好きだと言える、書けるってのは、大事なことだと思うんだよ。
違うかしらねぇ…?
なんでもかんでも、我慢するってのは、ちょっと違うと思うんだよな。
……などと思ったりする、3月初旬。
疲れているかな〜……
]]>
飲食店の店舗名やメニューで、口に出すのも恥ずかしいというようなものが増えていると思っている。
あと、やたら長い名前とか(これは飲食店に限らずなのだが)。
お店の名前を紹介したくても、おいしかったメニューを紹介したくても、さすがに憚られるというか、なんだかなぁ…と思ってしまって、結局、お蔵入りになってしまっているものも少なくないんだよな。
なにかしら、注目されたいというのはわかる。
だけど、その時だけ…というのが、ほとんどだと思うんだよね。
名前は非常に重要なもの。
それが、ヒトの名前だろうが、ペットの名前だろうが、商品名だろうが……である。
私の考えは時代遅れなのかしらねぇ……
]]>
私も手術から4年が経過しているけれど、未だに経過観察中で毎月の通院と血液検査が欠かせない。
どうやら、自分の場合は5年の経過観察が必要みたい(症例や箇所、また、人によっては3年、5年、10年と変わってきます)。
年齢的なものもあるのだろうけれど、体調を崩しやすくなっているのは否めないし、疲れやすく、おまけに抗がん剤治療の影響は未だにあって、カゼをひくこともできない。ケガをしても、治りが遅いというのもまだ残っている。
このせいで、コロナ禍騒動が本当に怖い……前にも書いたかもしれないが、一度でも抗がん剤治療をした人は、感染症のリスクが非常に高いので、体調管理には気を付けないとならないのが、ずっと続く。
あの、抗がん剤治療時の苦しみを、他の人には味わってほしくはない。
あんなに苦しい思いをする人は、少ないほうがいい。
本当にしんどかったからなぁ……(遠い目)
何度でも書いちゃうけれど、健康診断、がん検診、ぜひ受けて欲しい。
勤務先の精度もあるだろうし、区市町村でも検診を受けられる制度があるはず。
早期発見が大事な病気であり、早く発見できれば、その分の資金面や生活面、精神的にも体力的にも、負担が軽くて済む。
がん家系云々という話しも聞くが、今はあまり関係がないらしい。
主治医のA先生も言っていた。
早期発見、大事。
がん検診、受けてください。
]]>派遣社員として仕事を始めた時、それまで手帳を持っていなかった私に、当時、所属していた派遣会社の営業が、
「ほぼ日手帳、おススメしますよ。一番使いやすいと思いますし、やっぱり、アナログ的な手帳はいいと思います」
という話しをしてくれたことがあった。
そこそこなお値段はするが、当時からカラフルでデザインも豊富だった「ほぼ日手帳」。ちょうど、年末ということもあって、思い切って、スタンダードな「オリジナル」を購入したのが始まり。今も、毎年、購入している(リフィルだけという年もある)。
使い方は人それぞれでいいと思うし、実際、かなり自由度も高い手帳だとも思っている。書きやすさ、デザイン、選択制が高いこと、付属の文具なども豊富だ。
んで……少し前の話しなんだが、とある人が、こんなことをぽつんと呟いた。
「出かけた先で、アナログな手帳を持っていて、記録をしている人を見たのだが、一体何を書いているのだろう?自分はアナログ的な手帳には興味はないし、何を書いているのか、さっぱりわからない。デジタル(タブレットやスマホ)のほうが自由度が高いし、ラクだし、アナログ手帳ってめんどくさい。めんどくさくないの?」
う〜ん……なんか、アナログ手帳を否定するような感じが否めないなぁ……と、しばらく考えて、その人には、こういう返事をした。
「私、アナログ手帳ですよ(笑)10年以上使っています。逆に、自分はデジタルのほうがめんどくさいですね〜。趣味柄・仕事柄もあるのでしょうが、アナログ派です。人それぞれでいいんじゃないのかなぁ?意味がないわけじゃないし、私は書いて覚える性分なので。デジタルだと、逆にデータを吹っ飛ばしそうで怖いです」
ちょっとチクリと嫌味を込めてみたりするのが、私の悪いところでもあるのだが……(笑)
すると、相手は、さすがに慌てたみたいで、否定する意味じゃないとか書いてきたけれど……もう遅いってば。
まぁ、人それぞれだよね。
私も決して、使い方はうまいわけじゃないけれど、なにかと書き留めておけるし、充電残量を気にしなくてもいいし。荷物になるとかなんとか言う人もいるけれど、ほぼ日手帳にはペンを挟めるし、今はほかの市販文具でもいろんなものがあるから、水性ボールペンが3色とか5色とか一本に収まっているものもあるし。
揚げ足を取るわけではないが、やっぱり発言には気を付けないといけないな、と、改めて思ったりもした一件だ。
]]>ここ5〜6年くらい、ずっとモヤッとしていたもので、一度は書き始めたけれど、とある一件があって以来、そこで止まってしまった。
詳細は話すことではないのだが、でも、どうしたものかと思い続けていたものを、何度目かの「ネタの練り直し」をして、実際に書き始め、掲載を続けている。
まぁ……色々、紆余曲折を経て、ようやく、カタチになったといってもいいかもしれない。
基本的なものは、随分と前に考えていたものだが、物語やらキャラクターについては、メインキャラはそのままで、ちょっと流れが違っている。それでも、モヤッていた部分を改めて「焼き直し」してみた。
その中で、どうしても「欲しいもの」があった。
アタマの中で描いていた、イメージ。それをイラストに起こしてもらいたいというものだ。
そこで、今回は、あるサービスを使って「依頼」をしてみた。
2週間ほどの公開依頼を経て、お願いしたのは、イラストレーターの女性。
私の依頼を読んで、非常に興味を持ってくださったそうで、最初のメールで、イメージイラストを描いてきてくださった。
依頼内容は決して、詳細に書いていたわけではないのだが、イラストレーターさんというのは本当にすごいなと舌を巻いた。
なぜかというと、私が思い描いていたキャラを、7割、再現してくださっていたからだ。
たくさんの方にメールをいただいていたけれど、即座に私は、
「この人にお願いしよう」
と、決めた。仮にAさんとしておこう。
Aさんへの「お願い」と、サイトに記載されている正規の手続きを経て、正式にイラストのお仕事を依頼させていただいた。
いやー、イラストが仕上がるまでのやり取りが、これまた本当に楽しかったんだ、マジで。
私の稚拙な作品をひと通り読んでくださったAさんは、主人公ふたりをとても気に入ってくださって、いろんなパターンの組み合わせ(顔の輪郭、目、ヘアスタイル、アクセサリー、服装など)をわかりやすく描いてくださり、私が気に入った組み合わせを試し描きしてくださった。
およそ10日間だろうか、やりとりさせてもらって、完成したイラストは2枚。
本当に惚れ惚れする……私が思い描いていたイメージが、見事なイラストになって再現された。
うれしくてうれしくて、スマホの待受け画面にも設定しちゃったくらいだ。
Aさんはその後も時々、メッセージを送信してきてくれる。
年齢的にはたぶん、私よりは年下だろうと思う。でも、メールのやりとりからして、きちんとしたご家庭で育った方なんだろうとも読み取れる。
今は、こうして、ネットで繋がることもふつうになった。
昭和世代の私には、理解できないところもあるけれど、ネットだからこそ、きちんとやりとり。
お仕事を依頼、もしくは受けて、ネットを通じて滞りなく進めていく。
それも、今の時代なんだろうし、この先もこの形がスタンダードになっていくんだろうね。
だからこそ、言葉遣いや文章能力とか、スキルは磨いていきたいと思っている。
どんな時代になろうとも、これは絶対に外せない重要な部分のはずだ。
Aさん、本当にありがとうございます。
今後もお願いする予定ですので……よろしくお願いします!
]]>