怖かった…
- 2017.03.29 Wednesday
- 22:09
寝ている間に夢を見ても、朝、覚えているのは少ないけれど…
でも、怖い夢を見た。
声が出ないのだ。
うたえない、声が出なくなる。
目が覚めて、身体を起こして……思わず、声を出してみたら、掠れてる。
一瞬、パニックになってしまった。
落ちつこうとして、深呼吸したけれど、少し時間がかかった。
怖かった。ただ、怖かった、それだけ。
うたうことについては……まだ、療養中ということもあって、今は、考えることをやめている。
どうしても、これらについて話しをしたい人に会えるまでは、自分の中でそっとしておきたい部分でもある。
ああ、今日も副作用が強いな。
投与からだいぶ経っているけれど、手足のしびれが収まらない。
投与の回数を重ねると、その分だけ、カラダの中に薬が蓄積されていくから、出てくるスピードも度合いも違ってくる。
ありとあらゆるものが出てくるから、その日その日を過ごすのが、ちょっと苦痛にも感じられることもある。
先日、病院へ行ったときに、心理療法士の方とお話しさせてもらった。
その時、私は泣くつもりはなかったのに……疲れていたのか、それともほかの意味からなのか、すごい勢いで泣いてしまった。
療法士さんは、私の話しをひとつひとつ、聞いてくださった。
詳しく書くことは避けるが、でも、ずっと、胸の奥に押し込めていたモノが、一度に出てしまったようで……たぶん、病気が発覚してから、これだけ声をあげて泣いたのは初めてかもしれない。人前で泣くというのは、なるべく避けたかったんだけれどな。
ステージがそれほど重くはないから……と、遠慮していた部分もあって、療法士さんとの話しも今まではやってこなかったけれど、
「それは関係ないこと。不安な気持ちは、病気になった人は誰でも同じ。だから、言葉にして、口に出して話しをするというのは、大切なことなんだよ」
と、その場で療法士さんから言っていただいた。
患者の立場になって、初めてわかることもたくさんある。
私なりに、今の状況(症状)を、勉強していることもある。
ある意味、いい機会なのかもしれない。
自分自身と向き合いながら、この先も治療を続けて行こうと思っている。