【佐藤琢磨】どでかいことをやってくれたよ…(号泣)
- 2017.05.30 Tuesday
- 06:33
☆『史上最激戦のインディ500を琢磨が勝利。日本人初の歴史的快挙を達成』
http://www.as-web.jp/overseas/126840?all
いやはや、どでかいことをやってくれたよ、われらが佐藤琢磨っ!
ここには書かないだけで、ずっと、琢磨のことは応援しているのですが、それにしても、本当にすごいことをやってくれました。
日本人が、インディ500で勝つ……これが、どれだけすごいことなのか……!
同じレーシングドライバー・脇坂寿一さんが、とてもわかりやすく例えてくれています(寿一さんのブログ『走らなあかん!』の「どでかいニュースが飛び込んできた!」を参照してくださいませ!)。
Twitterのindyjpタイムラインでもお祭り騒ぎが続いている状態(笑)なのですが、日本ではモータースポーツ人気が今ひとつということもあり、なかなか理解してもらえないというジレンマ……しかも、昨日の朝は、あの国がまたミサイルぶっ放したもんだから、せっかくの速報もパー。民放ではいくつかやってくれたみたいです。昨日の昼〜夜にかけて、NHKでもニュースになっていたようですが……
今回のレース、フェルナンド・アロンソがF1・モナコGPを蹴ってスポット参戦するということでも話題になったわけで、しかも、アロンソは、琢磨が所属するアンドレッティ・オートスポーツへ!びっくりしたわよ、そりゃ。
で、アロンソもルーキー(インディではこういう扱いになります)ながら、上位を走り続けたのですが、結局はエンジントラブルのリタイア。まぁ……多くは語るまい。
でも、本人は楽しんでいたようで、レース後のインタビューでも茶目っ気たっぷり。また、将来的にもインディ500に再挑戦するという意思を示しているとのこと。インディカーの面白さに気づいてくれたかな?(笑)
今回のインディ500は、大クラッシュもあったりして、一瞬、ひやりとした場面もありましたが、それでも大した怪我にはならず(不幸中の幸い。クラッシュした場面をリプレイで見ると、スコット・ディクソンの乗ったマシンがひっくり返り、マシン後部がなくなってしまうという…あれ、ホントによく生きてたな、ディクソン)、なんとか無事に自力でマシンから降りていたので……本当に良かった。
琢磨は中盤には一度、順位を下げてしまうものの、195周目にエリオ・カストロネベスをオーバーテイクしてトップへ浮上し、そのまま逃げ切り。
チェッカー直後に、琢磨の無線からは、彼の絶叫が(笑)あれ、ほんっとに我慢していたんだろうなぁ(笑)ヘルメットの下の表情が目に浮かぶよ、本当に。絶叫の合間に、
「おめでとう」
という日本語が聞こえてきたのですが、これはレース中に琢磨をサポートしてくれたスポッター・ロジャー安川さんの声でした。ロジャーさんの声も涙声。そして、アンドレッティのピットも大騒ぎ。琢磨担当のピットクルーはもちろん、みんな抱き合って大喜び!すごい騒ぎです(笑)
ウイナーズサークルへやってきた琢磨は、マシンの上に飛び乗り、喜びを爆発させて、ピットクルーたちと抱き合って大喜び。
あの場面は、何度見ても涙が出てきます。
2012年のインディ500では、あともう少し……というところで、スピン⇒クラッシュして勝利を掴めなかった琢磨。
あの時から、ずっとずっと「忘れ物」を取りに行かなければならないと……インディカーレースに移籍して、8年目にして掴んだ勝利。
F1時代からそうだったんだけれど、周囲から何を言われてもへこたれず、めげず、ひたすら自分の道を信じて邁進。
F1からインディへステージを移しても、彼の思いは変わらなかった。今年は年齢的にも40歳という大台に乗って(でも40に見えない…)、正直、体力的にもピークは過ぎている、決して若くはない。でも、とにかく、自分を信じ、自分を支えてくれる人たちを信じて前を見て進んできた。
その集大成が、日本人(アジア人)初のインディ500初制覇という、どでかいことに繋がった……その、強い意志には、本当に感服するしかありません。彼のメンタルって本当に強いなって思います。
琢磨、本当におめでとう!!
あなたのファンでいて、これほどうれしいことはない!!
琢磨ファンのみなさん、ずっと待ち続けていた甲斐がありましたね〜!
ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい!!