いろんなことが重なって。

  • 2017.10.27 Friday
  • 23:43

帰宅して、玄関のドアを開けて、中に入って、閉じて……

ようやく、声を出して泣くことができた。

ずっと我慢していたんだけれど、どうしようもなくなり、電車の中でもこらえていた。

こらえすぎて、アタマが痛くなっちゃうくらいだったけれど……でも、思いっきり、泣いた。

 

詳しいことは、書かないけれど、でも、私にとっては、大事な時間となった。

 

覚悟が足りないのだ。

みんながみんな、うまくいくわけがないのだ。

 

決して、世渡りが上手い人間ではない。

どちらかといえば不器用だ。

 

ひとつ、決めたことがある。

ずっと悩んでいたけれど、ようやく、自分の中で決めることが出来た。

他人から見たら、大したことじゃないのかもしれないけれどね。

 

この先のことは、まだわからない。

でも、いつまでも止まっているわけにもいかない。

少しずつ、動き出そうと思う。

自分がやりたいこと、やってみたいこと。

 

「周囲は、敵だらけってわけでもないんだよ、世の中は」

 

周囲が怖いのは相変わらずだけれど、ね……

電車の中の光景。

  • 2017.10.24 Tuesday
  • 05:09

仕事に復帰して、およそ半月。

電車を乗り継いで仕事に行くというのが、どれだけしんどいかということを、改めて感じていたりする。

今は体調面を考慮して、かなり遅い時間に出勤するので、通勤ラッシュは避けられているのだが……

 

自分は今、杖をついて歩いている。

歩いているうちに足が痺れてきて、膝や脚そのもののチカラがいきなり抜けて、ガクッと膝をついてしまうことがあるからだ。

それでもだいぶ痺れは収まってきているものの、ふつうに歩くことが怖いという気持ちがある。

電車に乗って、座れるときはとても助かる。だけど、混んでいるときは混んでいるわけで、特に帰りの電車は気を付けている。

まぁ、特に何かあるわけでもないので、混んでいる電車を1〜2本見送って乗ることも多い。

 

座席が埋まっているとき、席を譲ってくれる方も、中にはいてくださるのが、とてもありがたく、そして優しさが身に染みる。

意外と席を譲ってくれるのは、若い男性。スーツを着たサラリーマン風の方が多いかなと感じる。20代〜30代とお見受けする女性も譲ってくださる方が多い。

で……意外と譲ってくれないのが高校生だ(笑)座ったまま、スマホを見たりゲームをしたりしている。

あとは、壮年の男性。狸寝入りする人とかもいる。その人の性根(しょうね)がわかろうというものだ。

 

別に、是が非でも譲ってくれとは言わない。

みなさん、お疲れになっているのはわかるし、座りたい気持ちだって、わかる。

でもね、顔を顰めたり、舌打ちしたりする人もまれにいるのは、なんだか腹が立つというよりも、悲しくなってしまう。

中には、

「優先席に行けばいいのに」

と言った壮年の男性もいて、なんなんだ?と、さすがにこれは腹が立った。

かといって、優先席に行っても、なかなか座れないことも多いのだ……このあたり、まだまだ難しいというか、どうなっているのかなって考えてしまうこともあったりする。

 

日本人はシャイだから、お声がけするのに勇気がいるんだろうという意見もあるけれどね。

 

療養中、新幹線に乗って、実家に戻るとき、荷物を持って座席に座り、その荷物をどうしようかと悩んでいたら、

「お荷物、棚にあげましょうか?」

と、お声をかけてきてくださった方がいた。見れば、若いサラリーマンさん。その方は、パソコンの入った少し大きめのカバンひとつを持っているだけ。旅慣れている方なんだろうなとお見受けした。

「ありがとうございます。お願いできますか?」

というと、彼は私の荷物を持って、軽く棚へ上げてくださった。

実家近くの駅で降りるときも、なんとなく気配を察してくださったのか、スッと立ちあがり、棚から荷物を降ろしてくださった。

その一連の行動が実にスマートで、言葉も決して多くはなかったけれど……カッコいいなって感じたんだよ。

「ありがとうございました」

というと、ペコっと小さく頭を下げて返してくれた。本当にスマートだったなぁ。

 

ちょっとした気遣い、心遣い、大事なことだなと思いつつ、電車通勤は続く。

そうは言うけれどな…

  • 2017.10.20 Friday
  • 21:48

やりたいことはたくさんあるけれど、でも、なかなか、思い通りにはならないのが世の中というもの。

自分がやりたいことだけをやるというのは、周囲にもなにかしらの迷惑になりかねないと……思ったりもする。

私自身は、そういう考えを持っているので、どうしても躊躇してしまう。

 

強い人間じゃないからな……

 

それでも……やっと、ひとつ、なんとか辿り着いたことがある。

ずっと我慢していたというか、耐えていたというか……自分への「ご褒美」だと思っている。

今、ホッとしているところだ。

ホントに……よかった。

 

ひとつ、またひとつと……できていけばいいなと思っている。

ほうじ茶。

  • 2017.10.18 Wednesday
  • 17:02

小さい時から、お茶と言えば「ほうじ茶」。

これは、祖父の影響が大きい。

というのは、母方の祖父(もうだいぶ前に亡くなったけれど)が、お茶と言えばほうじ茶という人だったのだ。

当時、住んでいた団地から、古ぼけた自転車に乗って、街中へ行き、お茶の専門店で焙じた茶葉を買ってきてくれた。母も、そういう自分の父の思い出があるそうだ。

祖父の家に遊びに行くと、祖父がお茶を入れてくれて、その膝の上で、私は両手で熱い湯のみを持って飲んでいた…というのは、母が教えてくれたことである(小さいころだから、記憶がないだけ)。

 

ヴォイスレッスンを受けるようになって、飲まなくなったのは「ウーロン茶」。

ウーロン茶って脂分を分解する云々とか言われているけれど、実はうたう時にそれをものすごい感じたことがある。のどのあたりが、滑らかにならないっていうのか……のどのあたりが締め付けられるような感じがするので。

これを感じて以来、普段も飲まなくなってしまった。

 

そろそろ、コンビニのホットドリンクコーナーが充実してくる頃。

ふと、見てみたら、おなじみのメーカーのほうじ茶が並んでいたので、思わず1本、手に取った。

あー、ほうじ茶のティーバックも買ってこないといけないなぁ。これだけは、欠かせないんだよね。

去年の12月に手術したけれど、その時の食事には、ずっと、温かい、濃いめのほうじ茶が必ず、添えられていたのが嬉しかった。

 

ほうじ茶を飲むと、時々、祖父のことを思い出したりもする。

頑固な祖父だったけれど、孫の私たちには優しかった。

私が事故で入院したときも、慌てて病院まで来てくれた。

「まったく……」

と、呆れながらベッドサイドに立っていた祖父。となりには、今も健在の祖母がいたっけなー。

 

今日は……寒いから、あたたかいほうじ茶を飲むかな、ひさしぶりに。

秋はどこへ行ってしまったのだろう?

  • 2017.10.15 Sunday
  • 20:29

あまりにも寒く、そして、雨が降り続く関東地方。

正直、大病を患った直後の私には、この気温の寒暖差がものすごい堪える。

仕事を再開したのもそうなのだが、とにかく疲れ方も半端なく、日曜日は仕事を休ませてもらった。

10か月「も」経つのになぁと自分は思っているのだが、周囲からしてみれば、10か月「しか」経っていないんだよという……

このあたりは、ね……

どうしても、周囲の目が怖くて、休むとか……そういうことに、ためらいを感じることもあるけれど、でも、身体は悲鳴を上げているんだから、これは休んだほうがいいんだろうなと思った。そもそも、朝、全身が痛くて起き上がれなかったのだ。特に、両手首から指先にかけての痛みがひどく、うまく手をついて立ち上がらないと、悲鳴を上げるくらいに痛いのは、相変わらず。

で、思い切って休んだのだ。

パソコンのキーを打つのも、角度を考えないと、痛いこともある。

痺れはだいぶひいてきた感じがするけれど、これも疲れが溜まっていると、まだ痺れを感じることも多い。

 

あと……ついに来てしまったものがある……

そう、更年期障害っていうやつだ。

今回の病気で、事前に主治医や看護師の方から話しはあったのだが、実際に自分が感じるようになったのは、この1か月くらいのことだ。まぁ、いずれにしろ、嫌でもやってくるものだったから仕方ないけれど、臓器の一部を取っ払ってしまったことで、それが早めに来てしまうという現実……あー、やだやだ……それでも、まだ軽度なので、様子をみようということになっている。気にしないようにしておこう……

これも、主治医と話しをしながら、乗り越えていくしかない。

 

あったかいものを食べて、身体を冷やさないようにしないとなぁ……

 

今年は秋がどっかに行ってしまったみたいだ。

髪が生えてきたぞ。

  • 2017.10.12 Thursday
  • 22:58

だいぶ、頭髪が生え揃ってきた。

シャンプーとリンスを再び、使うようになってきて、その量が少しずつ増えているのがわかる(笑)

まつ毛と、まゆ毛はまだ、少し薄いかなぁ。

この夏は、ほぼスキンヘッドで通していたので、この短さが随分ラクだと気付いてしまった……

「おまえ、頭の形、悪くないね」

とは、母のコメント。

ベリーショートでもいいかなぁと最近は思っている。

 

それでも、まだ、外へ出るときはワッチキャップをかぶったり、ストールを巻いていたりする。

仕事から戻るのが20時過ぎになるから、寒いっていうのもあるし。

 

病気をする前から、髪型は、基本、ショートヘアだった。

でも、髪を染めたり脱色したりというのは、私がやり始めたのは、随分と年齢がいってからだったなぁ。

今の勤務先の都合上、派手なカラーリングが出来ないけれど……ううむ。

とにかく、人と同じことをするのが大嫌いだからな(あまのじゃく、へそ曲がりともいう)。

 

治療のためだったとはいっても、薬の威力ってすごいな、怖いなと思ったよ、今回のことで。

投薬して14日目で、ボロボロと髪が抜けていくんだから。

髪が抜け始めてから、数日おきに自分の顔を写真で撮ってあるけれど、それを見ていると、ホントに……うん。

 

ニンゲンってのは、よくできているよ、本当に。

意外と…

  • 2017.10.09 Monday
  • 23:10

仕事を始めて一週間になる。

確かに疲れるんだけれど……どういうわけか眠れない。

生活リズムが崩れているのはもう、仕方のないことなのだが、眠れないのはやっぱりキツい。

一応、主治医に睡眠導入剤を処方してもらっているが、次回の再診の時も、話して、出してもらった方がいいかもしれない。

今、出してもらっているのは、今まで飲んでいたものとは薬の効く時間が違って、少し長く持続するものになっている。

 

いろんな心配や不安が……ないわけではない。

そういったことが、眠れない理由のひとつになっているとは思うが……

 

あーあ、特効薬はまだ当分、ダメみたいだしなぁ(ため息つきながら遠い目をしてみる)

 

まだ、たぶん……大丈夫。

なんか、来週あたりが怖い……倒れなきゃいいけど。

そうならないように、自分を持って行かないといけないんだけれど、こればっかりはわからないからなぁ……

ゆっくり。

  • 2017.10.08 Sunday
  • 04:54

10か月も仕事を離れていれば、忘れていることも多い。

今はSVに就いてもらって受電している状態。使っているパソコンのシステムも会社独自のものなので、その操作方法を思い出すのに、ちょっと時間がかかっている。

考えてみれば、2年前の今頃だったっけ…今の会社にやってきたのって。

同期は8人、いたのだが、先輩たちと一緒にフロアに出て仕事をする頃には5人になっていた。

私が休んでいる間に、ひとりがご家庭の都合で退職したそうなので、現段階で同期は私を含めて4人になっている。

先輩たちに言わせると、これでも残っているほうなのだそうだ。

仕事の都合上、かなりハードでもあるし、覚えることもかなりあるので……その間に挫折しちゃうんだろうなぁ。

今回、勤務先に行ったとき、残っているのは、やはりベテラン勢。こういう仕事は、クセのある人たちが多いので(笑。いや、これは私も含むのだが)、そういった人たちが残る……私が休んでから新しく入った人は30人前後。そして、今も新しく10人ほどが研修に入っているそうだが、さて、どれだけの人数が残ってくれるだろうか。

 

それにしても、相変わらず、入電はひっきりなし。

新しく設置された大型モニターを見ていると、受電状況がわかるので、それとなく見ていると、なんとなくわかるというか……

まだ細かいところは思い出せない部分もあるので、戸惑うことも多いけれど、でも、やっていくうちに思い出すだろう。

焦っても仕方ないのだ。

 

勤務先からもありがたい心遣いをいただいている。

無理せずに、ぼちぼち、いこうと思っている。

そろそろ、堪忍袋の緒が切れるというか…

  • 2017.10.06 Friday
  • 02:09

正直なところ、とてもイライラしている。

とあることに関して、とてもイライラしている。

でも、それをどうやって解決していいのか、考えあぐねているのも事実。

相手があることだから、どうしても相手のことを考えて動かないとならない。

 

あれから数ヶ月だぞ…?

めんどくさがって返事をしないだけなんだろうなぁ……(ため息)

 

季節ものもあるから、いい加減に何とかしたいんだけれどね。

 

……そもそも、当の本人は、ちゃんと覚えてくれているのだろうか……

すっごい心配になってきた。

見習い鍵守は高校生〜不思議な縁が、人を、モノを繋いでいく〜

  • 2017.10.05 Thursday
  • 21:39

メディアワークス文庫は、療養中からよく手に取っておりますが……これも、そのうちの1冊。

『上倉家のあやかし同居人2』です。

 

上倉家の蔵にある様々な付喪神の過去を紐解きながら、その依頼を引き受ける“鍵守”となった結花。

新学期が始まり、宏光や環のおかげで転校先の高校にもなんとか馴染んできた。

何の部活に入るか悩む結花の前に現れたのは、フルートの付喪神・レイ。レイにはどうも深い傷があるようで……。
そして、ついに着物の付喪神・蘇芳の過去、上倉家の成り立ちが明らかに! さらに、相棒・宏光との関係にも進展の兆しが?

(★メディアワークス文庫の紹介文より)

 

東京の高校から、父の故郷である「神蔵町」に引っ越してきた結花は、不器用ながらも、一生懸命「鍵守」としての仕事をこなしていきます。

これは2冊目ですが、最初の巻では、結花が東京の高校で「いじめ」を受けていたことが少し、書かれています。だから、最初は宏光や環とも、なかなかなじめず、転校した神蔵町の高校でも、なじめなくて……というのがありました。私には、人に対して、すごく臆病になっていた彼女の気持ちが、なんとなく……わかる気がします。

田舎ならではの、のんびりした風景の中にも、代々続く上倉家のちょっとした「秘密」があって、それを理解しているのは、現当主ではなくて、その娘の結花というのが、また面白い。でも、もしかしたら、結花の父も、とぼけているだけで真実を知っているのではないかと思っています(結花自身は、自分の父がちょっととぼけた性格だというのをわかっているみたいだし)。

このお話しは、続きが出ない可能性も高いけれど、でも、結花と宏光、環、そして、上倉家の「蔵」に「棲む」付喪神たちの賑やかな生活は、ずっと続いていくんでしょうね。

 

高校生が主役の話しっていうのは、久しぶりに読んだ気がします、これ。

 

人に対して臆病……か。

今の自分にも、それがあるんだよな……

それを打破するときは来るのか、来ないのか。

 

……今のままじゃ、難しいだろうな……(遠い目)

 

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