1年になる。

  • 2017.11.30 Thursday
  • 23:07

11月1日は、今の病気が発覚して1年になる日。

去年のこの日に、街の開業医のS先生のところへ行って、ほぼ、病気が疑われたわけだ。

 

今年はこの日は仕事で、今の時間の定時に上がろうとデスクを整理していたら、SVのIさんが、

「お疲れ様」

と、声をかけてくれた。

「お疲れさまでした。いやー、1年が早いわ」

と言ったら、Iさん、書類を整理していた手を止めて、私の顔を見て、しばらく考えて……

「何が?」

と。私が、単に「1年になるんですよ」と小さく言ったら、ああ、そういえば……と、すぐにわかってくださった。

「もうそんなに経つんだなぁ。ささやんにとっては、早かった?遅かった?」

「う〜ん……そう言われると、どちらかと言えば、早かったなぁって思いますね」

特に仕事に復帰してからの数ヶ月は(笑)

 

実を言えば、入院⇒治療・療養中のほうが遅く感じていたんだよな。

なんだか、永遠に感じてしまうくらいに長く。

 

今年の12月から1月にかけてはきっと、しみじみしてしまうんだろうなぁと思う。

 

電車を乗り継いで、とある駅で降りる。

この駅前には毎年、目の前にある木に、商店街の人たちがクリスマスの電飾をしてくれるんだが、去年はそれを見ることが出来なかった。毎年楽しみにしているんだよね、実は。だから、今年は見られるかなと……思っている。

 

 

 

 

えー、突然だが、来年度の目標。

体重を減らす(爆)

いきなりなんだが、ちょっと…この1年、病気のこともあり、そして年齢的な問題もあるんだろう、ホルモンバランスが崩れてきているのか、さすがに体重増えすぎた。まともに動けなかったというのももちろん、ある。

主治医の先生からは、簡単な運動は許可をもらっているから、まずは歩くこと、だな〜、うん。

今までは、病気のために、体重が減ることがなかなかできなかったけれど、今度からはちょっと……楽しみにしている。

ゆっくりやっていくつもりだ。

 

明日から12月。

早いよ、うん……もう、あれから1年になろうとしている……

いろんなことが商売になるもんだ。

  • 2017.11.29 Wednesday
  • 22:59

電車を乗り継いで仕事に行くけれど、車内広告なんかを見ていると、時々、首をかしげたくなるようなものに遭遇することがある。

書籍関連の広告で、冬服のコーディネイトに関するものがあって、その広告を読んでいて、なんだかなー……と思ってしまった。

 

私はファッション雑誌というものには興味があまり、ない。というか、ほとんど読まない。

だって、モデルさんが着ているものって、やっぱりその人の体型に合わせたものだから、なかなか着られないし、正直、好みもあわないから参考になることがないんだよねぇ。

「今年の冬は、これがデフォ!」

「ほっそり体型に見せるには云々……」

これらは、毎年毎年、繰り返されるものだ。

 

また、NHK総合の番組で、一般人がプロのコーディネーターに自分が持っている服などをコーディネートしてもらうというサービスを放映していたのをちらっと見たけれど……ううむ…

プロのモデルや、テレビに出演するタレントなどなら、いざ知らず……ううむ…

いや、友人どうしで、色々意見するのは面白いし、服の交換とか、いろんな楽しみがあると思うんだ。

だけど、お金を支払ってまで、プロに依頼するのって……どうしても、私には理解しかねる部分がある。それも、一度や二度じゃない人もいるらしいから、ますます疑問符がついてしまうのだ。他人のことだからどうでもいいかもしれないけれどさ……

 

女性だけじゃない、男性にとっても、服を着る、またはファッション小物でコーディネートするっていうのは、単に必要だからじゃなくて、楽しみのひとつでもあると思う。

私自身も、数年前まではどうでもいいと思っていたけれど、やっぱり、自分が気に入った服を、自分で色々考えて着てみる、小物でコーディネートする楽しみを覚えてからは、参考にする人はいるけれど、自分なりに色々考えるのが楽しいなって思うようになった。

自主性っていうか……まぁ、たまにはプロに見てもらうのもいいかもしれないけれどさ……

 

まぁ、しかし、いろんな商売があるもんだよね……

何かに推されるようにして。

  • 2017.11.24 Friday
  • 21:37

電車を乗り継いで、浅草へ行く。

療養中も、体調のいい日などは、時々、出かけていたところ。

平日だけれど、観光名所だけにあり、とにかく賑やか。浅草寺の雷門の周辺なんぞ、ごった返している。あ、山門の工事、終わったのか。こないだ来たときは、工事中だったんだけれどね。

 

雷門のとなりに、雷おこしのお店がある。

ここには、夏になると冷たい甘酒、冬は温かい甘酒が売られているんだけれど……これが楽しみで、浅草に来ると、必ず立ち寄って1杯、いただくことにしている。

今回も1杯、いただく。つぶつぶの残った、飲みごたえのある、優しい甘さ。癖がなくて、おいしいんだよ。

飲みながら、周辺を見回す。外国人観光客の姿、本当に多いなぁ……

飲み終えてから、ふらふらと歩きだす。

晴れていた空が、なんとなく曇ってきた……あれ?今日、雨の予報、あったっけ?

 

そういえば、私が浅草に来る時って、どんなに晴れていても雨が降る……または、曇ってくるんだよな…なぜだ…?

 

本当は目当てのお店があったのだが、そのうちのひとつが、どうしても見つからない。

もしかしたら、閉じてしまったのかな〜……確かにあったはずなのになー。お手軽お値段の軽いエスニックなお洋服なんかが揃っているお店。買ったこともあるし…うむむむ……

 

もうひとつの目的のお店へふらり。

お店の人と少し話しをして、とあることをやっていただき、無事終了。

 

で、帰ろうと思ったら……見つけてしまった、新しいお店。

こりゃまた友人と私が、揃って、すっごく好きそうなお店なのだよ(笑)お店の中に入ってみると、いやー、ツボだわ。

お店のおねえさんも、とってもかわいらしい方。色々話しをさせてもらい、また必ず来るね、とお話しして、お店をあとにした。

うん、絶対に来る!

 

都営地下鉄の駅まで歩いて、浅草橋へ。久しぶりだな、浅草橋も。

でも、来るたびに工事していたりするんだよなぁ……2020年に向けたものが増えつつあるんだろうね。

あったはずのお店がなくなっているっていうのも、浅草橋の日常茶飯事的なところ。幸い、私が通っているお店はまだあるのだけれど指先の痺れがもう少し治まったら、作ってみたいものがあるんだけれど、もう少し時間はかかる……先のお話しだろうな。

 

夕暮れの中、あえて各駅停車の総武線に乗って新宿まで移動する。

やっぱり足の裏が痺れてる……ゆっくり歩いたんだけれどなー。

 

……たまにには、人が少ない浅草というのも歩いてみたい気もする。

 

あ、よく考えてみたら浅草寺そのものまで辿り着いたことがないな(笑)

これも近いうちに、なんとか……一度くらいは本堂まで行きたいものである……

あっという間に日が暮れる。

  • 2017.11.22 Wednesday
  • 23:05

仕事を終えて、会社の外へ出ると、もう真っ暗。

気温もグッと低くなることが増えた。

最寄駅まで、てくてく、歩いて行くのだが、途中で首都高の下をくぐったり、ビルの間を歩いたりすると、ああ、ここが東京なんだなというのが、改めてしみじみしてくる。

最寄り駅の、いつも使っている改札口とは反対側の改札口へ行くと、遠くに東京タワーも見える。キラキラ光っている東京タワーは、やっぱり綺麗だ。夜の東京スカイツリーはまだ、この目で見たことはない。昼間のスカイツリーはよく見ているんだけれど。

 

電車を乗り継いで、新宿駅へ戻ると、どどっと人が増えている。

夕方の新宿駅南口。いつもだったら、乗り換え口からそのまま、入ってしまうのだが、今日はJRの改札口を出た。

バスタ新宿ができてから、この南口を利用する人がぐっと増えた。入口付近の歩道は整備されて、だいぶ広くなった。ここは少し前までは路上ライブのメッカだったが、最近は取り締まりもきつくなってきたので、あまり見かけない。それはそれでちょっと、つまらないなって思ったりもする。都内では、路上ライブなどがだいぶ制限されてきているみたいで、大道芸などに至っては、路上でパフォーマンスを行うためにはライセンスが必要になっているらしい。

南口の目の前にある代々木のNTTタワーも、光に照らされている。バスタの建物が邪魔をしているけれどな……あれはあれで、好きな光景ではあったのだ。

 

首都圏暮らし10数年。

かなり年齢が遅くなってから首都圏に出てきたけれど、この10数年は、今までの中で、ある意味、怒涛の10数年だと思っている。ほんっとに色々……あったし、あるからね(笑)今も何かと色々あるし。

いろんなことをしてきたけれど、一番は、この一年間じゃないかな……と、思う。たぶん、この先も色々あるんだろうな……

 

だけど、今は夢中になれることが見つからない。それは、療養中から思っていることだ。

焦ることはないのだが、どことなく、つまらんとも思っているし、かといって、無理に何かを探す必要もないだろうと思っている。

 

帰りの電車に乗って、夜景を見ながら帰宅する。

都内から、郊外へ……生活の光が増えてくる。

 

たまには、西の土地へ行ってみたいなー……うん。

そのうちに関西方面へふらっと、行ってみたいと思っている。

大阪の夜景も見てみたいし、福岡の夜景も見てみたい。

 

意外と、私の行動範囲って、狭いのかもしれないぁ。

悲鳴を上げるくらいに痛い…

  • 2017.11.19 Sunday
  • 21:46

抗がん剤治療終了から、およそ半年。

未だに副作用が抜けてくれないのが、非常にしんどいことがある。

特に困っているのが、両手の痛み。手首から先……指関節が痛くて、悲鳴をあげるくらいに痛いこともある。

温めれば少しは緩和されるのだが、完全に治まるというのは皆無だ。わかっちゃいるんだが……

仕事柄、キーを打ち続けるので、これにも若干の支障が出てきている。まぁ、打ち込むスピードを落とせば問題はないんだけれど(ローマ字打ちだと、1分間でかなりの文字数を打ち込むらしい)、ついつい、いつもの調子でやっちゃって、

「いてっ!」

と、悲鳴を上げてしまうこともしばしば……打ち損じも多いな、そういえば。

今、これを打っていても、痛みがある。無理はできないので、かなりスピードを落としている状態だ。

ペットボトルの蓋を開けるのもひと苦労。会社にいるときは、そのあたりにいる同僚や先輩たちにお願いすることもしばしばだ。

……まぁ、焦ることはないとも理解しているのだけれど、いかんせん、今までが今までだったもので、どうしても前のめりになってしまう傾向が強いらしい。

もう、これは性格だろうなぁ……

 

冷えると、おなかの傷も痛い……古傷である、顔面の傷も疼くし……あー、もう傷だらけだわ(苦笑)

 

しかし、ホント、今年は秋がなかったねぇ……

若いっていいねぇ…(しみじみ)

  • 2017.11.17 Friday
  • 23:45

金曜日の夕方、渋谷駅前で待ち合わせ。

週末の夕方、ものすごい混みあう渋谷……久しぶりに来たな、この時間帯。

待ち合わせをしていたのは、娘ほども年齢が離れた女の子、Mちゃん。実は彼女、今私が住んでいるマンションの近所に住む女の子で、やっぱり近所のお店で顔を合わせているうちに仲良くなった子だ。

新潟出身であり、若いのに……いや、若いからこそか?とにかく、酒豪。そして、上手にお酒を飲むの。

そこで、私がいつもほかの仲間に連れて行ってもらっている居酒屋さんのことを話すと、行ってみたいということになった。

 

予約を取っていて正解だったわ、さすがに週末の渋谷、お店の中はとても賑やか。

ここに来るのも久しぶり。私は何度か通っているので、ここの料理のおいしさも知っているから、あとはMちゃんにお任せ。

カウンターに並んだお酒の瓶を見た彼女、目を輝かせてる(笑)

刺し盛りやちょっとつまめるものを適当に頼んで、互いに好みのお酒をチョイスして、話しをする。

年齢が離れているから、何を話すのかと思われるかもしれないが、たわいもない話し。

で、そのうちに、彼女が悩んでいるという、コイバナになった。

詳細は割愛させてもらうが、聞いていると、なんだか贅沢な悩みではあるが、彼女の恋愛観、みたいなものがなんとなく読めてきて、なるほどね〜と思ったり。私自身は、ひと様に話せるほどの恋愛はしていないけれど、でも、人のコイバナを聞くのは嫌いじゃないので(笑)、ふむふむと聞いていると、なんというのか、若いなぁって思っちゃったのだ。

私は聞いてあげるだけで、何もアドバイスはできないよと笑うと、

「うん。聞いてもらっただけでもスッキリしたー」

と、Mちゃん。ずっと、心の奥に閉じ込めていた思いだったんだろうね。

ちょっとだけため息をついて、自嘲気味に笑った彼女は、お猪口に残っていた日本酒をぐっと煽った。

目の前にあった刺し盛りをつつき、私もお酒をちょっとなめていると……

「ささちゃんはどうなの?」

と聞いてきた……ああ、やっぱり聞かれるのか(^_^;)まぁ、聞かれるわなー、このくらいの年齢の子だったら、気になるだろうし。Mちゃんのお母さんと同い年だというから(笑)、なぜ、未だに私がひとりなのかというのも聞かれてしまった。

適当に話すのも失礼かと思ったし、かといって真実を話すのもちょっと……だけど、答えないと失礼だよね。

私の恋愛観というか、今の状況なんかも話してみると、Mちゃん、ちょっと考えてから、こういった、

「でも、ささちゃんのような人もいるってことだよね。私の会社の先輩でも、似たような人がいるよ」

と。あら、意外とあっさり、受け入れてくれたわ。

「いろんな人がいるからね。恋愛模様ってのは、人の数だけあると思っているし」

そう言って、ちょっと遠くを見てしまう私。

 

私の願いは、叶うことはない。どんなに願っても、叶うことはない。

……なぜか、そういうことばっかりなんだよねぇ、これに関しては。

それに、あまり人に話したこともない……というか、自分で言うのもなんだが、とにかく奥手なんだとも思うよ。

 

その後は、彼女の会社の話しとか聞いたり。

今回は聞き役に徹したなぁ、私。うん、たまにはいいよね、こういうのも。

おいしいお酒とおつまみで、コイバナ……あら、これって女子会ってやつか?(笑)

 

帰りも同じ方向に帰るので、彼女が全席指定の特急の切符を取ってくれた。

 

たまにはいいね〜、こういう夜も。

 

その後、Mちゃんはあのお店、気に入ってくれたみたいで、会社の上司を連れて行くと、メールもくれた。

よほど気に入ってくれたのね、うれしいなぁ。確かにいいお店だし。

 

喜んでもらえてよかった。本当に。

ある日の一場面。

  • 2017.11.14 Tuesday
  • 08:29

仕事に復帰して1か月半になる。

まだまだリズムが取れないし、体力も精神面も不安定な状態だけれど、まぁ、なんとかぼちぼち……という感じ。

 

その日も仕事を終えて、ロッカールームで帰り支度をしていたら、Mさんという先輩も帰り支度をしていた。

「ねぇねぇ、さっき気づいたんだけれどさ」

と、声をかけてくる。

Mさん、私のアタマを見て、髪が随分生えてきたんじゃない?と。

「一瞬、帽子を外していたでしょ?その時に後ろから見ていて、あ、黒いって(笑)」

「ああ(笑)」

今は許可をいただき、医療用キャップ(ワッチと呼ばれるタイプ)をかぶっている。

たまたま、外していた時の私を、Mさんは見ていたようだ。

数か月前の、完全スキンヘッド状態の写真を、ちらっとMさんに見せたら、

「うわ、ホントにスキンヘッドだ。え、まゆ毛もないの?これ、いつの?」

「今年の6月から7月にかけてですかね。最後の抗がん剤を入れたあとだから……全身の毛が抜けますよ(笑)」

「へぇ……」

改めて、驚いているみたい。そのあとにもう一度、写真を見て、

「尼さんみたいね」

と、ふたりで笑った。

 

笑っていられるのがいい。今だから、笑えるんだよね。

 

帰り道、駅まで一緒に歩いたMさんにも言ったし、何度か書いたけれど、あんなに苦しい思いは……ほかの人にはしてほしくはない。言葉や文章にしてしまうと、どうしても軽く聞こえてしまうのが……どうしても、あの時の感覚を伝えきれないのだけれど。

もちろん、私だってなりたくてなったものじゃないし、今も再発しないように経過を見ている。抗がん剤だって、身体の中に残っているかもしれない、根本的なものを叩くための治療だ。

あんなに苦しくても、今後の自分のためだった。

 

……再発は絶対にない、とは言えないからね。

 

この間の血液検査では、問題なくクリアしている。

来月は手術から1年になるので、いつもの血液検査のほかに、CTとMRI、超音波検査が入ることになっている。

 

病気とは、怖がらずに、上手につきあっていく。

それが、1年前、病院のベッドで苦しみながらも、決めたこと。

まぁ、今更なんだけれど。

  • 2017.11.12 Sunday
  • 02:23

この数年、とある一件から、随分と自分自身が振り回されている気がする……自分に、自分が振り回されているみたいな感じだ。

もちろん、自分が原因の発端になっている部分もあるだろうけれど、でも、今更ながら……話しを聞いてほしいっていうか、こっちの話しを聞いてくれないんだなっていうか。

まぁ、もう……あきらめている部分もあるけれどね。

住み分けっていうのも、大事だと思うし。

私のほうが圧倒的に…周囲に人はいないけれど。

 

病気療養中に、いろんなことを考えた。

正直言って、だいぶショックだったなってことも多い。

あまり、療養中に聞かされる話しじゃなかったなとも思う。

ま、仕方ないわ……と、自嘲気味に笑ったりしてみる。

 

なんだかね、ホントに。

 

自分に正直になればなるほど、周囲から孤立していく。

たぶん、それはもう、仕方のないことだと思う。

どうしても……敵を作るほうが多いから。

まぁ……それを指摘してくれた友人も、自嘲気味に笑っていたっけ……

「自分も似たようなものだから」

と。

 

生きづらいなぁ……

少しの間だけでも。

  • 2017.11.10 Friday
  • 21:37

金曜日、1年ぶりにとあることを再開することになって、実際に再開させた。

しばらく前に、やはりおよそ1年ぶりに会った友人がいて、その時に、ちょっと……話題になったことでもある。

随分悩んだし、今も悩んでいるけれど、でも、いつまでも悩んでいても仕方ないし、立ち止まっているわけにもいかないから。

 

確かに、今も周囲が気になるし、怖い。

だけどね……自分は自分なんだよ。だから、自分がやりたことをやってみたい。

そりゃ、もちろん、限度はあるけれど……でも、いちいち、考え込んでいたら前に進めない。

 

昨日、友人ととあることで、あーでもない、こーでもないと色々話した。

自分は関わらないからね、なんて言いながらも、なんやかんやいって、

「やっぱり気になるんだよね」

と、一緒に考えてくれるところが、この人の優しさというか……うん。嬉しかったんだ、本当に。

だけど、ホント、不思議な人だからな、この人は。いや、それがこの人なんだけれどね(笑)

 

1年ぶりの件は、とっても……ハードだった……でも、やると決めたんだから。

今までとは違うものにもチャレンジするって決めたんだから。

……とはいうものの、ちょっとだけ…後悔していたりするけれどね(笑)

 

帰り道、友人の背中を見ながら、とあることを呟いたけれど、友人には聞こえていなかったようだ。

「え?なに?聞こえなかったよ」

今は聞こえなくてもいい。いつか、きちんとした言葉にして伝えるから。

それまでは、今回の再開させたものをやり通さないとね。

 

ああ、指関節というか、両手が……痛いわ……

月曜日が再診だから、その時に、改めて処方してもらわないとなぁ。重要な薬が終わっちゃったからなー。

 

……今夜は、少しは眠れるだろうか……

まとめて眠りたいんだよ……

なかなか抜けてくれない痛み。

  • 2017.11.08 Wednesday
  • 04:03

抗がん剤治療を終えてから半年ほどになるけれど、未だに副作用が抜け切れていない。

特にひどいのは、両手首から先の痛みだ。下手すりゃ、手首から先に痛みが走り、手をついて立ち上がるということができなかったり、文字を書く時にペンを持つことがつらかったり、ご飯を食べるときに箸を持つのもしんどい時もある。こうやってキーを打ち込むときも、角度を考えないと悲鳴をあげたり、打ち込むスピードも極端に遅くなる。

仕事柄、PCを使った仕事なので、ちょっと……この辺り、考えながらやって行かないとならない。幸い、勤務先のみなさんにはご理解をいただいているので、少し甘えさせてもらっている部分もある(ホントにありがたいです)。

未だに……痛みを緩和する薬などを服用しているなどし、8月から続いている慢性蕁麻疹の薬もあったりして……

それに、夜もうまく眠れない日が続く。どうやら、更年期というものが来てしまったようで……主治医とも、その関係での相談もするようになった。更年期障害については、手術の関係上、無理やりに閉経してしまったので、近々、来るかな〜とは思っていたのだが……まさか、軽い不眠症から来るとは思っていなかった。精神的というか、心理的な問題も少しあるんだろうな。

ほかにも、右の指先の痺れ、左脚外側の痺れと麻痺が続いているし、足の裏も少し痺れが残っている。

 

仕方ないことだとわかっているけれどね……

 

もうすぐ1年になる。

12月にはたぶん、再検査が入ってくるだろうなぁ。

毎度の再診で毎回、血液検査が入っているから、ある程度は今の状態は把握しているけれどね。

 

ああ、じわじわとおなかの傷……内臓をとっぱらっちまったあたりが痛い……疼くんだよ……

仕事から帰宅すると、やっぱり疲れているのか、家事などやることをやってしまってから、身体を横にしている時間が長い。

性格上、せっかちで前のめりなもので(苦笑)、どこかで焦りなどを感じている。早く、前の生活パターンに戻らなきゃ、とか、仕事も元の時間帯に戻さなきゃとか、スピードも戻さないと、とか……

でも、これについては勤務先のSVのひとりから言われたのだ。

 

「あなたが病み上がりなのはみんな知ってる。どれだけの病気なのかっていうのも、わかる人にはわかる。大丈夫なんだよ、焦らなくても。すぐになんて、元にもどるわけがないんだよ。誰も今のあなたを叱るとか、遅いとか言わないでしょ?怖がらなくていいんだ(笑)疲れたら休んでいい。それは、ふつうに仕事をしている人たちにも言えるけれど、今のあなたには特に大事なことだし、こうやって、うちの会社に戻ってきてくれただけでも、俺たちは本当にうれしいんだよ。いや、マジで。気にするなっていうと、あんたの性格上、気になるかもしれないけれど(笑)、でも、本当に大丈夫だから。ダメだと思ったら、休む。焦って仕事のスピードも戻すことはない。徐々にでいいんだ。まだ手術して1年にならないでしょう?無理はしない。これ、大事なことだよ」

 

このSVは男性なんだが、私が職場に復帰するのが遅いことに、とても心配してくださったおひとりだった。

職場に復帰して1か月経つが……この言葉に、救われた。ホッとしたというか……嬉しかった、本当に。

 

のんびり行きたい、ホントに。

なんで、こんなに緊張したり、焦ったりしているんだろう。

いや、緊張するのは悪いことじゃない。仕事柄、大事なことなんだけれど……でも、うまい言葉が見つからないんだけれど、バランスのとり方の問題なんだろうとも思っている。

 

あう、こんな時間になっちゃった。

もう少し寝ていたい……(涙)今度の再診の時、先生に相談しよう……

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