結局。
- 2018.03.30 Friday
- 21:53
急性気管支炎だわ、これ。
2年ぶりに風邪をひいてしまって、咳だけが残る…もともと、私はそういうタイプの風邪をひくのだが……
主治医のところに行って、気管支炎を拡張する薬、もらってこようかなぁ……仕事上、非常にしんどくて仕方ない。
咳が止まらないっていうのは、夜もつらい……ただでさえ、眠りが浅いのに〜っ!
急性気管支炎だわ、これ。
2年ぶりに風邪をひいてしまって、咳だけが残る…もともと、私はそういうタイプの風邪をひくのだが……
主治医のところに行って、気管支炎を拡張する薬、もらってこようかなぁ……仕事上、非常にしんどくて仕方ない。
咳が止まらないっていうのは、夜もつらい……ただでさえ、眠りが浅いのに〜っ!
ずっと、書きかけのまま、止まっている文章がある。
今更、それを全部消そうとは思わないし、却って、消すよりも最後まで書いたほうがいいのかなという思いもある。
もともと……好きで書き始めたものだ。
自分の楽しみのために……あとは、ほんの数人の……読んでくれている人のために。
だけど、ずっとずっと、気になってしまったことがあって、なかなか……先が書けなくなってしまった。
療養中も、何度か書いていたけれど、続きとしては掲載していない。
どうしても……消したり、書いたりしているからだ。
だけど、これでは自分の中でも、ずっともやったまま。
なんの解決にもならん。
だから、少しずつ、また進めていこうとは思っている。
……ダメだねぇ、ホント……
ふだんはあまり、気にしないようにしているのだが……
すごく凹んだ。
話しをしたい人のおひとりだけに。
やっぱり、自分は、向いていないんだなぁ……(ため息)
先々週だったか…出かけた先で、後頭部を強打したのは書いた通り。
幸い、今のところ、異常はないようで……ホッとしているところだが、主治医のA先生からの注意事項もあるので、もう少し様子をみていようとは思っている。
それよりも、今は咳がしんどい状態。
もともと、風邪をひくと、最後の最後まで咳だけは抜けなくて苦労していたけれど……本格的な風邪をひくのは2年ぶりで、すっかりそのことがアタマから抜けていた。もう、苦しいのなんの。昨日も、会社のロッカールームで七転八倒する咳き込み具合。幸い、誰もおらず、帰宅する前だったので……なんとかその場で収めてから、着替え直し、のどを保護する意味でも大嫌いなマスクをしっかりして、電車に乗った。
とにかく、マスク大嫌いなのよね、自分……でも、うたうようになってからは、それでも……自分のためというのもあったし、一番は今の病気に罹患してからなのかもしれない。まさか、ここまで苦しくなるとは思わんかったわ……A先生にも、それなりに「予告」もどきをしてもらっていたけれど。
しばらくサボっていた、夜の「ほうじ茶」習慣も復活させることにした。
あったかい飲み物を飲むのは、のどを温めることにもなるし、気管支の助けにもなる。
早く体調を立て直し、仕事にも戻りたいし、何と言ってもフィットネスクラブへも行きたい。
焦ることはないだろうけれど、治りが遅くなっているのは否めない。
元気でいたい。
顔を上げて、前を向いていたい。
その気持ちは大事だと思うけれど、でも、気持ちだけが空回りしていないだろうか、自分……
そうやって、今まで何度も何度も、失敗してきているはずなのにね。
なかなか……うまくいかないものだよねぇ……
自分の心に正直になったら……
今の周囲の関係が壊れてしまうことも多数、あるだろう。
でも、話しをさせてもらいたいなっていう人もいるんだけれどね……難しいかな。
色々……考えたけれどね、ある意味、袂を分かったような形になってしまったのが、とってもせつないんだよ、本当は。
5月半ば、1年半ぶりのライブに出演させてもらえることがほぼ、決まった。
どんなセトリにしようか、それはもう少し考えるけれどね。
どうなるかなぁ…どうしようかなぁ……
こういうことを考えられるようになるまで、1年半……長いようで短いようで……
またうたえるときがくるとは思わなかったよ。
ヴォイスレッスンを再開したのは、家でじっとしているのも嫌だということもあったし……まぁ、ほかにも色々ある。
いろんな考えが浮かんでは消えていく……
だけど、まぁ……いいことなんだろうな……うん。
2年ぶりに、本格的な風邪をひいてしまったため、フィットネスクラブへ行くのは、今週はちょっとお休み。
その代わり、ヴォイストレーナーの先生に教えてもらった細かい部分での「やってみる」ということを整理して、ちょいちょいとやってみている。
先日のレッスンの日、色々と体力づくりというか、カラダのメンテナンスの話しになって、先生からこれまた色々とアドバイスなどをいただいたのだが、その中で改めて感じたのは、
「プロってすごいなー」
ということだ。
いや、当たり前のことを毎日毎日、繰り返し、いつでもレコーディングなどに出られるよう、のどの調子や体調などを整える……ライブ出演の前には、逆算して、それまでにカラダの調子を整えるというのを聞いた時、少し言葉に迷ってしまったのは事実だ。
もちろん、今までもレッスン中は先生の言っていることをひと通りやってみたりしたのだが、どこかテレがあるというか……遠慮してしまう部分というのがあって……それは今も変わらないけれど、でも、とりあえずは、その場でやってみようという、気構えがちょっと違ってきた気がする。
「ようやく……かなぁ」
と、不意に先生が言った。
「はい?」
「いや、僕が言ったことを、その場でとりあえずやってみてっていうと、今まではどうしても理屈で考えてしまっていたでしょ?(笑)でも、最近は、とりあえずやってみるというところが見えて来たっていうか、僕がやってほしいことを、まずはやってみるっていうのが、見えてきた気がするんだよ。レスポンスが早くなったっていうのかなぁ」
と、先生、笑う。
まぁ……ね……色々……悩んだ末の、ヴォイスレッスン再開だったこともある。
でも、教えていただけるのであれば、私もそれに応えるっていうか、しっかり、ついていくのが当たり前のことだと、改めて思ったからというのもある。
私はプロになるわけじゃない。でも、この先、趣味としてもうたっていきたいし……何かひとつ、やりたいことをやってみるというのは、今の私にはある意味、必要なことでもあるから……
この先、改めて色々なことを教えてもらうことになった。
課題曲も数曲、決めた。そして、私の弱点でもある「楽譜読み」「譜面読み」がある程度、できるところまではなんとか、持っていくということも目標になった(ウチの先生、譜面読みを教えるのは得意なんだそうだ)。
できれば……私は、この先生とのご縁を切るということはしたくない。
大好きな師匠のもとでうたい続けていたい。
そのためには、私も教えていただけることは、遅くてもいいから、きちんとついていくべきじゃないのか。
周囲の人が何を言おうと、やっぱり、うん。
精神的な部分では、かなりデリケートな、私のヴォイストレーナー。
時には子供のように、またある時は女性のような優しさもあって、でも、やっぱり大人の男性で……非常に不思議な雰囲気を纏った方でもある。この方のうたう声はもちろんだが、おしゃべりしているときの声も、私にとっては「魔法の声」だ。聞いているだけで、安心できる。
私たちのような一般の人たちにはもちろん、プロの歌い手さんたちにも教えていらっしゃる方であり、ご本人もスタジオシンガーとして、いろんな方のレコーディングなどに参加されている。
そういう方に出会い、教えていただけるのは、いちファンとしても幸せなことなのだから。
「うたうために、カラダを鍛えるというよりも、まずは体調を戻すためというか……メンテナンスですねぇ、私には」
「それそれ。もう少し痩せましょうか(笑)」
「あ、やっぱりそうですよね…(^_^;)」
通い始めたフィットネスクラブの話しでも、色々アドバイスをしてくれる。ホント、嬉しいし、ありがたいことだ。
「プロになる人じゃないとは言っても、真剣に習いたいって、あなたが言ってくれたからだよ?いいことなのよ、なにかひとつ、目標を決めて動くっていうのは」
そう言って、先生はまた、微笑んでくれた。
次回までの宿題と、次回の持ち物……えーっと、ああ、何十年ぶりか、五線譜のノート、買おうとメモをした。
焦っても仕方ないよ。
私は、ほかの人よりも断然、覚えるのが遅いんだから。
だけど、焦っても……いいことなんてない。
そう、自分に言い聞かせて、これからもヴォイスレッスンは続けていく。
人を励ますのって難しい。
ため息をついて、辛そうな友人を見て、ココロが痛くなる。
でも、うまい言葉が出てくるわけでもなく、たとえ言葉が見つかったとしても、それを話してもいいのかどうか……
気の利いた言葉を言えるわけでもなく……ただ、それを見ていることしかできない自分が情けない。
ごめんね。
だけど、心配しているのは事実だから、それだけは伝えたい。
だから、必死に言葉を選んで、相手に伝えること……それが、今の私にできる精一杯のことだ。
友人とふたりで某所へ足を運ぶ。
で、不意に……だったけれど、その友人が、思いがけないものを見つけ、笑顔になったのを見て、私はハッとした。
「ありがとうね」
そう言って、友人は笑顔になった。ほんの些細なことだったけれど……
でも、嬉しかったんだ、それが。
少しでも……一瞬でも、励みになれば、嬉しい。
あなたは、あなたの居場所を見つけることが出来たんだな。
最近、特にそう思うよ。それはそれで、良かったと思う。
だけど、あなたが私に過去に言った言葉、私は忘れてはいないからね。
その場所へ足を運ぶことは、たぶん、ないだろう……それくらい、やはり聴きたくない言葉ではあったのだ。
今の病気に罹患してから、ほとんど、人に会うことはない。
というか、会うのもなんだかなって思っているし……会いたい人はいるけれど……どういう顔をしていいのかわからない。
話しをすればわかることも多いとは思うが、向こうさんにその気がなければ、無理強いはしない。
それでも、遊んでくれる人はいて(ホントにありがたいことである)、ちょいちょいと顔を合わせている人は何人かいるが、それも本当に数える程度だ。
私は私だと割り切ることが出来ている部分と、できていない部分があるんだろなぁとも思っている。
自分の居場所かぁ……過去にも、そんなことを書いた覚えがあるな。
数日前に、小さなライブハウスへ足を運んだ。
こういうところへ出かけるのは、病気に罹患して以来。なかなか、足が運べないという理由もあるのだが、なんとなく避けていたというのも事実だ。
そこで会ったのは、かつて、何度か同じステージで一緒させてもらった、歌い手さんである。
元気そうでなにより。そして、うたも上達していた……いや、こういう言い方はよくないのかもしれないが、でも、確実に上達しているのがわかった。
「ねぇ、うたおうよ。あなたのうた、久しぶりに聴きたいよ」
そう言ってくれた仲間に、私はすぐには「Yes」とは返事ができなかった……
帰りの電車の中で……ふと、浮かんできた言葉があった。
「あなたには、ずっとうたっていてもらいたいなぁって、本気で私は思っているのよ」
大事な人からのメッセージ。
ずっと、胸の中に収めている大事な言葉。
これ以外にも、本当に大事にしている言葉がある。
うたいたい……うたいたいんだよ、本当は。ずっとずっと……そう思ってる。
自分の居場所を探している……ずっと。
私の居場所はどこだろう。
私の立ち位置は、どんなところにあるのだろう。
そんなことを考えてしまう……
「早めに、どこかで復帰ライブに出ることを考えましょうね。それが、モチベーションにもなるから」
涙が出てくる。
あの人の言葉は、あの人の声は……優しいから。
今の病気に罹患する少し前から、眠る時間というのが極端に短くなっている。
一番ひどい時は、まったく眠れない日が数日、続くこともあった。そのころ、勤務していた会社でとんでもないめに遭ってから、完全にココロが不安定になってしまい、今もその影響が少し残っている。
当時、あまりにも不安定な私を心配してくれた友人夫婦が勧めてくれたこともあり、心療内科に通うようになった。
現在は、主治医がいる総合病院の心療カウンセラーのKさんと話しをすることが増えた。もちろん、がん治療の影響が、今もあることは否めない。がん治療での「心理的な揺れ」も、眠れないもののひとつだと思うし、実際にそうだとも言われている。
今でも、時には眠れず、たとえ眠れたとしても、眠りが浅く、2時間もしないうちに目が覚めてしまうということがずっと繰り返されている。一昨年、入院した時に処方してもらった導入剤は、それまで飲んでいたものと同じものだったのだが、昨年から少し効き目が長く続くものを処方してもらっている状態だ。
主治医は、
「お守り代わりだからね」
と言っているし、実際、飲まなくても眠れるときもあるのだが、やはり眠りの質はあまりいいとは言えない……
カラダを動かすようになって、まだ数日。
慌てる必要性もないが、逆に精神面が妙な興奮状態になり、眠れないという、困った現象が起きてしまった。
フィットネスクラブのトレーナーさんに話しをしてみたら、
「あー、そういうのもあるみたいですね。だけど、まだリズムが出来ていないからだと思いますよ。焦らないで、ゆっくり、いきましょう」
という返事が来た。
ま、このあたりは神経質になっても仕方ないと、自分も思っている。自然の成り行きに任せるしかないだろう。
それでも……どうしても「眠りたい」「寝た」という実感が欲しい時は、導入剤を飲むことにしている。
そういう年齢になったんだな……と、思う。避けて通れないものだとも思っている。
抗がん剤治療が始まった時に、
「ストレスを溜めないこと」
と、主治医と看護師さんから注意をもらった。
仕事を再開するときにも、これは再三、注意を受けた。もちろん、今もそれは同じことで、それなりに……自分としては、かなり自由にやらせてもらっていると思う。勤務している会社や所属している派遣元にも、ご理解をいただいているのは幸いだ。
私は、ストレス発散が苦手らしい……周囲からは、ストレスがないように見られることも多いが、それが却ってストレスになるという悪循環がある(笑)これ、わかってもらえるかなぁ……
私は精神的には、決して強い人間ではない。
カラダを動かすようになったことで、少しではあるが、カラダそのもののストレスは発散できるだろうか。
今まで動かさなかった分をゆっくり、メンテナンスしてあげることで、少しでも、自分が精神的にラクになる方法を見つけてやりたいとも思う。
寝たい、眠りたい。
寝たという実感が欲しい……
切実なんだよなぁ。
あれから7度目の3月11日。
あの時も、今も、私はテレオペの仕事をしている。
去年の3月11日は、療養に入ってしばらくしてからだったけれど……
テレビやマスコミが騒ぐからではないが、でも、忘れてはならないことではある。
地元の人たちは、そっとしておいてほしいけれど、だけど、震災のことは風化させてはならないと思っている方もたくさん、いる。
バランスが難しいとは思う。
私も、この先も、今まで通りでいると思う。
病気とうまく付き合いながら。
7年前、一緒に仕事していた人たち、今は何をしているんだろうな……