いやはや。

  • 2018.11.27 Tuesday
  • 23:44

仕事を終えて、電車を乗り継いで帰宅して、なんやかんややっていると、23時を過ぎてしまう。

 

まぁ、仕方ないんだけれどさ……

 

それでも、仕事をしていて早退するということはだいぶ減ってきた。

この数ヶ月は、なんとか勤務時間をこなせるようになってきている。

ごくごく、当たり前のことなのに、それがなかなかできなかったし、今も正直、決して万全とは言い難い。

それでもなんとか……うん。

 

ま、経験者じゃないとわからないよ……

 

いつまでも引きずっているわけじゃないけれど、忘れてはならないこともあるのだ。

少しずつね。

  • 2018.11.25 Sunday
  • 08:46

少し前までは、会社へのお弁当は、主に店で買ったもので済ませていたことが多いのだが、ようやく、包丁をある程度の時間、握っていても大丈夫ということがわかりつつあるので、作れるときは作っている。

まぁ、節約も兼ねている。少し余裕があれば、勤務日の前日の夜に仕込んでおいて、残りは朝ごはんを作りながら……とか。

 

先日、実家から新米が送られてきた。

我が家で、末弟が一生懸命に面倒を見てくれた田んぼから収穫されたものだ。

まだ炊いてない……もう少し楽しみにとっておこうと思ってる。

やっぱりね、新米は最初にどうやって食べようかっていう楽しみがあって……最近、やっていない、おいしいたまごかけご飯にしたいなーって思っているんだが、そのための「たまご」を探しているところ(笑)

たまごかけご飯も、病気で療養中には避けていたもののひとつ。とにかく、火を通していないものは徹底的に避けていた。

気を付けるに越したことはないのは、今でも変わらない。主治医からも注意をうけているので、体調と相談しつつ…というところだろうか。

勤務先に復帰してから、久しぶりに食べたけれど……おいしかったな。シンプルに白飯と新鮮なたまごと、おしょうゆだけ。ほかは何にもいれない。アレンジメニューはそのあとに楽しめばいいのだ。

 

ちなみに、先日のお弁当は、チャーハンの素を使った焼き豚チャーハンがメインで、野菜(キャベツとキュウリ)、シウマイ。

これに、インスタントスープを付けたもの。ただし、分量は格段に減っているけれどね。

料理を作るのは嫌いじゃないので、まぁ、楽しみながら作るように心がけているつもりだ。

毎年のことだが…

  • 2018.11.22 Thursday
  • 23:40

今年は晩秋になっても、異様に気温が高く、なかなか一桁に行くことも少ない。

北海道での初雪観測もかなり遅くなっているようで、これでホントに冬がくるんかいなと思っているのだが……

「冬なんていらない、寒いの苦手」

っていう人がいると思うが、それを言えば私は、

「夏なんて大嫌いだ、暑さと湿度の高さは苦手だ」

になるので、まぁ、そこはお互い様ということで。

 

で……冬が来るということは、必然的に雪が降り、積雪もあるし、路面凍結もあるわけで。

私の仕事柄、毎年書いていることがあるが、今年も書いちゃうぞ。

 

雪道、凍結した路面には、スタッドレスタイヤ!(もしくはチェーンなどの滑り止め)必須!

ノーマルタイヤのままで走行するのは法令違反!

雪道や凍結した道路を走るのは、雪国の人間でも慎重になる。

クルマが四駆だからと過信しない!四駆だからこそ操縦に気を付けるべき!

昼間、溶けているから大丈夫と走行する人も多いが、日かげは「ブラックアイスバーン」状態になっていることがほとんどで、これは本当に怖い。急ブレーキなんぞかけたら、即、スリップするよ。

急ハンドル・急発進は、雪道でなくとも危険。

地方の方も、地吹雪状態なったら、無理をしないでほしい。

クルマの中で待機するのは大変かもしれないが、何も見えない状態で外へ出るほうが危険。

道路情報などは常にチェック。

国道、または高速道などの自動車専用道路は、電光掲示板やハイウェイラジオなどがあるので、それを活用してほしい。

たとえ、ふもとに雪がなくても山の上や峠道は凍結している、または積雪していると思っておいたほうが無難。

 

「危険予測」っていうの、自動車学校や教習所などで教えてもらわなかった?

これは雪道だけじゃなくて、クルマやバイクを運転する人は常にこころがけていないといけないはず。

 

毎年、テレビやニュースで注意喚起しているのにも関わらず、必ずノーマルタイヤで走行しているドライバーがいる。

それで事故ったり、故障したりするのは自己責任。

クルマ・バイクを運転するというのは、それだけ責任が重いというのを、もう一度考えてほしいなって思う。

自分はもちろんだが、周囲に迷惑がかかるのだよ。ちょっと考えればわかりそうなものでしょ。

クルマやバイクは便利な乗り物だけれど「機械の塊」「精密機械」であることも忘れずに。

 

いつだったか、凍結した路面にノーマルタイヤで朝、仕事に行こうと走り出したら大渋滞にはまって、見知らぬマンションの駐車場に勝手に駐車して、それをロードサービスで、自宅まで運んでおいてくれ(本人は仕事に行っているから現場にいない)という依頼があったけれど、これはどの損保会社のロードサービスでも、あのJAFでも「承れません」だからね。便利屋じゃないんだから。

 

ここからは、あくまでも個人的な見解であるけれど。

 

タイヤ交換。

自分でできる人はいいが、出来ない場合はディーラーさんやガソリンスタンドさん、自動車修理工さんなどでやってもらうことも多いと思うが、料金もそこそこ、かかる。季節になると交換するために予約を入れるのも必須。これ、きちんとやっておいたほうがいいよ。ディーラーさんなども大忙しになるから、事前に問い合わせしておけば慌てずに済むし、予約も入れやすいと思う。

ちなみに、JAFだと、会員でも4本交換で7000円くらいかかるし、非会員は2万近くかかる(基本作業料や出張費みたいなものを含める)。詳細はJAFの公式サイトで確認を。簡単に料金を調べられるから。

もし、自分たちでタイヤ交換をするときは、自宅の駐車場、もしくは広い場所で作業してほしい!稀に、道路でやろうとしている無謀な人を見たことがあるが、非常に危険だから絶対にやめてね(これは、ふだんのパンクでのタイヤ交換でも当然のことだよ)。

 

自分もクルマを運転しているからわかるんだ。

でも、これだけのことをやっていたんだよなぁ、自分は。今は実家にクルマを置いてきたけれど、実家にいた時は、そろそろ初雪が舞うなぁってころに、庭で、父と末弟と私でタイヤ交換したものだ。当時、末弟はガソリンスタンドに勤務していたから、そういう作業はお手の物だったし、父はクルマ好きだから、当然のごとくやっていたし。田舎じゃ生活必需品だし、ひとり一台の世界だからな、クルマって(我が家は多い時には、6台もあった……父の仕事用小型トラックなども含める)。

 

あー……これからの季節、雪道スタックやスリップ、落輪とか……増えるんだろうなぁ…

いらんモノが増えたな〜…

  • 2018.11.21 Wednesday
  • 23:15

最近、本当に最近、ぼちぼちと部屋の中を片付けている。

モノが多い部屋……しかし、片付けが非常にヘタなので、まずは少しずつ……いらないものを思いきって捨てるということを、今は心掛けている。

そのおかげで、ミニキッチンの周辺は随分片付いた。まぁ、まだまだではあるのだが、それでもだいぶ違う。

 

あとは、洋服の類だ。

着ないものが格段に増えた……(苦笑)

で、思い切ってこちらも「断捨離」真っ只中である。

 

ごみの日が来るたびに、少しずつ出している。

一度に出すと大変なことになるので……

もちろん、きちんと分別している。

 

色々……思うこともあるけれど……

まぁ、少しずつやっていくしかあるまい……

行ってみたいところ。

  • 2018.11.18 Sunday
  • 21:43

砂漠のど真ん中とか、森の中とか、海のど真ん中とか。

とにかく、人工的な音や光がない、静かな場所へ行ってみたい。

何が見たいのかというと、夜空を見てみたいのだ。

 

ネットかなにかで、時々、綺麗な夜空の画像があったりすると、それをしばらく眺めていることが多い。

宇宙の画像も好きだ。星空なんて、最高じゃないか……

 

今の日本だと、どうしても、人工的な光・音に囲まれていて、落ち着かないというか、星もそれほど見えるわけじゃないし。

そういえば、ブラックアウトした北海道地震の時に、夜空を映した画像がtwitterなどでもみられたけれど…少し失礼なことかもしれないが……あれも見事だったなぁ。撮影した人のコメントも、

「こんなに綺麗な夜空を見たのは初めてだ」

と書いてあったのも印象的だった。

 

いつか、綺麗な夜空を、この目で、自分自身の目で見てみたい。

 

……疲れているんだろうな……

じわっと涙がにじんでくる。

かなり不安定になっているなぁ……

懐かしいラジオ番組になりつつあるなぁ…

  • 2018.11.17 Saturday
  • 22:37

かつて、JFN系のラジオ番組で、21年という長きにわたって放送されていた番組がある。

『サントリー サタデーウェイティングバー アヴァンティ』。

この番組名を聴いて、懐かしいと思った方は、たぶん、私とそれほど年齢は変わらないか、それとも年上の方が多いと思う。

 

2013年3月31日付の当ブログの記事 http://colorofsky.jugem.jp/?eid=251 を読んでいただければ幸いなのだが、本当にこの番組が終わってしまうと知った時、なにがなんでも、このラストイベントに行こうと思い立った。

確か、当時は色々あって、私自身は……仕事を休んでいたと思う。初めて、東京ミッドタウンという場所に行ったんだよなぁ。すっごい寒い日でね……幸い、私は建物の中でこのイベントを見ること(聞くこと)が出来たんだけれど、とにかくすごい人数が集まったんだよね。たぶん、主催者側も驚いたと思う。外にまで人がびっしりと……

「寒くない?大丈夫?」

と、「教授」が外にいる方に声をかけていたっけ。

 

色々言われていたけれど、やっぱりこの番組、面白かったんだよなぁ。

制作には、あのホイチョイ・プロダクションズが関わり、出演者も個性的だったし、内容もその当時の流行りモノやら話題のものだけにとどまらず、古今東西、とにかく幅広いネタで楽しませてくれた。

毎週土曜日の夕方に、この番組を聴くのが、当時、実家に暮らしていた自分の楽しみのひとつでもあった。仕事帰りのクルマの中で聞いていたこともあるし、録音しておいて聴くことも多かったし…ホント、懐かしい。後年は、ポッドキャストも利用させてもらっていた。

 

この当時、今も毎年8月に行われている「麻布十番納涼祭り」にも、アヴァンティは出店してくれていて、私自身も2度ほど、足を運んだことがあって、「教授」にお目にかかったこともある。とにかく、本当に優しくてねぇ。ダンディで、スマートで…本当に素敵な「紳士」だった

それから、カクテルブックやCDも出されたが、そのうちのいくつかは、私も持っている。

あと、アヴァンティオリジナルのエプロン。今も大事にしているんだよ。アヴァンティのロゴが大きく刺繍されていて、丈夫にできているんだよ。とある場所でこのエプロンをしていたら、

「あ!アヴァンティじゃないですか!!」

と、声をかけてもらったこともあったな。知っている人は知っているという感じがして、すごい嬉しかった。

 

でも、実はまだ、仙台坂周辺って行ったことがないんだよね。

そのうちに、ふらっと……行ってみようかと思っている。

もしかしたら、アヴァンティが見つかるかもしれない、「教授」と、すれ違うかもしれない……

 

きっと、今も「東京イチの日常会話」が、かわされているんだろう。

それを聴きに通う「教授」、「いつもの」カクテルを飲みながら……

私はそう、信じている。

疲れた…

  • 2018.11.15 Thursday
  • 23:02

久々、かなりしんどくて…精神的に。

体力面は、まぁ、仕方ない部分もあるので、このあたりはあきらめもつくが、精神的な部分では、もう、どうしようもないことも多々、あったりするわけで。

精神的な揺らぎというか……高低差がかなりある。

自分でもまだ理解できている分、いいのかもしれないが……

 

仕事の帰り道、いきなりボロボロと泣き出したりとか…

これは間違いなく、マズい傾向だ。

 

また、いつもの病院の、カウンセラー・Kさんのところへ行こうかなぁ……あ、でも来週はスケジュールが組めないかもしれないな……いいや、明日、Kさんに連絡をとってみよう。それで決めればいい。

 

これを打ち込んでいても、涙があふれてくる。

今日は寝よう、うん。

ニンゲンの不思議なところ。

  • 2018.11.14 Wednesday
  • 23:23

抗がん剤の副作用の中で、避けて通れないもののひとつが「脱毛」だった。

初めて投与されてから14日目にして、ぱらぱらと髪が抜けてきて、その後、引っ張るとごそっとまとめて抜けていく。

さすがに私も一応、オンナだから、自分の髪が抜けていくサマは、泣くしかなかったんだけれど、まぁ、その分、楽しんでしまえという気持ちも大きくて、最終的に昨年の5月〜10月くらいまでは、ものの見事にスキンヘッドだった。

ついでに書いてしまえば、眉もまつ毛も、下世話な話し、アンダーヘアも腋毛も……ありとあらゆる「毛髪」が抜け落ちてくれた。治療とはいえ、化学療法の薬の恐ろしさというか、それもまのあたりにしたし……徐々に抜けていく髪を、毎日撮影していたし、スキンヘッドになった自分も撮影して、今もスマホの中に保存してある(笑)

人間の身体の不思議というか、とにかく、まぁ、めったに経験できないことだ(そこかよ、自分)。

 

おかげさまで、今はまゆ毛もまつ毛も生え揃っている。が、腋毛は、まだ薄い(^_^;)まぁ、お手入れがラクといえばラクである。

 

ところが困ったことがひとつ。

それは、頭髪なんだが……これがまた……薄いのだ。薄くて、細くて、コシやハリがないんだわ

もともと、病気をする前から髪が細くて、コシやハリも弱かったけれど、それにしても、なのだよ。

2度ほど、カットに行ったけれど、特に前頭葉の髪が短いんだな。笑ってしまうくらいに短い。

そして、相変わらず、髪が抜け落ちる。人間の髪は毎日100本以上は抜けるそうだが、なんだかそれ以上に……という感じ。

手足の痺れなどが取れていない=抗がん剤が完全に抜けていない状態なのかもしれないが……爪の下の皮膚の色も、まだ黒い部分が残っているし。

 

年齢の割には、白髪は少ないのが幸い。

実年齢を言うと、美容師さんが、

「え?ホントですか?」

と聞き返してくるくらいだから、よほど白髪が少ないと思う。確かに、鏡で自分の髪を見ても、白いものは少ないし、白髪染めも一度も使ったことがない(これを言うと、数少ない友人たちがすごいうらやましがる)。

 

まあ、この先、どうなっていくかはわからない。

今の病気が再発しないとも限らないし……そうならないように、今は通院しているわけだけれどね。

 

だけど、ホント、ニンゲンのカラダって不思議で、面白いと思うよ。

冷えてくると。

  • 2018.11.13 Tuesday
  • 04:16

両手の指関節の痛みが増して、指先の痺れが酷くなる。

これは、もう2年前の手術時からのどうしようもないことのひとつだ。

特に、全摘手術をしてからの冬季の療養時、手足の冷えが大敵で、抗がん剤投与直後からの一週間が特に苦しくて、泣きながら痛みと副作用に耐えて、それでもと思って、おふとんの中で、手を揉んでいた。この時に電気あんかも新調して、加湿器も新調。それでも、手足の冷えはかなりしんどくてしんどくて……なかなか暖かくならなかったことを、今でもよく覚えている。思い出すと涙が出てくるくらいに辛かった。

夏場もクーラーの冷たさはかなり堪え、今年は特にしんどかった。暑さと湿度の高さにはとことん、弱いので……本当にこれまたしんどかった。

 

これからの季節、また冷えが大敵になってくる。

現に今、かなり指先が痺れ、手首から指先にかけての関節も痛い。特に利き手である右手が酷い。

仕事中にも、手首に巻くカイロや指先があいている手袋などが必須になってくる。これは、去年、復帰した時に色々とお願いしたことであり、今現在もワッチキャップをかぶって仕事をさせてもらっているくらいだ。

それくらい、体調は変化してしまっている。

SAS(睡眠時無呼吸症候群)の治療を始めてから、朝の目覚めなどは随分ラクになったし、気分的にも上向きになっているが、しかし、痛みと痺れと冷えはどうしようもない。自分で防御するしかないんだよなぁ。

 

……とにかく、身体を温めてから、おふとんに入ることにしよう。

焦っても仕方ないし、死ぬまでのお付き合いなんだからね。

ひとり飲みも悪くはない(笑)

  • 2018.11.11 Sunday
  • 23:58

病気療養中には止められていた、アルコールの摂取だが、確かに酔いやすくなっているのは事実だ。

主治医にも言われているけれど……無理は禁物。禁酒されているわけではないので、気が向いた時に、お気に入りのお店に行って、ひとりで軽く飲んでくる、ということが、楽しみのひとつでもある。

あまり量が飲めるタイプでもないので、まぁ、悪酔いすることもない。ぐでんぐでんになるまで飲むっていうのは、私の美学に反するからね。

 

となりの街に、お気に入りのパブリックバーがある。

もともとは、とある方からの紹介だったのだが、一度行ったら、ものすごい気に入ってしまって……

営業時間は、15時から翌朝5時くらいまで(始発くらいが目安)、ほぼ年中無休というお店で、クラフトビールが常時、20種類以上、用意されているという、ビール好きにはたまらないお店でもある。

もちろん、ビールだけではない。ワインにウイスキーやスコッチなどがずらっと揃えられていて、基本のカクテルも作ってもらえる。料理も凝っているものが多く、そしておいしい。このお店を経営している会社のメインシェフが、もとは都内某所で料理修行を長くしていたそうで、料理もなかなか、侮れない。

 

その日は、少し早めにお店に行ってみることにした。

「いらっしゃい……あれ?久しぶりじゃないですか」

とは、バーテンダーのおにいさん。金髪の、ちょっと童顔の彼は、仕事柄もあるのだろうが、お客様の顔を覚えるのが得意だという。

「こんにちわー。うん、明るい時間帯に来るのは初めてだよ(笑)」

「そうですよねぇ。いつも22時過ぎにいらっしゃるのに、めずらしいなとも思いましたよ」

先客は、20代後半と思しき女の子がひとり。この子にも見覚えがあった。向こうも気づいてくれたのだろう。ニコッと笑ってくれた。

「今日は、どれからいきましょうか」

と、メニューを出してくれながら、おにいさんが声をかけてくれる。

「ほんじゃ、ヒューガルデンのレギュラー(サイズ)、お願い」

「かしこまりました」

ヒューガルデン・ホワイトは、ベルギービール。飲み口が軽くて、スッキリしているのが特徴。苦みもあまり感じない。本当は同じヒューガルデンでもロゼがあればよかったのだが、ロゼのドラフトは、なかなか入ってこないらしい。こないだ、飲めたのはラッキーだったのかも。

ヒューガルデンのロゴが入ったグラスになみなみと継がれた、黄金色のビール♪おいしいのよねぇ……

おつまみは、定番のフィッシュアンドチップス(ハーフサイズ)。

「今日のフィッシュはスズキですよ」

「お〜♪」

このお店のフィッシュアンドチップス……特にフィッシュは、その日、市場で仕入れられるものを選んでくるので、どんなおさかながくるのか、すごい楽しみなのだ。ふわっとした舌触り、サクッと食べられるフィッシュに、少し小ぶりなフライドポテト。ケチャップかバルサミコ酢、またはタルタルソースを少しつけていただく。

店内は、まだ静か。でも、20時くらいになると、程よくお客様が入っていて、賑やかなんだよなぁ、このお店。

持って行った、とある小説の文庫を開き、ぼんやりと読みながら、ヒューガルデンを飲んでいたら、あっという間に飲み干してしまった。おっとっと……(笑)ま、レギュラーサイズだったしなぁ。

「そういえば、ささきさん(仮名)、黒ビールお好きでしたよね?」

「うん」

「サンクトガーレンさんって知ってますよね、厚木の……」

「ああ、地ビールの会社」

「そうそう。そのサンクトガーレンさんの、黒糖スイートスタウト、今日、入ってきたんですが、どうです?結構、女性にはウケがいいんですよ。黒ビール好きだったら、ぜひおすすめしたいものでもあります」

「おー!」

それはまたラッキーなことだ。サンクトガーレンさんのフルーツビールは、私も大好き。特に湘南ゴールドビール(春夏限定)!

おにいさんオススメということもあり、これまたレギュラーサイズでオーダーした。

お店の名前が入ったグラス…初めて見たわ。

エールの種類によって、グラスを変えてくれるので、これもまた、楽しい。

「いただきまーす……」

まずは、香り。おお、黒糖だ、確かに、この香りは黒糖。なんでも、沖縄産の黒糖を使っているとか。

おそるおそる、ひとくち、飲んでみる。黒い液体が舌にのった瞬間、思わず唸ってしまった。

……いや、これ、おいしいわ!香ばしい味、黒糖だけれど、甘ったるくはない味で、これは確かに女性にもウケそう。

と、スッと目の前に出してくれたのは、氷入りのグラス。チェイサー。私がすいすいと飲んでしまっているので、おにいさんが心配してくれたみたい(笑)もともと、それほど強いわけじゃないというのを、彼はしっかり、わかってくれているのだ。こういうところも、すごくありがたい。

あまりにもおいしくて、ぼけーっとしていたら、正面玄関のドアが開いて、お店のスタッフのひとり、Mちゃんが出勤してきた。

「おはようございまーす。あ、ささきさん、いらっしゃいませ。ひさしぶりですね!」

「おはよう。うん、先月は来られなかったからさ〜」

それから、先客の女の子と私、バーテンダーのおにいさんとMちゃんで少し話しに花を咲かせる。

「来週、ウチの副店長が誕生日なんで、よかったらその日、遊びに来てくださいよ」

「え?そうなの?」

「副店長、会ったことありますよね?」

「うん」

……みんな、私よりは若いだろうけれど(副店長は同世代)、でも、穏やかで気さくな方ばかり。だから、このお店、気に入ったんだよな。こういうお店は、なくしたくないよなぁ……

 

ちなみに、このお店、都内にもいくつか店舗がある。

別名義のお店も持っていたりもする。まぁ、よくある形態の飲食店の会社だ。

 

「ごちそうさま」

「お帰りですか?」

「うん。今日は早めに来て、早めに帰って、ゆっくり寝るよ」

「いいっすねぇ」

お会計を済ませ、あいさつをして、ドアを開ける。

少し気温が低いかな。やっと、秋らしい……11月らしい気温になろうとしているんだろうか。

 

このお店、駅から歩いて3分もしないところにあるお店でもあるので、すごくありがたい。

 

また近々、飲みに行こう♪

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